結局あの後何だかんだ面接してちょっとした実技やって合格した
フラン「じゃあ、これからよろしくね」
零「あ、はい」
フラン「えっと、今日の業務は万事屋零ちゃんと山の天狗と合同でお姉様達の救出ね」
零「了解しました・・・・ん?」
てことで咲夜と一緒に人里に来た
零「・・・・・なぁ」
道を歩きながら咲夜に声をかける
咲夜「・・・何?」
零「紅魔館の主ってレミリア・スカーレットじゃなかったっけ?」
咲夜「そうね。妹様は代理よ」
零「お前ってさ、今何歳?」
次の瞬間頭にナイフが刺さる
咲夜「女性に年齢を聞くのはナンセンスじゃなくて?」
零「でも紅魔館のメイド長は人間で100年前の紅霧異変に幻想入りしたんじゃ?」
咲夜「幻想入りしたのは100年より前。だいたい110年前ね」
零「へー、てことは今118歳な訳か」
また頭にナイフが刺さる
しばらくすると里の真ん中を流れる川にある人集りが見えた
零「?何の集まりだ」
咲夜「見てれば分かるわよ」
俺達は人集りに入って最前列に来る
そこには檻が三つあった
零「んだ?打ち首か?こんな所で一体誰が?」
檻から誰か出てきて目を丸くする
出てきたのは何とにとりだった
零「・・・・あれは?」
咲夜「あの河童、昔は温厚だったんだけどね。零が居なくなって荒れちゃって、里にあったカ〇ネル人形を改造してた所、敵に見つかったのよ」
零「つか、何でカ〇ネルがあんだよ!」
「最後に言い残す事はあるか?」
俺はにとりに手を振る
零「おーい、にとり!こっちだ!いったい何があったんだ!」
にとりがこっちを向き筆を咥えてこっちを見る
零「やっぱ何か知ってるんだな!いったい何を・・・・」
にとりが紙を口に咥えてこちらに見せる
にとり『キュウリを食べたい人生でした」
零「すいません。コイツの首俺に斬らせて下さい」
「な、何だ貴様!?」
骸骨が驚きこちらを見る
俺は頭にナイフを刺されて咲夜に引きずり戻される
零「てか、にとりがこうなってるんだから将棋仲間の椛が黙ってねぇだろ?」
次に檻から出てきたのは椛だった
零「・・・・・・・あれは?」
咲夜「人里で鬼に絡まれたみたいでね、酔っ払った上げる改造されたカ〇ネル人形の服を着せ替えた所を敵に見つかったみたいね」
零「またカ〇ネルかい!アイツ等カ〇ネルに恨みでもあんのか!」
「何か言い残したい事は?」
零「椛!聞こえるか!」
椛がこっちを見るとにとりと同じように筆を咥えて紙に書く
椛『犬じゃなくて狼です』
零「すいません。コイツの耳と尻尾、おれに斬らせて下さい」
「だから何なのアンタ!さっきから!」
骸骨がまた叫ぶ
零「うるっせぇ!」
また頭にナイフが刺さり咲夜に引きずり戻された
零「つか、レミリアは何処にいるんだよ?」
咲夜「それは・・・・・」
咲夜が処刑場を見て俺も後を追う
そこには最後の檻から出されたレミリアが居た
零「・・・・あれは?」
咲夜「お嬢様、カ〇ネル人形の変装をして敵に侵入しようとしたらいきなり改造されたうえ衣装まで帰られて手のバズーカに引火、爆発して人里を燃やしてしまったの」
零「カ〇ネルお前だったんかい!奇跡だよ!バカどもの奇跡の共演だよ!」
骸骨が刀を振り上げる
零「ヤベェ!」
俺が走り出そうとした瞬間骸骨の一人の頭が砕けた
驚いていると川から誰かが上がってくる
正邪「万事屋零ちゃん、鬼人正邪参上!」
傘「同じく多々良傘参上!」
正邪と傘だった
「クッ、かかれ!」
「待て!土手にも誰か居るぞ!」
土手を見るとそこにはたくさんの天狗と文が居た
文「椛とにとりさんは返して貰いますよ!」
「天摩だ!」
零「・・・・・・・・」
咲夜「私達も忘れて貰っちゃ困るわね!」
咲夜もナイフを持って前に出る
「木花咲耶姫命!?コイツらいったい何なんだ!」
零「もう、頭がパンクしそう・・・・」
全員が骸骨に向かっていく
周りの一般人が逃げていくなか俺は呆然と立ち竦んでいた
零「おいィィィィ!何で昨日まで幻想郷だったやつが万事屋零ちゃん率いてんだ!何で昨日まで人間だと思ってた奴が神になってんだ!何で昨日までパパラッチバ烏天狗だった奴が天摩になってんだ!」
俺は自棄糞になって走り出そうとすると首に冷たい何かが触れた
???「動くな。動いたらその首をかっ斬る」
零「お前は誰だ・・・」
???「俺は犬走
俺が振り向くとそこには耳と尻尾が生えた黒髪の白狼天狗が居た
???「紅葉そのまま押さえて置いてください。後で事情徴収をしますので」
紅葉「はい、
そこに居たのはカメラを持った烏天狗の少女だった
結局骸骨は全員倒されて俺は二人に拘束された