俺が甲板に出ると雲山の上で早苗と一輪が眠っていた
ナズーリン「雲山、お疲れ」
ナズーリンの言葉に雲山が親指を上げる
この親父、実は結構ユーモラスあるんじゃないか?
それにしてもだ
零「何だここ・・・。空は赤いし何か禍々しいし・・・」
ナズーリン「ここは魔界だよ?禍々しいのは当たり前さ」
零「魔界って・・・、その聖って奴は一体どんなことをやらかしたんだよ?」
俺達は船からは飛び降りて飛びはじめる
ナズーリン「・・・・・・・人と妖怪の仲人さ」
零「は?何でそれで封印されんだよ?」
ナズーリン「昔じゃ妖怪は抹殺対象だったのさ。今の幻想郷なら昔みたいな事は起こらないだろうし封印も弱まってる頃だろうしね」
俺は目を一度瞑ってから気になることを聞いてみる
零「なぁ、昔の俺はお前らからしたらどういう存在だったんだ?」
ナズーリン「そうだね・・・。一言で言えば半端者かな」
俺は目を細める
ナズーリン「妖怪でもあり人間でもあり神でもある。何者であり何者でもない」
零「俺が一輪と雲山、村紗を封印したってのは?」
ナズーリン「何時も通りに妖怪に説法をしていた時に京の僧達が私達を封印するために攻めてきた。だが、聖は自分が封印される代わりに私達を助けたのさ」
???「そして、聖を助けようと動きだそうとした村紗達を貴方が聖を復活させるまで地底に封印したんです」
そこに居たのは金髪の赤い法衣を来た女性だった
ナズーリン「全くご主人、宝塔を見つけて来たぞ」
???「あ、すいませんナズーリン」
零「ご主人?てことはあいつが毘沙門天の代理・・・」
???「貴方の境遇は知っています。私は寅丸星。毘沙門天の代理であり命蓮寺の御本尊です」
星が宝塔を受け取って槍を持つ
星「久しぶりに貴方と手合わせしてみたいですが今は聖の復活を優先しよう」
零「おい、何か途中から口調変わってなかったか?」
ナズーリン「ご主人は普段はゆるふわのドジっ虎だが本気を出そうとすると口調が武将のようになる所謂二重人格さ」
星「零、お前の集めた飛宝を」
零「飛宝ってこれの事か?これは一体・・・」
俺はUFOを見る
星「それは飛倉。亡き弟様が残した秘宝」
零「てことはこのUFO倉の破片って事か」
ナズーリン「まぁ、そういう事さ」
俺はUFOをみるがそこに居たのは白い蛇が乗った木片だった
零「何が何だかよくわかんねぇけどホラよ」
俺は飛倉を投げる
星「感謝する」
星は槍を回し始める
星「飛倉よ!今こそ、聖を封印せし結果を解除せよ!」
星が叫び槍を前に突くと空が割れた
零「結界!?」
星「さぁ、行け!」
零「おう!」
俺は先に進み始めるのだった
???「ケケケケケ・・・」
何処からか笑い声が聞こえるのも知らずに