てゐが永琳達の元に戻っていく
その後ろ姿を見ながら九十九姉妹withHの演奏が終わったのを確認して立ち上がる
小傘「零ちゃん何処に行くの?」
零「しょんべん」
俺は厠で用を足した後神社の縁側に座る
針妙丸「ねぇねぇ!」
俺の手の甲に針妙丸が座ってくる
零「・・・・何だよ。また俺の命狙ってきたのか?」
針妙丸「違うの!その・・・謝りたくて・・・。ごめんなさい!」
俺は溜め息を付いて針妙丸を掴み頭の上に乗せる
零「手の甲じゃロクにライブ観れねぇだろ?」
針妙丸「・・・・・あ」
俺はそう言ってまた針妙丸を頭から下ろして服を剥ぎ・・・
零「ておい誰だこんな変な地の文呼んでんの!」
萃香「フッフッフ、私だよ零」
頭の上から声が聞こえて誰かを摘まむ
そこに居たのは萃香だった
零「萃香テメェ、何時から頭の上に居やがった?」
萃香「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ワカサギ姫辺りから頭の上にスタンバってました」
零「知るかァァァァァァ!」
俺は萃香を投げ捨てる
萃香は直ぐ様体勢を立て直して身体を元の大きさに戻して綺麗に着地する
萃香「だから悪いね一寸法師。そこは私の席なんだ。退いてもらうよ」
零「いや、お前の席じゃねぇよ?」
針妙丸「嫌よ!今日からここは私の席なんだから!」
零「お前の席でもねぇよ!」
針妙丸が頭を降りて萃香に針を向ける
萃香がまた小さくなって腕を鳴らす
俺はまた溜め息を付きながら萃香と針妙丸を頭の上に乗せる
零「たく、2人仲良く座れっての。第三幕の始まりだぜ?」
そのまま俺は小傘と蛮奇の元に戻って飲み始めた
しばらく皆と飲んでいると先ほど弁々と八橋と一緒に居た女性が隣に座ってきた
零「お前だれ?」
???「私は堀川雷鼓だよ。アンタにお願いがあってきたんだ」
零「御願い?」
雷鼓が頷いて小傘を見る
雷鼓「この子はアンタの傘かい?随分大切に使われてるんだね」
小傘「うん!零ちゃんは捨てられたあちきを拾ってくれたの!」
雷鼓「アンタなら安心出来る。どうか私達の持ち主になってくれ!」
一瞬頭が真っ白になって全てを理解する
零「あぁ、良いよ」
蛮奇小傘萃香針妙丸「「「「えぇ!?」」」」