俺は走って入り口まで来た
零「ハァハァ、結構距離あったな・・・」
俺は辺りを見渡す
零「静かすぎて不安になる・・・。法界たぁまた別の気持ち悪さだ・・・」
???「あら、気持ち悪いなんて失礼しちゃう」
俺は建物から出てきた金髪の帽子を被った少女を見る
零「・・・・お前は誰だ」
???「私はルイズ」
零「お前も敵か?」
ルイズ「そうね~・・・。貴女、アリス様を連れ戻しに来たんでしょ?」
ルイズが笑って聞いてきた
俺は拍子抜けしながらも頷く
ルイズ「案内して上げても良いわよ。ただし、今度そっちを案内してよ。昔旅行しようと思ったら博麗の巫女に邪魔されたし・・・」
零「はいはい。分かったよ」
ルイズ「契約成立ね!」
こうして俺はルイズの後を歩くのだった
妹紅「クッ!いい加減に諦めろ!」
サラ「いやよ!あの半妖はともかくアンタが行った所でどうにもならない!」
私はサラが殴り掛かってくるのを避ける
妹紅「そんなのやってみないとわからない!」
サラ「分かるわよ。神綺様はこの魔界で最も強いお方。下手したらかの八雲紫と同等かそれ以上・・・。その上アリス様まで関わっているものね」
???「ほぉ、なら私ならどうだ?」
後ろから段幕が飛んでくる
私が後ろを見るとそこには魔理沙が居た
サラ「霧雨魔理沙・・・」
魔理沙「お、なんだ?随分前に会っただけなのに覚えてたのか」
妹紅「何しに来た?」
私がサラを見ながら魔理沙を問い質す
魔理沙「なに、ただ恩師を追ってきただけだぜ」
妹紅「恩師?」
サラ「魅魔の奴、隠密にしろって言ったのに・・・」
魔理沙「ところで、新玉が倒れてたけどお前がやったのか?」
妹紅「あ?あぁ。通してくれそうに無かったから零とな」
サラ「零!?」
サラが驚いて叫ぶ
妹紅「何だ!?」
サラ「あの半妖、見覚えがあると思ったら通りで・・・」
そう言うとサラが走り出した
魔理沙「なんだ?」
妹紅「逃がすか!」
私と魔理沙はサラを急いで追いかける
サラ(もしあれが本当に零だったとしたら・・・神綺様と鉢合わせなんてしたら・・・
魔界が滅びる!)
零「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アリス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ルイズ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
魅魔「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
???「・・・・・・・・・・・・・」
???「・・・・・・・・・・・・・」
???「・・・・・・・・・・・・・・」
???「・・・・・・・・・・・・・・・」
結局後の祭りである