秘境の人魚姫
段々と気温が暖かくなった今日この頃
俺はミスチーの依頼で霧の湖まで鰻釣りに来た
零「最近蛮奇が顔出さねぇんだよ。何か知らね?」
わかさぎ姫「う~ん・・・私も最近蛮奇ちゃんには会ってないのよ」
零「そっか・・・」
俺は頭を悩ませながら釣り針を見る
零「ところでさ・・・」
わかさぎ姫「?」
零「邪魔・・・なんだけど・・・」
わかさぎ姫が釣り針の近くをフヨフヨと泳ぐ
わかさぎ姫「あら、良いじゃない」
零「いや、良くないよ。一応依頼で来てる訳で・・・生活が懸かってるわけよ」
わかさぎ姫「私達だって命が懸かってるのよ・・・」
俺達の間に不穏な空気が流れる
今までもたまに久佐のねネットワークの女子会に強制送還された時よりも気まずい
零「と、とりあえずさ鰻5匹だけ釣らせてくれよ」
わかさぎ姫「駄目」
零「・・・・・・・」
わかさぎ姫「・・・・ねぇ」
俺がどうしようか悩んでいるとわかさぎ姫が声をかけてきた
わかさぎ姫「何で草の根ネットワークが出来たか知ってる?」
零「どうしたんだよいきなり・・・」
わかさぎ姫「それはね、私達が弱いからなの」
零「・・・・・・・・」
わかさぎ姫「タイマンが駄目だから数の暴力に頼る。・・・弱者の知恵よね」
わかさぎ姫に手を伸ばそうとしたが何故か俺は躊躇ってしまって手がとまった
わかさぎ姫「でもね、もう必要ないの」
零「ッ!?」
わかさぎ姫から異様な妖気が流れて来て俺は釣竿から手を離して木刀を握る
しかし木刀からも異様な妖気が流れて始めて俺は木刀から手を離す
わかさぎ姫「どうしたの?来ないならこっちから行くわよ?」
わかさぎ姫が段幕を撃ってくる
俺はそれを右に飛んで避ける
わかさぎ姫「あの娘達のお陰で私達はここまで強くなれた!もう弱者を虐げさせたりしない!」
零「私達?おい待て!まさか蛮奇と影狼も!?」
わかさぎ姫「質問なら私を倒してからにしなさい!」
咲夜「あらそう?じゃあお言葉に甘えて」
わかさぎ姫が咲夜にナイフで殴られて気を失った
零「さ、くや・・・・?」
咲夜「何してるのよ。ほら立ちなさい」
咲夜が手を伸ばして俺はその手を掴む
そのまま立ち上がると咲夜に担がれた
零「なして?」
咲夜「今のアンタじゃ移動で日が暮れちゃうでしょ?今幻想郷中で道具と下級妖怪が暴れ回ってるのよ」
咲夜が俺の木刀を拾って飛び始める
咲夜「奴ら何て言ってたかしら?
零「ひっくり返す者か・・・。とりあえず今は蛮奇と影狼の様子を確認しないと!目的地は迷いの竹林だ!」
咲夜「分かったから暴れないで!」
こうして俺達のダイヘン解決が始まった
???「もうすぐだ・・・。今に見ていろ!」