さて、皆に質問だ
俺は今回村紗としか戦ってない筈なのに何故永遠亭に居るのでしょう
しかも鈴仙が離れてくれません
鈴仙「零さん動けますか?ご飯食べれますか?」
零「おう、鈴仙と永琳のおかげで大分良くなった」
鈴仙が嬉しそうに笑う
俺はわきに置いていた新聞を取る
見出しは勿論聖達の事だ
かなり誇張はされているがまぁ、読めなくは無いので続けて読むことにする
零「人里に命蓮寺を開いたのか。なるほど、人妖問わずねぇ・・・」
俺は鈴仙を見ると鈴仙はキョトンとした顔でこっちを見る
零「そういや今日が異変解決の宴会だよな?」
鈴仙「あ、はい。零さんも出席するんですか?」
零「う~ん・・・そうしたいけど俺彼処の若干二名に毛嫌いされてるからなぁ・・・」
そう考えていると俺はいつの間にか鈴仙に縛られていた
零「え?何してんの?」
鈴仙「このままじゃ来そうに無いのでもう無理矢理連れていきますね」
こうして俺は鈴仙に引っ張られる形で命蓮寺に赴くのだった
既に命蓮寺では一定の賑わいを見せていた
鈴仙「さぁ!行きますよ!」
零「だぁもう分かったよ!」
俺は命蓮寺の扉を開く
そこではまぁ、何時も通りに皆呑んでは暴れている
萃香「おぉ零!遅いじゃないか~。ほら呑め呑め~」
零「ウプッ!」
鈴仙「零さん!?」
???「兄貴から離れろ~!」
その時上の方から誰かが降りてきた
萃香「誰だぁ?」
俺が見たのは六つの赤と青の
???「私は封獣ぬえ!平安時代からの兄貴の妹分!」
鈴仙「知ってます?」
零「いんや、知らねぇ・・・」
ぬえ「えぇ!?」
悲しそうな顔をするぬえを撫でて視線をぬえに合わせる
零「忘れちまったのは悪かった。だからよ、これからも俺の事兄貴って呼んでくれるか?」
ぬえ「・・・・うん!」
鈴仙「あの、零さんって昔からあんな感じ何ですか?」
萃香「ん~?そうだね~何時もドギマギしてたよ」
俺は立ち上がって両腕を上げる
零「よーし、萃香!呑み比べだ!」
萃香「よしきた!零も宴会の楽しみ方を分かってきたみたいだね!」
俺はお猪口を萃香に渡し酒を入れて貰う
数分後・・・・・
零「ヒック、萃香~もう限界だ~」
俺は床に寝転がる
萃香「もうかい?ほら、しっかりしなって。勇儀なんてお前の数倍呑んでるよ?まぁ、零は人間でもあるからねぇ・・・」
華扇「仕方ありません。兄さん、これを」
そういうと華扇は俺の口に丸薬を突っ込む
華扇「酔いをさます薬です。少し横になれば気分も良くなりますよ」
俺は目を瞑ってしばらくの間寝るのだった