異変解決をしたとして博麗神社で宴会が行なわれる事となった
企画はヘカーティア、純狐、サグメ、綿月姉妹、永琳である
その準備の為俺は家で宴会料理を作っていた
百々世「お、上手そうだな」
ルーミア「そーなのかー」
そして先程から涎を滴しながら見てくる少女と幼女が二人
そう、百々世とルーミアである
零「何だよ?誰かと待ち合わせか?皆もう宴会に行っちまってるぞ」
百々世「違う違う。俺はお前に用があってきたんだ。こっちのちびとはさっきそこでな」
俺は宴会料理を少し味見用の小皿に入れてルーミアに渡す
ルーミアは目を煜かせてそれを食べる
零「そうかい。で、何か相談事か?」
百々世「あぁ。この前の愛染香の異変についてな」
零「・・・・・・そうか。お前も感じてたか」
百々世「・・・・・ッ!?じゃあ、お前も・・・」
零「あぁ」
百々世「・・・・・・人里は・・・」
零「地底は・・・」
零百々世「「お前に任せるぜ」」
と言う所で百々世は地底の穴を降りていた
百々世「で、何でお前まで付いてくるんだよ、ちび」
ルーミア「ちびじゃないもん!」
万事屋の前に居たちび、ルーミアがあろうことか百々世の後ろをフワフワ飛んできたのだ
ルーミア「・・・・・お前は何で零に相談しに来たのだー?」
百々世「お前じゃねぇ、百々世だ。零に相談しに来た理由?」
ルーミア「百々世は強いのだー。並大抵の妖怪じゃ束になっても勝てないのかー」
百々世は近くの岩に座る
ルーミアは自分のリボンであるお札を解いて身体が闇に囲まれ、闇が晴れると真の姿になっていた
百々世「それがお前の本当の姿か?」
ルーミア「えぇ。もっとも、この姿を保てるのは精々3分。意識を保つのはあの身体じゃ一時間位かしらね」
百々世「・・・・・目の前に立って分かる。お前、相当強いな」
ルーミア「あら、そう感じる?でも残念。私は零に負けた弱者よ」
百々世「零に?それで封印されたのか?」
ルーミア「まぁ、零も封印術は霊夢や紫みたいに長けてないのか知らないけど零とこの札の距離によって封印の強さは変わるみたいだけど」
ルーミアは札を頭に付けて元の幼女に戻る
ルーミア「さ、行きましょ。私の時間も無いことだし」
百々世「あ、あぁ・・・・・」
俺は人里にある古本屋、鈴奈庵の暖簾をくぐった
小鈴「いらっしゃいませ~。あ、零さんどうしたんですか?今日は宴会があるんじゃ・・・。それに小人ちゃんも・・・」
零「おう。ちょっと見たい文献があってな。・・・・・?小人?」
小鈴が俺の頭の上を見て俺も後を追う
そこには満面の笑みで座っていた針妙丸の姿があった
零「いつの間に・・・」
針妙丸「正邪がね、零の事見張ってろーって、私達の居ないときに絶対何かに巻き込まれるからって」
零「勘の良い娘を持って父ちゃん嬉しい限りだよ・・・」
小鈴「あの・・・・」
小鈴に声を掛けられてハッとする
小鈴「どの様な文献ですか?」
零「えっと確か・・・」
俺は考える素振りを見せた後小鈴の前に置かれた本を指差す
零「その本」
小鈴「・・・・・・・・・・・」
百々世とルーミアが地底の橋まで着くとそこには何時ものパルスィの姿があった
パルスィ「あら、珍しいメンツね」
百々世「あぁ。テメェに聞きたい事があってな」
パルスィ「・・・・・・・・」
百々世「愛染香の異変で俺と零が橋を渡ろうとした時、攻撃してきたよな?」
パルスィ「それは貴方達の足を止める為よ」
百々世「なら足元で良いだろ?何で本体を狙った?いや、それ以前に橋は半妖の河童が護ってた筈だ」
パルスィが目を閉じてしばらくしてため息を付いた
パルスィ?「やれやれ、唯の脳筋と思っていたがどうやらそうではないらしい」
ルーミア「・・・・・・ようやく本性を表したわね」
パルスィ?が黒い笑みを見せる
姿が霧散して巫女装束の女が現れる
???「私は卑弥呼。十二怪の一人」
ルーミア「十二怪?あぁ、幻想郷に茶々入れては零達に撃退されてる・・・」
卑弥呼「フフ、それは大蛇ですわ。全く恥さらしにも程がある。・・・・・水橋パルスィは今も自分の家で眠って居るでしょう。早くしないと手遅れになるかも」
それだけ言うと卑弥呼は消えた
小鈴「・・・・・・・何故この本を?これは妖魔本です。零さんには毒だと思いますが?」
零「お前には毒じゃ無いのか?」
小鈴がたじろぐ
針妙丸「どう言う事?」
零「もっと簡単に言ってしまえば今の小鈴は本当に人間なのかって事さ」
針妙丸「?人間じゃないの?」
零「針妙丸、たまに来る小鈴の依頼って何だっけ?」
針妙丸「えっと・・・本を稗田亭に返すこと?」
零「あぁ。重いから手伝ってくれってな。確かに小鈴は力がない。それは俺も知ってる。でもあの時、確かに小鈴はハゲを振り回していた」
俺は小鈴に近付いて匂いを嗅ぐ
零「それに今の小鈴からは妖怪とゲロ以下の奴の匂いがプンプンするぜ!」
俺が妖魔本を燃やすと中から妖怪が現れた
???「アチチチチ!何するんだ!」
針妙丸「貴方は何時も通りで占いをしてる易者さん!?」
易者「クッ!」
俺は易者の首に木刀を付ける
零「小鈴、人里の人間が妖怪化したら犯罪だ。霊夢と紫に消されちまう。そう、こんな風になっ!」
木刀で易者の頭を割ると易者が倒れる
針妙丸「・・・・・ちょっと厳しくない?」
零「殺してねぇ分優しいだろ?」
俺は木刀を戻して小鈴に近付く
すると小鈴が後ずさる
そのまま壁まで追い詰めて方を掴む
そして唇を付け妖気を吸い取る
針妙丸「え、エェェェェェェェェェェェェ!?」
唇を離し妖気を吐き出して斬り捨てる
零「たく、おら小鈴に死んで欲しくないんだぜ?これに懲りたらもう妖怪になろうとするんじゃあねぇぜ」
小鈴「・・・・・はい・・・」
俺は小鈴に手を差し出す
零「ん」
小鈴「え?」
零「行くんだろ?宴会」
小鈴「は、はい!」
小鈴が俺の手に捕まる
針妙丸「宴会料理を忘れないでね?」
零「お、そうだな。針妙丸専用の料理もあるからな」
針妙丸「本当に!?」