幽々子「フフフ・・・」
幽々子、いや西行妖が笑い出す
西行妖「外に出るのは何時ぶりか!」
西行妖が自信を見て手を動かす
零「・・・・・・・・」
流れて来た記憶も収まり頭痛も引いてきた
西行妖「貴様とも久しいのぅ、黒夜叉」
零「・・・・・・・・あれ?俺ってお前と会った事あったっけ?」
そう確かに前に立った事はあったが喋ったり意志疎通してたりはしていない
西行妖「何を言っておる。私は貴様とは話した事も無いがその噂は私にまで届いておるわ」
まだ何故黒夜叉と呼ばれているかとか自分を兄さんと呼ぶピンク髪でシニョンを付けた奴は誰か、この木刀を作った小傘が誰なのかも分かっていないのだ
一体自分が何して噂なのかも分からない
零「まぁ分かる事は・・・」
俺は木刀を西行妖に向ける
零「もういっぺんテメェを封印すりゃあ全部解決だ!」
西行妖は一瞬驚いた顔を見せたがまた笑い出す
西行妖「やってみろ化け物!」
西行妖が弾幕を放ってくる
俺はミスチーの羽で飛びながら弾幕を弾いて進む
しかし・・・
零「ち!数が多すぎる!」
そう如何せん弾幕の数が多すぎる
ちっとも近づけない
西行妖「ハハハ!その程度か!黒夜叉も大した事がないな!」
零「しま!」
とうとう俺は被弾した
零「ガハッ!」
地面に落ちて血を吐いた
だがまだ立ち上がれる
西行妖「・・・・・・気に入らぬな・・・」
西行妖の力が増す
西行妖「貴様の目的は春を取り戻す事だ。だが私が復活した今それは達せられた。貴様にはもう戦う理由はない筈だ。なのに何故まだ戦う?何故まだ立ち上がる?」
零「約束した!」
俺はよろよろする足に力を込めて揺れる体を押さえる
零「輝夜に鈴仙!ルナサにメルランにリリカ!約束したんだ!異変を解決するって!男が・・・鬼が約束した事を護らずに!テメェを倒さずに!異変解決じゃあねぇだろが!」
俺の言葉を聞いてい西行妖が溜め息をつく
そして一言・・・
西行妖「・・・下らん。実に下らん!かの大妖怪、鵺と並び平安京を恐怖のどん底に叩き落とした黒夜叉が、どれ程の物かと見てみれば中身は只の腰抜けとは・・・」
零「!」
西行妖「良いか?幾ら約束をしようが崇高な理念を持とうが力が無ければ只の戯れ言、只の嘘だ。今の貴様では私を封印する事は出来ん。つまらん理由で戦うな」
西行妖は冷たい視線を俺に向けてくる
西行妖「・・・・興が冷めた。今逃げるなら命は取らん」
今逃げれば生き残れる
・・・・だがそれで良いのだろうか?
俺が生き残ってもいずれこいつは幻想郷の全ての命を奪うだろう
慧音が八百屋のおっちゃんがルーミアが美鈴が小悪魔がパチュリーが咲夜がレミリアがフランが萃香が霊夢が魔理沙がミスチーが紫が藍がリグルが鈴仙がてゐがレティが橙がアリスがルナサがメルランがリリカが妖夢が幽々子が死ぬ・・・・・・・・・・・・
え?妹紅とチルノとサニーとスターとルナと大ちゃん輝夜と永琳?アイツら死なねぇじゃん!
・・・・・・・とにかくそんなの俺は嫌だ
例え今的だろうが生きて見える明日もある
俺は木刀を構える
西行妖「・・・・・それが貴様の選択か?」
零「あぁ」
西行妖「良かろう。なら貴様は今ここで死ぬが良い」
と言ってもこいつと俺とでは何もかも違う
恐らく俺はここで負けて死ぬだろう
でも・・・・
零「仲間見捨てて生きる事なんて俺にゃあ出来ねぇ!」
西行妖が出した蝶の弾幕が一斉に俺を向かってくる
零(ゴメン、鈴仙。約束護れそうにねぇや)
俺は目を閉じ自分の最期を待った
しかしその時が一向に来ない
目を開けると目の前に九本の尻尾に狐耳の女性が居た
???「全く・・・情けないぞ!それでも私を倒した男か!」
その声には聞き覚えがある
零「藍・・・」
そして隣からスキマが現れ紫が出てきた
零「紫・・・」
紫「これは私から万事屋零ちゃんへの依頼ですわ。西行妖を封印して私の友達を・・・助けて下さい」
零「・・・・・勿論だ」
紫「ではお礼としてこれを差し上げます」
それは鉄の腕輪だった
俺はそれを付ける
すると力が溢れてきた
藍「私からはこれだ」
そうして渡されたのは藍のメダル
藍「さっきはあぁ言ったがあれはお前だけで倒せる相手ではない。すまなかったな」
零「へ、良いさ。これ終わったら油揚げ好きなだけ奢ってやる!」
藍「本当だな!?約束だぞ!」
あ、やっぱ狐って油揚げ好きって聞いた事があったけど本当何だ
油揚げ出した途端元気に尻尾と耳動き出した・・・
零「ああ、約束だ!行くぞ!」
俺達はスペルカードを取り出した
零藍「「憑依『スキマ妖怪の式』!」」
俺と藍が一つになった
光が収まり自分がどうなったか確認すると
零『うおっ!角生えた!』
そう額の右に一本曲がった角が生えている
藍『それがお前の本来の姿だ』
尻尾と狐耳が生えている
零『・・・・・・・・・・』
藍『・・・・・今私とお前は一心一体だから何を考えているか分かるんだが・・・』
零『じゃあ跡でして良い?』
藍『あぁ』
西行妖「あの・・・・」
藍と話していると西行妖が声をかけてくる
西行妖「私・・・空気?」
俺達が頷く
西行妖「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
西行妖が涙目だ
零『えっと・・・ゴメン・・・』
西行妖がまた弾幕を放ってくる
だがさっきと違って動きが見えるため量が多くても避けられた
西行妖「小癪な!」
俺が木刀を振りかざすが扇子で防がれる
今度は藍が妖術を放つが俺も威圧で下記消された
西行妖「いくら伝説の妖獣と一つになろうが今の貴様には戦闘センスの欠片も無い!貴様に私は封印出来んぞ!」
零『例えそうだろうが俺はコイツらとお前を越えていく!』
藍『そう言う事だ。大人しく封印されろ!私の油揚げが待ってるんだ!』
一瞬別の言葉が聞こえたが無視しよう
零藍『『封印『玉藻前』』』
西行妖「クソ!こんな所で!私は封印される分けにはいかんのだ!」
封印の陣を破った西行妖の目の前まで俺は走り木刀で斬り付ける
すると幽々子と妖気の塊が分裂した
西行妖「な!」
藍「行け!零!」
後ろでは先ほど別れた藍がいる
零「これで最期だ!幻想符『幻想斬(イマジナリースラッシュ』!」
西行妖「うぁぁぁぁぁ!今に見ていろ!今度私が復活した時が貴様らの最期だ!」
そう言い残し西行妖が消えていった
そしてまた自分の体を見る
零「角が消えてる?」
藍「安心しろ。あれはお前の妖力の現れだ。妖力が戻ればまた生えてくるさ」
嫌別にそれは心配して無いんだけど・・・・
零「・・・・ってそんな事より幽々子!」
俺は倒れた幽々子の元に向かった
零「・・・・・・息してない!?」
藍「亡霊だからな」
零「あ、そっか」
そんなこんなしていると幽々子が唸り目を開けた
零「大丈夫か?」
幽々子「フフ、また助けられちゃった」
幽々子は笑っているが体はボロボロだ
零「俺は正直まだ自分の正体もお前らの事も殆ど思い出しちゃいない。・・・でもな幽々子、俺は何故かここにいる奴ら全員助けようとしちまうのさ。じゃなきゃ俺が俺じゃなくなっちまうのさ」
俺は幽々子を背負う
幽々子「フフフ、安心して。貴方は昔と何一つ変わってはいないわ」
こうして春雪異変は解決し無事春が戻った
そして俺は五つの難題の一つ目をクリアした
東方ロストワード
華扇さんとチルノ、みょん吉が当たりました!
楽しみ過ぎて何時も正午に起きるのに八時に起きちまったぜ
さてここから終盤宴会パート!
皆さんお楽しみに!