零「え?何このサブタイ?ヤンデレ再来・・・?」
そして俺は辺りを見る
真っ暗な空間に俺一人が座っている
ドレミー「目が覚めましたか。と言ってもここは夢の中なのですが・・・」
零「ドレミー・・・」
瞳に光の無いドレミーに不信感を覚えつつドレミーに近付く
零「夢の中って言ったな?」
ドレミー「えぇ、言いました。それが?」
零「寝た記憶がない。さっきまで菫子と静葉に説教してたはずなんだけど?」
ドレミー「私が此方に誘いました」
零「・・・・何のために?」
俺が聞くとドレミーが不適な笑みを浮かべ始めた
ドレミー「貴方を、他の雌ブタから護るためですよ」
ドレミーが俺を珠に閉じ込めて鎖を付ける
零「はぁ!?嘘!?」
ドレミー「嘘では無いですよ・・・」
ドレミーが珠の壁越しに俺を見る
ドレミー「これで貴方は目覚めることはありません。身体は穢されますが、貴方の魂は清いまま私と共にある事でしょう」
駄目だ・・・
今のドレミーは話を聞く耳がない
ドレミー「何と素晴らしいでは無いですか!これで私達の仲を邪魔する不届きものは・・・」
ドレミーが言いかけて俺を閉じ込めている珠が爆発した
ドレミー「・・・・・おやおや、もう真実にたどり着いたんですね・・・」
そこに居たのは炎を手から出す妹紅と釘とトンカチを持ったパルスィが黒い顔で立っていた
妹紅「・・・・・おい、ソイツは私のだ・・・。早く返せ」
パルスィ「それは聞き捨てならないわね・・・。ソイツは私の旦那よ。早く返しなさい」
あっちはあっちで何か別に干渉されてる・・・
つか、いつの間にか俺は妹紅の所有物兼パルスィの旦那になったの?
いや、美人にそう言われて嬉しいよ?
まるで夢みたい・・・あ、夢だった・・・
ドレミー「夢の住民である貴方達が夢の支配者である私に敵うとでも?」
妹紅「あぁ、思うさ。
パルスィ「妬ましい・・・。零の側にいるアンタが妬ましい。零を独占するアンタが妬ましい」
三人がぶつかり衝撃波が珠を襲う
珠揺れ酔いに襲われる
零「待て待て!吐く!吐いちゃう!」
俺が珠にへばり付いていると珠が消え去った
ドレミー「!?何故!?」
ぬえ「兄貴!大丈夫!?」
零「ぬ、ぬえ・・・?」
ぬえが俺を抱き締めて珠を出る
零「悪いぬえ、助かった」
ぬえ「兄貴!兄貴兄貴兄貴兄貴!」
零「ぬ、ぬえ?」
ぬえが頬をスリスリしてくる
やはりぬえも様子が可笑しい
ぬえ「もう離さない!誰にも奪わせない!私だけの兄貴!」
零「・・・・やっぱ可笑しい。皆変だ・・・」
ぬえ「変?全然変じゃないよ。兄貴が豊穣の神と子作りしようとしたって新聞で回って皆モヤモヤしてても黙ってる。だから私達夢の住民は兄貴を自分の物にしようと躍起になってる」
幽香の言っていることが今分かった
幽香の言っていることは・・・・
零「こう言う事かよ・・・ッ!」
俺はぬえから離れ走り出す
ぬえ「兄貴・・・?何で・・・ナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ」
零「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」