翌日。
艦隊の出港準備が整った。
旗艦であるビスマルクに乗艦し、呉を出港。
進路偽装の為に明石海峡、鳴門海峡を通過する進路では無く南方方面などへ向かう時に使用する豊後水道側からの進路を取り、最短距離で向かうのではなく、そこから真南へ南下しそこから更に小笠原諸島方面、正確には硫黄島経由で各地の航空隊の支援を、硫黄島駐屯の航空隊を最後に途中まで受けながらアンドレアノフ諸島へ進路を取る予定だ。
硫黄島の航空隊哨戒圏内以降は艦隊は空の守りを隼鷹のみに頼る事になる。
秋月
能代
ビス ティ
照月 Z3
金剛 霧島
初月 陽炎
リシ ヴァ
雪風 浦風
萩風 隼鷹 初梅
タンカー タンカー
初雪 輸送 浦波
菊月
陣形は普段とは違い、輪形陣を取らずに縦に長く各艦は500mの距離を保っている。
アンドレアノフ諸島まで硫黄島経由で凡そ7000km。
艦隊速力20ノットで航行しても10日は掛かる距離だ。
天候によっては15日程度、と見積もって居た方がよい。
その進路の前半、硫黄島に駐留している航空隊の航空支援下以降は隼鷹艦載機にのみ頼るしか無くなる。
もし敵機動部隊と戦闘になったら目も当てられなくなるだろう。
そこでホ2号作戦の出番という訳である。
作戦決行時期は陽動艦隊旗艦の飛龍に任せているが、タイミングを見誤れば双方ともに壊滅で済めば御の字、最悪文字通りの全滅だ。
陽動艦隊には、北海道近海を遊弋する敵機動部隊撃滅及び敵輸送船団撃滅が任務である、としている。
しかしながら本当の作戦目的は、以前説明した通りであるが、遊弋艦隊と輸送船団護衛艦隊の誘引である。
この二艦隊さえ誘引してしまえば、あとはこちらがアンドレアノフ諸島へ艦砲射撃を実施、敵中継補給拠点を吹き飛ばせば良いだけだ。
しかしそう上手くいかないのが世の中である。
砲撃を実施するのに、大前提として第一に砲撃観測を行うために第531偵察中隊が無事に上陸出来なければならない。
これがなければ弾着観測が出来ず撃っても当たらない。
第二にアンドレアノフ諸島近海に霧が出ること。
確かに531中隊の上陸も重要であるが、こちらも重要だ。
敵機と敵潜からの脅威を受けない事が我が艦隊にとって何よりも優先すべき事項であり、それがある中での対地艦砲射撃は速力を落とさざるを得ない都合上危険極まりない。
霧が出てくれれば、敵潜は視界が奪われ戦艦みたいに高い艦橋やレーダーを装備していないから、聴音機で此方を捉えるしかない。
そうなればこちらの秘密兵器の出番である。
航空機は飛べないし使えなくなる。
次にどうやって正確な砲撃位置を531中隊が此方に伝えるか。
これに関しては前二つの問題とは違い、解決している。
今まで砲撃を行う、となると師団事の砲兵や砲兵師団に砲撃要請を送らなければならない。
ただ、その手順に問題があった。
砲撃を行ってもらいたい部隊は、例えば第1中隊第3小隊正面へ砲撃要請を、と送る。
そこから要請を受けた砲兵部隊が砲撃を行うのだ。
一見なんの問題も無さそうである。
しかし問題しかない。
と言うのも、第1中隊第3小隊、と言うのは展開している砲兵部隊の担当地区の部隊の中に幾つもある。
だから第1中隊第3小隊と言われたらその部隊のところに砲撃を行うが、実はその砲撃が全く別の同じ第1中隊第3小隊のところを砲撃しているなんて普通だ。
要請した部隊のところへはいつまで経っても砲撃が来ないなんてのは日常茶飯事。
砲撃が来ないぞ、と文句を言ってまた別のところを撃ったは良いがまた違う。
比較的マシなのは地形的目印や名称が分かる場所への砲撃やその近辺への砲撃だがそんな状況なんて一つの戦線においてそう多くはない。
ならいっその事全ての当て嵌まる部隊全面に砲撃を落としてしまえ、そうすれば要請した部隊の前面に落とせるだろうと無茶苦茶な状態だったのだ。
それを如何にかして解決しなければならなかった。
無駄に砲弾を消費してしまうし、必要な時に砲弾が無いとかもあった。
しかもそれぐらいで済めば攻勢を遅らせたりで、対処すれば良かったが、酷い時は当て嵌まる部隊全ての前面に落としたら、前進していた味方部隊のど真ん中を砲撃してしまい同士討ち、死者が出たなんてのもあった。
はっきり言ってその次元のレベルだったのだ。
陸戦ですらこの有様なのに、それよりも火力が高く精密な情報が無ければならない艦砲射撃は実施困難だ。
観測機を上げれば済む話なのだが、今作戦のように観測機が使用出来ない状況であるとやはり実施困難である。
今までは観測機からの情報からや、事前に詳細な地図を作成し目標の位置が分かる状況だったから良かったものの、今回のような何かしらの障害物を挟んでおり艦の直接照準が困難であり、更には霧による弾着観測機による間接照準が出来ない場合はどうしようもない。
どうにかして解決して正確な砲撃支援を出来る様にしなければならない。
そこで簡単な方法であるが、地図上に格子状の線を引き、そのマス毎に番号を振り地図上の各地点を区別するようにしたのだ。
簡単な方法ではあるが、効果自体は絶大である。
既に北海道の各戦線で試験的に導入されたが、砲兵だけでなく支援要請をする側からも、友軍誤射の危険が低くなり、確実に砲撃支援が来るとあって好評である。
これを用いて艦砲射撃を行うのだ。
観測機が使えなくとも詳細な地図の無い陸地への精密な艦砲射撃が可能となる。
あとは電探で島を確認し、そこから凡その距離を算出してしまえばよい。
出港から40時間。
「提督、そろそろ変針するわ」
「了解した」
ビスマルクからの報告後、艦隊はアリューシャン列島へ進路を取る。
「無電封鎖に問題は無いな?」
「無いわ。全艦無事進路変更完了。タンカーが若干手間取ったぐらい」
「531中隊の方はどうなっている?時刻的には既に潜入していてもおかしくは無いが」
531中隊は作戦開始に先んじてアンドレアノフ諸島各島に上陸する手筈となっている。
理由は簡単で秘密裏に地形的情報や目標情報を得る為だ。
可能ならば敵物資集積所内に侵入、どこになんの物資が集積されているかまでを突き止めらる事を求めているが、流石にそこまでやるのは厳しいだろう。
他には弾着観測をし易く、敵に見つかりにくい場所を見つけ潜伏が予定されている。
水食料は余裕を持って2週間分、弾薬は各自で300発、分隊毎に新しく開発した1000発入りの弾薬箱を1つ。
それと作戦が失敗した時に備えて爆薬も。
他に観測用機材などを持って行くから、かなりの重量になる。
ここまでの量を持ち込むのには単純な話、作戦が予定通り進められるか分からないからだ。
もし天候に恵まれず、快晴が続いたらそれだけ潜伏期間は伸びる。
ならば余裕持って物資を持ち込まねばならない。
艦隊による作戦が失敗した場合は、531中隊が敵基地に侵入、爆薬を仕掛けて物資集積所を少なからず吹き飛ばすことを目標としている。
砲弾薬、もしくは燃料集積所であればやりようによっては十分な痛手を被らせる事が出来るかもしれない。
彼らに全てを任せて艦隊は囮に徹すべき、との意見もあった。
しかしそれだと敵の物資を全て焼き払えることは無理だし、深海棲艦の物量を考えればその程度の損害は損害にならないと判断したからだ。
それで成功し、奴らの侵攻を挫くことが出来るならば今までにもやっている。
しかしそれでは効果が薄いのだ。だから艦砲射撃を実施するのだ。
「連絡無し。何があったら緊急電が入る筈だから、無いって事は無事上陸したんじゃないかしら」
「それならば良いが、彼らが上陸出来なければ作戦そのものが頓挫するからな」
艦隊は出港と同時に無電封鎖を敷いており、発信は位置を知らせてしまう為に一切行わない。
「敵潜水艦は?」
「探知してないわ。もし発見されているならとっくに電文を打たれた後よ」
「それならばいい。引き続き、対空対潜警戒厳」
「了解よ」
このまま何事も無く進んでほしいものだ。
八日後。
アリューシャン列島近海に到達。
アンドレアノフ諸島は目前である。
天候は雨、雲量10、海上は荒れている。
戦艦はそうでもないが、駆逐艦達は艦が小さい故に上下に揺れている。
舳先が沈み、海水を掬い上げ真っ白な飛沫を上げ、また沈む。
それを繰り返している。
霧は発生していないとは言え、航空機が飛ばせず、潜水艦の視界も限定されるこの天候は、この上無い状況と言える。
敵機の心配をせずとも良いが、此方も哨戒機を飛ばせないから敵潜には細心の注意を払う必要があるが。
しかしそのまま順調に、とは行かないのが世の常だ。
「照月より入電。敵潜探知、これより攻撃に向かう、です」
「方位と距離は?」
「方位240。距離21km」
「了解した。艦隊対潜戦闘用意、艦隊各艦に向け発光信号、対潜警戒厳」
「了解!」
ビスマルク艦上だけで無く、艦隊全体が俄かに慌ただしくなる。
敵潜水艦を発見した照月は隊列を離れ攻撃に向かった。
1隻だけでは対処が難しいかもしれない。
「菊月を援護に向けてやれ」
「了解」
菊月を援護に向かわせる。
一時間後。
「照月より入電、爆雷投下」
照月が敵潜に対して攻撃を開始した様だ。
上手いこと沈めてくれればよいが。
「照月より入電、残骸及び重油の浮遊を確認、撃沈と認む、以上です」
「良くやった。急ぎ合流、隊列に戻れ」
「提督、撃沈前に敵潜が電文を発しました。それに伴い敵無線量増、敵に悟られた可能性大です」
だろうな。
寧ろ敵艦に襲われてそれを報告しない訳が無い。
「分かった。艦隊無電封鎖解除、対潜警戒厳。敵潜発見の場合は各艦の判断により攻撃を許可する」
「対空警戒は如何致しますか?」
「普通ならば、この天候で航空機は飛ばさないが、念の為警戒しとおくように。対空対潜共に電探を付けておけ。逆探にも気を付けろ」
「了解」
「隼鷹、初梅、初雪、浦波、菊月はタンカー及び輸送船を伴い速力そのまま。その他艦は速力30ノットに増速、敵潜が集まる前に一気に方を付けに行くぞ」
正直迷ったが、ここでこのままの速力で進んでいても敵潜に囲まれて魚雷の嵐である。
ならば、足の遅いタンカーと輸送船にこの天候では直掩機を上げられない隼鷹達を護衛に就けて分離、こちらは速力を上げて一気に接近した方がいい。
艦砲射撃時は速力を最低でも10ノット以下に落とすから変わりないかもしれないが、意味はあるだろう。
「隼鷹より発光信号、『我敵潜陽動ス、偽電文発信許可ヲ求ム』」
「伝令、返信。許可する。ただし、決して自分を囮にする事は厳禁とする」
それを最後に艦隊は分離。
二時間後、第一目標であるアンドレアノフ諸島タナガ島全域を射程に収めた。
「艦隊、速力3ノット、一水戦対潜警戒厳。戦艦砲戦用意。目標、タナガ島敵物資集積所」
敵はどうやら、タナガ島、カナガ島、アダック島、カガラスカ島、リトルタナガ島、アトカ島、アムリア島に集積所を分散し作ったらしい。
こちらの想定よりも遥かに多い。
リスクマネジメント、と言うわけか。
他にも幾つかの島があるがそちらには上陸し偵察した結果存在せず、と判断された。
7つの島に対して艦砲射撃を実施、物資集積所を破壊する。
それと同時に敵飛行場や港湾施設の破壊も重要任務だ。
これらを破壊しておかないと、航空機のピストン輸送で物資を焼いても資材を運び込み修繕されてまた集積されてしまうし、集積所を再建されてしまう。
「提督、砲撃指定座標が送られて来ました」
「砲術、射撃諸元を砲撃指定座標に合わせ。仰角取れ。砲塔旋回始め」
「射撃諸元を砲撃指定座標に合わせます」
死神の鎌の如く、ビスマルクの主砲が動く。
ビスマルクとティルピッツの主砲塔は、他の戦艦と比べて幾らか旋回速度が速い。
だから金剛達が未だ主砲旋回中であるのに、既に主砲は向きを整え、仰角を取り終えている。
「提督、射撃準備完了です」
「全艦射撃準備完了、何時でも撃てるとの事」
ビスマルクの砲術参謀と通信参謀からそれぞれ報告を受け取る。
「……奴らに、我々の恐ろしさ、とくと味合わせてやろう」
「主砲一斉撃ち方、初発から次発撃ち方まで1分、射撃諸元修正後、射撃間隔30秒で各門3発ずつ斉射。……用意、撃ェッ」
俺の合図から、一瞬遅れて巨大な砲撃音と、辺りを真っ白にするほどの発砲炎、そして重量1トンに迫る巨弾が撃ち出された。
遅れてティルピッツ、金剛、霧島、リシュリュー、ヴァンガードが砲撃を開始。
斉射だから、艦に伝わる衝撃は凄まじい。
艦そのものが反動でガクンッ!と揺れ動く。
艦同士の砲撃戦ならば交互撃ち方なのだが、動かない目標であり、しかも他にも複数目標があるから一つ一つの目標にかけられる時間が少ない。
そんな事情で斉射となっている。
各艦からそれぞれ1門につき4発、計32発が撃ち出され、全艦で見れば192発になる。
その投射される鉄量たるや、一式陸攻200機以上分にもなる。
連山であれば50機分。
一式陸攻であれば数個航空隊が合同で、連山でも機数だけでは航空隊の戦力の約3分の1に当たる。
現状、連山装備の航空隊は152機を4機1個編隊として38個編隊で構成されるが、その1機辺りの最大爆装量4000kgで考えてもやはり鉄量だけであれば約3分の1に相当するだろう。
それがただ1箇所の集積所に集中して撃ち出されるのだから、命中した辺り一帯は地面ごと抉れ返り、掘り起こされ焼き払われと凄惨極まりないだろう。
しかも対艦攻撃用の91式徹甲弾では無く対地攻撃能力が高い三式弾だ。
無事で済むはずが無い。
至近弾ですら、陸上であれば辺り一帯を吹っ飛ばすし延焼だってする。
火が燃え移るだけでも軍需物資の殆どが火気厳禁で危険なのに、それらが大量に積まれた物資集積所のど真ん中に目掛けて戦艦6隻からの砲弾が200発近く撃ち込まれたら、どうなるかは想像に難く無い。
正直過剰ではあるが、立て直されたらまずいからそれぐらいはやっておかないとならない。
少なくとも北海道から敵を殲滅するまでは修復されたら困る。
あわよくば、北海道の防衛体制が完全とは行かずとも6割ほどまでに整えられた状況までは、敵に北方戦線での攻勢意図を断念させておかねばならない。
「電文、主砲弾命中。艦隊効力射されたし、以上です」
「よし。艦隊、効力射を行う。諸元修正後、射撃指定数まで各砲門は各個撃ち方始め」
最初の斉射はどうやら集積所を直撃したらしい。
確かに霧の向こうから微かに炸裂音が聞こえて来る。
「砲撃終了、偵察隊より砲撃効果大、再攻撃の要無しと認む。これより撤収準備に掛かる、以上です」
「了解した。次目標の座標は?」
「既に送られてきております」
「よし。座標の再設定および照準を行え」
「了解」
その後、各島にある物資集積所を砲撃によって焼き払い、艦隊は進路を南西へ。
各島の偵察隊によれば、いくら深海棲艦と言えども厳しく見積もっても最低三ヶ月は使用不能、飛行場に関しては4〜6ヶ月、港湾施設に関しては1年ほどの復旧を要するだろう、との事だ。
その報告を聞き、ビスマルク艦上どころか艦隊中が歓声に包まれた。
艦隊はそのまま北海道へ向けて進路を取ると、速力を20ノットに上げて一気に南下した。
天候に恵まれた我々は十日後、北海道沖に到着。
それと時を同じくして、海軍基地航空隊と母艦航空隊が一斉に反撃を開始。
深海棲艦は連日艦隊を殲滅せん、と攻撃を繰り返したが基地航空隊と母艦航空隊が共同で守りに徹した艦隊は、旗艦である飛龍とその巨大さ故に攻撃が集中した信濃、大鳳の3隻が大破をしたのみで、他は小破程度に留まった。
艦載機の損失も100機程度に抑えられており、自分たちの領域で戦えた事から搭乗員も半数以上が無事に帰還し即座に戦線復帰、残りも確かに戦死者は居たものの怪我人の大多数が早ければ年内、遅くとも来年の春頃までには戦線復帰が可能、と言う余りにも、出来過ぎているのではないかと疑うぐらいの出来であった。
艦隊同士の攻防で艦載機を擦り減らした深海棲艦に、母艦航空隊、基地航空隊の決死の大規模攻撃を防ぐ力は到底残っておらず、先んじて突っ込んだ戦闘機隊によって空の守りは簡単に瓦解。
烈風と流星が敵艦隊の頭上を我が物顔でぐるぐると飛び回る事になった。
敵艦隊は一部を残し文字通り全滅。
残った一部、と言うのは戦艦棲姫一隻のことである。
未だ浮力を残し浮いている状態だった為に、駆逐艦朧に魚雷攻撃を命じたものの、主砲などの火器は沈黙していたがなまじっか耐久力が異常なほど高く、4本もの魚雷を叩き込んだのに沈む様子がまるで無かった。
どうやら火器と動力系をやられているだけで艦体としてはほぼ無傷で残っていたらしい。
そこでこれは絶好の機会である、と言うことで艦隊司令部の中代大将達と協議した結果、海軍陸戦隊の臨検に特化した第225臨検中隊を完全武装で投入。
実際艦内には多数の深海棲艦の乗組員が残っており苛烈な抵抗をされたが、どうにか自沈させる前に艦内を全て制圧。
225中隊は半数が戦闘不能に追い込まれるも見事任務を果たしてくれたのだ。
やはり降伏する存在は一体としておらず、最後の最後まで、それこそ死に物狂いで抵抗していたそうだ。
ただし、戦艦棲姫の艦娘、と呼べばいのか分からないが、艦娘と同じような存在はどうにかこうにか捉えることが出来た。
一応、女性体らしいのだが扱いが分からず彼女としているが、如何なものか。
艦体に225中隊を残し、長門、クイーン・エリザベスの2隻で呉へ曳航。
その際万が一に備え周りをウォースパイト、ネルソンの2隻で囲み、三水戦が護衛に就いた。
225中隊には戦時国際法に遵守し戦艦棲姫の扱いに関しては注意を払え、とし万が一抵抗した場合は武力行使を許可する、とした。
ただ、今のところ抵抗する様子は無く、大人しく従っている様子らしい。
それらの処理が済んだ三週間後。
占領された地の奪還の為に大規模攻勢を開始。
第35特別戦車隊と第2実験戦車大隊も補充機材と人員を受け取り攻勢に参加、その攻撃力を持って先鋒を務めている。
幸いにも深海棲艦の抵抗は物資不足などにより激しくなく、撤退を繰り返すばかりだ。
順調に進めば今年中には北海道全域の奪還を成せるだろう。
戦艦
金剛 霧島 リシュリュー
ビスマルク ティルピッツ ヴァンガード
空母
隼鷹
1水戦
軽巡洋艦
能代
駆逐艦
秋月 照月 Z3 初月 陽炎 雪風 浦風 萩風 初梅 初雪 浦波 菊月