しかもお気に入り100突破ですよ!!
うれしくないわけがない
皆様本当にありがとうございます
これからもよろしくお願いします!
というわけでおフランスです
初めましてフランス
レイシフトは無事成功し周囲の景色に言葉を失った。見渡す景色には緑が映えている。ウルクでは決して見ることのできなかった景色、いや森はあったけどフンババがいてあまり近づかなたったんだよな。あれ相手にできるの王サマとエルキドゥだけだったから。俺だったら間違いなく死ぬ、最低でも五回くらい。まあもう死んでるけど
マスターもマシュも周囲の景色に夢中になっている。
だというのに
「あれなんだよ」
上を見上げればどこまでも続く青空に白い雲が浮かんでおり地上の緑も相まって絶景と呼べるものの中に浮かんでいる光の帯
カルデアの観測によるとあれはとてつもない熱量を持っているものであるということ
この特異点に関係しているのは間違いない
とはいってもアレに対しては打つ手がないので今は放置だ
とにかく今は情報収集に専念すべきだろう。
「というわけでマスター、あそこにいる兵士たちとお話ししようぜ。話してくれたらそれで良し、そうでないならその時はその時さ」
「ウルガルを行かせるのは不安だから俺とマシュがいってくるよ」
「そうですね。ウルガルさんですと最悪の場合戦闘になりかねませんから」
「おい、俺を何だと思ってるんだ」
「
「今なんかおかしくなかったか?」
「シミュレーションルームのこともう忘れたんですか」
「すみませんでした」
フランスへとレイシフトする前にスカサハに俺の実力を見てみたいといわれたためシミュレーションルームで軽い模擬戦闘を行ったのだが、途中からお互いに昂揚した結果部屋が半壊してしまったのだ
「あれは私としても不本意だった」
スカサハがそう言うが被害状況からすると4:6でお前のほうがやらかしてるからな
「まさか途中でとめられるとは」
そっちかい
部屋を壊したことに対して罪悪感はないのか
「まあ確かに不完全燃焼ではあるな」
『だめだこの二人、早く何とかしないと』
ロマンが何か言っているが無視だ無視
その後、マスターたちが兵士のもとへといっている間に俺とスカサハはロマンから小言を言われ続けている中で
「GYAAAAAAAA」
人のものでも、現地に生息している獣のものでもない声が聞こえる
それの正体に驚きを隠せないでいるロマン
それもそうだろう。本来ならこの時代のフランスに存在しないものなのだから
ワイバーンの群れが近くに見える砦を襲っていた
マスターと合流し砦へと向かう道すがらだいたいの事情を聴いた。本来の歴史であれば今は百年戦争も休戦中らしいのだが竜の魔女、そう呼ばれるもののせいでワイバーンなどがフランスの空を飛び交うことになったのだ。何よりおかしい点はその竜の魔女を見た者の証言によるとその姿は処刑された聖女、ジャンヌダルクらしい。
蘇ったということはつまり、サーヴァントとしてこのフランスに現界したということだろう。
この特異点において聖杯を持っている本人としてみて間違いないだろう。
試行を中断しマスターの指示に従いワイバーンの対処に当たる
俺とスカサハはワイバーンの迎撃に当たり、マシュはマスターの警護
ワイバーンの数は多いが着実に減りつつある。スカサハが魔槍を作り出してはそれを飛ばして飛んでいるそれを打ち落とし、襲い掛かってきたものは手に持った槍で薙ぎ払い 突き殺す。
その姿はまさしく一騎当千
………俺いらなくね?
そう思うが口にはしない。俺は俺で用意しておいてダガーを投げたり、とんでいるワイバーンに鎖を巻き付け近づきその頭を篭手を用いて貫く
確実に
「実に面白い戦い方だな。どうだ、また私と殺りあわないか」
「これほどまでに色気のない誘いそうそうないでしょ」
そうは言いつつもお互い手を止めることなくワイバーンを倒している
「…………」
「…………」
「ワイバーンじゃ物足りねぇな」
「そうだろう?」
『はいはい、そこまでにしときなよ。ほら向こうもまだまだ来てるからね」
「しゃーねぇか。じゃ多く倒したほうの勝ちってことでここはひとつ」
「ふむ、仕方ないか。それでは先に行かせてもらおう」
そう言って弾丸のようにワイバーンの群れに突撃するスカサハ
マスターの方を確認すると知らない女性が共に戦っているのが見えた
どうやら味方のようだ。マシュも盾によってワイバーンの突撃を防いではのけぞって隙を見せたそれに盾で殴りつける。
あの様子なら心配はいらないようだ
スカサハの方はもうすでに数十という数のワイバーンを屠っている
「こっから逆転は無理でしょ」
トップサーヴァントはずるいな、と思いながらも俺もワイバーンの群れへと向かった
戦闘は終了し、共闘していたサーヴァントについて話を聞いたのだが、どうやらジャンヌダルクそのひとらしい。
「ジャンヌダルクが二人いる?」
マスターが驚くのも無理はないだろう。同じ顔の存在なら複数存在する可能性が有るが同じ人物が複数存在するのはあり得ない。通常ならだが
「マスター、お主も冬木の地で実際に見ているのであろう。サーヴァントというのは過去に存在していた英雄の一つの側面をだしたものだ。 つまり、複数の側面を持っていた英雄ならそれぞれの側面で召喚されることもある」
セタンタのようにな、と付け足すスカサハ
「ということは、こちらにいるジャンヌさんと竜の魔女は別の在り方を持っているということですか?」
「そんなところだ。ただ竜の魔女という呼ばれ方からワイバーンを使役しているんだろうが、いくら別の側面だからと言ってもワイバーンを使役できる理由まではわからないがな」
そのあたりを本人に聞いてみるも彼女もわからないとのこと。その上、ルーラーと呼ばれているもののその力は本来のものより弱いらしい。それでも心強い、ルーラーというクラスはそれほどまでに強力だからだ
「助けてくれてありがとう、ジャンヌ」
「こちらこそ、あなたがたのおかげで兵士たちを救うことができました」
この状況では一人でも味方は多いほうがいい。どうやらこの地にはジャンヌダルクのほかにサーヴァントが複数存在するらしい。この非常事態において抑止力がカウンターとして召喚したのではないかという
詳しくは知らん 俺は頭は弱いほうなんだ
そういったサーヴァントとの交渉はマスターに任せるべきだろう。今もマシュとともジャンヌとの会話に花を咲かせていることだし。先ほどのサーヴァントの情報も兵士から聞いたものだとか。
やだ、うちのマスターコミュ力高すぎ?(今さら)
情報収集のため場所を移すことにした。この近辺の街はすでにワイバーンによって破壊しつくされていた。燃える炎に建物の残骸、そしてそれらの隙間から垣間見えるもの。そのすべてが冬木での光景を連想させる。俺とスカサハは勿論のこと、ジャンヌの方も百年戦争を生きた英雄であるため問題ない、あまりいい顔をではないが。
マスターとマシュもだ。見慣れない光景に思うところがあるのだろう。彼らを見ていると自分の、神代と
現代での死の形が違うのだと思い知らされる。
冥界があったからか、それとも死と隣り合わせの日々だったからか。そんな中
『みんなすぐにそこから離れるんだ!複数のサーヴァントと何か別の巨大な反応がそちらに向かっている』
ロマンの焦った声により思考の海から抜け出す。その焦り様から事態の深刻さがうかがえる。
『この反応、間違いない竜種だ!それもかなり大きい!!』
その言葉と同時にそれが現れる。ワイバーンの群れを引き連れ空を覆うほどの巨躯を持つ黒き竜、そしてその背に乗っている複数のサーヴァント。
それを見てグガランナ小さいな、と思う俺はやはりどこかずれているのだろう。
サーヴァントの内の一人の姿がジャンヌダルクと同じ顔をしている。彼女が竜の魔女なのだろう。
竜の魔女はジャンヌダルクを見て声を上げている
「だれか私に水をかけて頂戴。それくらいしないと滑稽で笑い死んでしまいそう」
彼女が言うには、自分を裏切った祖国であるフランスを滅ぼすことが目的のようだ。
だが何だろうか。竜の魔女を見ていると他のサーヴァントは違う感じがする。
彼女の声に呼応するように周囲の炎が燃え上がる。竜だけではなく炎をも操れるのか。その上ルーラーとしての力、真名看破がある。それゆえこちらの正体がばれている。
「正直、そこの聖女はたいして問題ではありませんがそちらの二人がとても厄介です。影の国の女王に神代の鍛冶師。正面から戦えばどうなるかわかりません」
「そう思うなら今すぐ回れ右をしてもいいんだけどな」
サーヴァントの数はあちらが上、聖杯からのバックアップを受けれること、そして何より巨大な竜が厄介だ。それにあちらも退いてくれそうにない。
「バーサーク・セイバー、バーサーク・ランサー、バーサーク・アサシン、バーサーク・ライダー、そしてワイバーンたちよ。奴らを始末しなさい」
竜の魔女の号令とともに戦闘が開始する