お前みたいな一ボスが居るか!
俺は今、ある目的の為に外に出ていた
しかし・・・
零「何っだこれ・・・」
辺りにスタンドが飛び回っていた
零「霊って言ったら白玉楼・・・」
華仙「じゃあ行ってみましょう!」
零「そうだな。・・・・・って、うおっ!」
後ろから話し掛けられて俺は腰を抜かす
華仙「どうしたんですか?」
零「いや、何でいんだよ・・・」
華仙「兄さん、思い出してください。私と修行した日の事を」
零「修行した日ィ?」
俺は華仙と修行した日を思い出す
暇でゴロゴロしてたら華仙が来てそのまま仙界に行って小傘が影になって戦って・・・
零「やっぱ何も無かったような・・・」
華仙「もう!今回の神霊廟篇は私がパートナーって話しでしたよね!?」
零「あー・・・したな、そんな話。でも俺が言ったのは出番があるって言っただけだし・・・」
華仙「え・・・じゃあ・・・」
零「お前の出番、ここで終わりだな」
華仙「そ、そんな・・・」
俺は膝を付く華仙をほっといて白玉楼にむかうのだった
白玉楼に付いて俺は欠伸をする
そう言えばもうすぐ日の出だった
零「ったく、初めてだよ。異変解決に乗り出して即行犯人に辿り着いたのは・・・」
妖夢「あの・・・さっきから何言ってるんですか?」
目の前に立っている妖夢が不思議そうな顔で聞いてくる
零「いや、今為地上でさ、スタンドが飛び回っててもしかしたら幽々子がまた何かしてるのかな~、て」
妖夢「地上でそんなことが・・・あ!でも幽々子様は関係ありませんよ!」
零「あぁ、何となく分かった。後は、まぁ本人にでも聞くさ」
妖夢が俺の視線を辿って後ろを見るとそこには幽々子が立っていた
幽々子「アラアラ、零じゃない。どうしたの?」
零「下のスタンド、知らないとは言わせないぜ?」
幽々子「フフフ、何のことかしら~。私一ボスだから分からないわ~」
零「嘘付け。お前みたいな一ボス居るか」
笑っている幽々子に俺は餡パンを投げつける
幽々子「う~ん・・・。あ!最近できた寺の墓地、そこには何も無いわよ~♪」
零「墓地?」
俺は少し考えてから幽々子を見る
ずっと笑顔で嘘か本当か分からない
零「・・・・・まぁ、お前が犯人じゃないってのは何となく分かった。スタンドはスタンドでもここに居るのとはまた違うみたいだしな」
妖夢「あの、私も着いていって良いですか?」
俺はもう一度幽々子を見る
幽々子「妖夢をよろしくね~」
てことで妖夢と一緒に俺は命蓮寺に向かうのだった
一方その頃・・・
華仙「そんな!どうしてあなたが・・・!?」