東方鬼神録   作:ヘタレ寝癖人間

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愉快な鍛冶屋なベビーシッター

目が覚めると知らない天井・・・・な訳では無く家の天井だった

 

零「あ?何で俺こんな所で寝てんだ・・・?」

 

起き上がると俺はあることに気付く

 

零(・・・・・何で裸?)

 

いや、半裸だった布団を捲るとパンツを履いている

 

いやそれが普通なんだけどね!

 

全裸の方が不自然だから!

 

横を見ると小さな膨らみがある

 

しかも動いている

 

零(え?人?嘘、マジ?ちょ、これ、もしかして・・・)

 

俺は一瞬固まる

 

零(ジャンプでK点越えたァァァァ!飛んでもねぇ不祥事やらかしちまった!疲れが貯まって、こんな、こんの慧音と妹紅に知れたら俺も作者も殺されて小説の連載が終っちまう!落ち着け!昨日あれから一体何があったか思い出せ!もしかしたら何も起こってないかも!駄目だぁ!残念ながら何も思い出せねぇ!いや、残念とか行ってる場合じゃねぇよ!つかこれ誰?全く思い出せねぇ!せめて知り合いだけは避けて!頼む!)

 

俺は恐る恐る布団の膨らんだ場所を剥ぐ

 

顔が見えた

 

オレンジの髪に大きな角の幼女

 

俺は一度布団を元に戻しまた剥ぐ

 

やはりそこに居たのはオレンジの髪に大きな角の幼女、萃香だった

 

萃香も目が覚め辺りをキョロキョロ見回し状況が把握出来たのか頬を赤らてこう言った

 

萃香「全く零ってば、だ・い・た・ん//////」

 

零(け、K点所か大気圏ぶち抜いたァァァァ!!!)

 

とりあえず俺は布団から抜け出る

 

零「な、何で萃香が隣で寝てんだ!しかも全裸で!」

 

萃香「大丈夫!パンツは履いてたから」

 

零「あ、そっか。それなら安心・・・出来るか!」

 

俺はそのまま立ち上がる

 

零「良いか!俺は服取ってくるから動くんじゃねぇぞ!」

 

萃香「言われなくても動かないよ」

 

俺はそのまま部屋を出てリビングに向かう

 

リビングに入ると俺の服が綺麗に畳まれていた

 

とりあえず俺は服を着て萃香の服を探す

 

零「風呂場か?」

 

俺は風呂場に向かった

 

脱衣場に入るとシャワーの音が聞こえる

 

零「今度は誰だよ!」

 

俺は脱衣場から浴場に続く扉を思い切り開く

 

零「こぅら!人の家で何風呂入ってんだゴラァ!」

 

???「あ」

 

零「あ」

 

そこに居たのは青髪のオッドアイの少女だった

 

少女の顔がみるみる赤くなる

 

???「キャャャャャャャャャ!!!」

 

俺はそのまま気を失った

 

 

 

BGMオンリー

砕月

背景

風切家

 

萃香「いや・・・何これ?」

 

???「作者の気紛れでこうなったみたい」

 

萃香「いや、そうじゃなくてさ、前回凄いシリアスだったよね?」

 

???「いやいや、前回の前半見てみてよ。あれはもうギャグだよ?作者って異変以外はギャグで固めたいらしいの」

 

萃香「え?じゃあ万事屋零ちゃん活動編のあれ何?大半がシリアスで構成されてたよね?」

 

???「あれはオリジナル異変の序章的なあれって行ってたよ?」

 

萃香「・・・・・・・てか、お前誰?服取ってきてくれた事には感謝するけどさ」

 

???「あちき?あちきは只の傘だよ?」

 

萃香「・・・・・・・・・まぁ妖怪って事は分かるけどさ・・・」

 

???「・・・・・・・・・・・・」

 

萃香「・・・・・・・・・・・・・」

 

???「・・・・・・・・・・・・」

 

萃香「・・・・・・・・・・・・・」

 

零「いや、喋れよ」

 

???萃香「「あ、起きた」」

 

零「起きたじゃねぇよ。どんだけ強い力で殴ってんだ。

まだ痛ぇよ。・・・・・・顔歪んでない?」

 

萃香「大丈夫だよ」

 

零「あ、そう。・・・・てか、お前らさっきからメタいよ!」

 

???「大丈夫大丈夫。こんな小説なんて作者の気分しだいでどうにでもなる脆い物だから」

 

零「元も子もねぇよ!てか、何時までBGMオンリーの背景のみ出てきてやってんだ!背景のみってか背景すらねぇよ!」

 

萃香「それは作者に絵心が無いから背景が作れないんだよ」

 

零「・・・・・・・よし、じゃあ見た目を皆で読者に伝えよう!はい!BGMオンリー終了!」

 

こうして強制的にBGMを止めて背景書いた板をぶっ潰す

 

萃香「そんなこと言われてもどうするの?」

 

???「そうそう、幾ら私達が言っても全て作者が作った言葉だから全部作者次第だよ?」

 

二人がそう言う

 

零「てか、お前誰よ?」

 

俺は青髪オッドアイの少女に聞く

 

???「あちき?あちきは多々良小傘!零ちゃんに拾って貰った傘だよ!」

 

小傘が笑って抱き付いてくる

 

零「な、何で抱き付いてくんの?」

 

小傘「だって零ちゃんはあちきのご主人様だもん!初めてだったんだの。あちきを拾ってくれた人は・・・」

 

萃香「あ、なるほど。またか・・・」

 

小傘が顔を赤くしていて何故か萃香が呆れた顔をしている

 

そして萃香が反対の腕に抱きついついてくる

 

零「何でお前まで抱き付いてくんだ!」

 

萃香「あた!」

 

俺は萃香の頭を叩く

 

零「んで、何で萃香は暴走してたんだ?」

 

萃香「あ~・・・私も良く分かんないだけどね、作者が異変起こしてくれって私の所に来た後私誰かに丸薬を飲まされたんだ」

 

零「誰かって誰だよ?」

 

俺は萃香に聞き返した

 

萃香「それは分かんないんだけど・・・」

 

零「わかんねぇのかよ・・・」

 

だが待て

 

あれは確かに萃香だったがそれ以前にあれは萃香の影だった筈だ

 

萃香の言っている事が本当なのならスターやルナ、ミスチーやリグルを襲った犯人も同一人物と言う事だ

 

零(どうやらこの異変、そう簡単にゃあ解決出来そうもねぇぜ・・・)




はい!
大きな謎が出ましたね!
犯人は誰だ!
自分もおだっちみたいに伏線上手く張りたいです!
後何れ人気投票編とかやってみたいね!
てことで!第一回人気投票!
投票方法はコメント!
投票期間は自分が東方永夜抄編を終わらせるまで!
どしどし来てください!
ネタ投票もアリですよ~
コメントよろしくお願いします!

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