東方鬼神録   作:ヘタレ寝癖人間

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唐傘と土蜘蛛、夜叉と橋姫

目が覚めると俺はすぐに起き上がった

 

零「・・・・・小傘は・・・」

 

辺りを見るが小傘の姿が無い

 

俺は急いで奥に進み小傘をさがし始めた

 

 

 

目を覚ましたあちきが最初に見たのは大きな蜘蛛の巣だった

 

???「目が覚めたかい?」

 

そこにいたのは茶色い服に金髪の女の人だった

 

小傘「貴女だれ?」

 

???「私かい?私は黒谷ヤマメ、土蜘蛛だよ。そしてここは地底、封印されし妖怪の都さ」

 

あちきが後ろを見るとそこには明るい都があった

 

小傘「あ!零ちゃんは!?あちきの他にも人が居たでしょ!?」

 

ヤマメ「あぁ、アイツかい?あいつらほってきたよ」

 

小傘「何で!?」

 

あちきはヤマメちゃんに掴みかかる

 

ヤマメ「地底はそんな甘くなんて無いよ。ここに来るにもあらゆる障害がある。それを乗り越えられないようじゃあこの先に行かせてやる事は出来ないねぇ」

 

小傘「・・・・・・・・もん」

 

ヤマメ「ん?」

 

小傘「零ちゃんはきっと来るもん!」

 

あちきが叫ぶとヤマメちゃんが笑った

 

ヤマメ「あんたの気前は良し!後は待つだけだね」

 

 

 

俺は走ってたどり着いたのは橋だった

 

零「はぁはぁ・・・・・小傘はこの先か・・・」

 

???「・・・・・妬ましい」

 

零「?」

 

俺が声の聞こえる方を振り向くと

 

そこには緑の目の金髪少女がいた

 

???「態々外から地底に来るなんて妬ましい」

 

零「はぁ・・・あのさ、ずっとここに居るの?」

 

???「あら、質問?妬ましいわね。そうよ」

 

あ、一様返事はくれるらしい

 

零「じゃ、じゃあさ、ここに青髪のオッドアイで傘持った子来無かった?」

 

???「人探し?妬ましい。来てないわ。それと名前も告げないで話し掛ける何て妬ましい」

 

零「あ、俺は風切零」

 

???「水橋パルスィ・・・。私に自己紹介させるなんて妬ましい。もしかしたらキスメの所にいるかもね」

 

零「キスメ?」

 

俺がパルスィを見る

 

パルスィ「えぇ。ここに来ていないってことはそう言うことよ。妬ましい事にね」

 

俺はもう一度引き換えそうにする

 

パルスィ「・・・・・・・・・・」

 

零「?何だ?」

 

パルスィ「貴女から負の感情が感じられないわ。ここまで嫉妬心を浮き出しにされてるのに・・・」

 

零「あ~・・・別に嫌とは思ってないからな・・・。それに嫉妬は人間の当たり前の感情だぜ?それにいちいち嫌とか思ってもなぁ・・・」

 

パルスィ「・・・・・・・・カハッ!」

 

零「パルスィィィィィィィィィ!?」

 

てことでとりあえずパルスィを背負ってもどる

 

 

 

ヤマメ「へぇ・・・零ってそんな奴なんだ」

 

小傘「うん!零ちゃんは何時もあちき達の事助けてくれるの!」

 

あちきは零ちゃんが来る間にヤマメちゃんに零ちゃんのカッコいいところを話していた

 

ヤマメ「・・・・・・うらやましいなぁ・・・」

 

小傘「え?」

 

ヤマメ「その零って奴は同種の妖怪だけじゃない。人間にすら信頼され、愛されている。この地底にはね、人間に裏切られた妖怪達がごまんといるのさ。あるものは異常な力を持つため嫌われ、またあるものは嫉妬を募らせて嫌われた。私だってそうさ。私の能力は病を操る程度の能力。そのせいで人間に退治され地底に封印されたのさ」

 

あちきは言葉を出すことが出来なかった

 

ここには人間に捨てられたあちきより悲惨な運命を送っている

 

こんな時、零ちゃんなら何と言うだろうか

 

零「へ~」

 

振り向くとそこには零ちゃんがいた

 

誰かを背負って鼻を小指でほじりなかめら聞いていた

 

ヤマメちゃんが零ちゃんに掴みかかる

 

ヤマメ「お前に何が分かる!?地上でぬくぬくと過ごし人間を必要とされる妖怪のお前がッ!必要とされない私達の何が分かるッ!」

 

零ちゃんは少し考える素振りをしたあと女の子を下ろして頭をかく

 

零「いや、だってわかんねぇし・・・・」

 

ヤマメ「ッ!?」

 

零「それにお前らがいくら忌み嫌われようが俺には関係ねぇな」

 

ヤマメ「・・・・・・・・え?」

 

ヤマメちゃんが手を話すと零ちゃんが優しい顔でほじって無い手でヤマメちゃんを撫でる

 

零「俺は天邪鬼だぜ?世間の戯れ言には流されねぇっつうの」

 

ヤマメちゃんは膝を崩して泣き崩れた

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