目を覚ますと知らない天井だった
零(確か幽香と戦って負けて・・・あれ?その後どうなったんだっけ?)
如何せん記憶が無い
最近そんな事が多すぎてもうなれてしまった
幽香「あら?起きた?」
声が聞こえて辺りを見ると幽香が机で紅茶を飲んでいた
幽香「貴方あの後倒れて大変だったのよ?」
零「そりゃ悪かったな」
俺が礼を言うと幽香は暗い顔をする
幽香「何で・・・守ってくれたの?」
零「あ?」
幽香「私の花、守ってくれたんでしょ?」
零「あぁ、だって・・・あの花はお前にとって大事な物らしかったからな」
そう、あの時幽香の顔は真っ青だった
その理由は下を見て分かった
綺麗な向日葵達、これは全て綺麗に咲いていた
きっと幽香が端正込めて咲かせたのだ
零「だから守った。テメェの花(魂)を気にしない程俺は出来た人間じゃねぇのさ」
俺がそう言うと幽香が笑った
幽香「そうね、貴方はその頭と一緒でそう言うひねくれた人だものね・・・」
零「・・・・さっきからあんた俺を知ったような口調だが俺とお前はどう言う関係なんだ?」
俺は幽香に気になる事を聞く事にした
幽香「そうね・・・貴方が鬼だとしたら私は桃太郎、もしくは浦島太郎と乙姫か・・・ま、好きなように考えれば良いわ」
全く分からん・・・・
一体どう言う意味なのだろうか?
零「あ、それで青薔薇の蜜って分けて貰えるのかな?」
幽香が唸りながらこちらにくる
幽香「う~ん・・・・そうね・・・」
幽香は俺の前で立ち止まり俺の顔と同じ位置に顔を持ってくる
零「?」
次の瞬間幽香の顔がゼロ距離まで来た
そして唇が重なるなを感じた
零「な、何してんのお前!?」
俺が聞くと幽香が笑った
幽香「貴方は私の所有物よ。今回だけは浮気を許して上げる。でも次からは許さないわよ」
そう言って幽香は金色の液体に入った小瓶を渡された
正直浮気の件は一切分からないどころか付き合ってすらいない
零「おらどっちかっつったら縛られるより縛りたいんだけどな・・・・」
幽香「同意見ね」
零「ま、ありがたく頂いとくよ」
こうして俺は青薔薇の蜜を手に永遠亭に飛んで帰るのだった
三人称視点
幽香「・・・・・・」
幽香は飛んで行く零を見る
幽香「・・・・・・・・・紫、居るんでしょ?」
幽香がそう言うと幽香の後ろからスキマが現れた
しかしそこから現れたのは紫ではなく藍だった
幽香「あら、狐の方が来たの・・・」
藍は殺気を放ち幽香に近づく
藍「風見幽香・・・お前零が力も記憶も封印されているのは知っているだろう?」
幽香「えぇ、知ってるわ」
幽香がそう言うと藍が幽香のむかぐらを掴んだ
藍「知っていて何故戦った?」
さっきよりも殺気がましている(ダジャレじゃないよ?)
幽香「・・・・・・彼は何れこの幻想郷を滅ぼすわよ?生きとし生ける全ての生物が消えるでしょうね。その時貴女は彼を殺せるかしら?少なくとも私は出来ない」
幽香が空を見る
それを藍はただ黙ってみているしかなかった