次の日
静葉「昨日は稔子がごめんなさい!」
零「いや、良いさ。こっちも結構乗り気だったし」
藍「本当に何をしてるんだお前は」
隣に座っていた藍が溜め息を吐きながらジト目で見てくる
萃香「まぁまぁ、見る分には面白いし良いじゃないか。それで、信仰はどうなったんだい?」
静葉「その・・・ちょっとは集まったんですけどまだ人気は他勢力が大多数で・・・」
他勢力と言うと博麗神社、魔理沙、命蓮寺、神霊廟、後こいしだ
ちなみに守矢神社は今回は静観を決め込んだようだ
零「また決闘相手探すしかねぇか・・・」
萃香「・・・・・・いや、どうやらその必要は無いみたいだよ」
零「え?」
酒を一杯呑み扉を見る萃香をみて俺は扉を見る
いきなり爆発して扉が飛んでくる
零「あぁ!また壊れた!何回壊れるんだ家の玄関!」
神子「そんな事よりも・・・」
聖「昨日の出来事の説明をお願いします!」
神子と聖が入ってくる
零「い、いや、それはだね・・・あの・・・その・・・」
静葉「ごめんなさい!全部私のせいなの!」
聖「どう言う訳か、説明頂けますか?」
聖が静葉の向かいのソファに正座する
神子も食卓の椅子に座った
静葉「私、今殆ど信仰が無い状態なんです。毎年そうなんですけど今年はかなりヤバくて・・・だから稔子と雛が零に頼んで人気と信仰を集めて貰おうと・・・」
神子「なるほど・・・。零からは特にそんな欲は聞こえないのは?」
零「おら別に月からの信仰で事足りてるし、人気になったって面倒くさいだけだろ?」
神子「で、本当は?」
零「人気になって女子にちやほやされたいっす!」
神子「素直でよろしい」
聖「零、そんな煩悩があったら悟りの道は開けません。今からでも寺に来て共に修行しませんか?」
神子「いや、君は仙人に向いている。私の弟子にならないか?」
俺は溜め息をついてキッチンに向かう
零「俺はたまにやる華仙の修行だけで十分だっての。それに俺は今のままでいいさ」
俺はコーヒーを入れて二人の前に置く
萃香「アハハ、実に零らしいね。じゃあこんなのはどうだい?お前さんらが零に勝てたら零が願いを聞き入れる。零が勝っても人気とか集まるから好都合だろ?」
藍「待て。零が一気に二人を相手するのか?」
萃香「う~ん・・・そこの秋の神にでもして貰おうと思ってたけど流石に相手が相手だしね・・・よし、私も零に付くよ!」
こうして俺達は決闘をすることになるのだった・・・
椛「それで、何で山でやるんですかァァァァァァ」
下で椛が叫ぶ
萃香「スティーブスティーブ!いいじゃんか、減るもんじゃ無いんだからさ」
椛「私が怒られるんですけど!?零さんも何とか・・・・って、あれ?零さんは?」
聖「そう言えば居ませんね・・・」
神子「さっきまで居たんですが・・・」
その日、俺こと風切零は幻想郷から姿を消した
何故か宗教戦争篇途中中断!?
次回!鬼の跡目篇!
いや、ダグラス・バレットじゃないよ?
零「何がどうしてこうなった!?」