東方鬼神録   作:ヘタレ寝癖人間

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何故山を登るのか?そこに山があるからさ

結局永琳の薬を呑んで何時ものフサフサに戻った

 

そして次の日

 

零「よし、山に行こう」

 

蛮奇「い、いきなりどうしたのよ?」

 

ソファで右隣に座っている蛮奇が聞いてくる

 

零「いや、たまには皆でピクニックでもと・・・」

 

小傘「ピクニック!?楽しそう!あちきも行く!」

 

てことで来ました妖怪の山!

 

零「さて、弁当はちゃんと持ったか?おやつは三銭までだぞ」

 

蛮奇「小学生の遠足か!」

 

蛮奇に突っ込まれる

 

零「良いじゃねぇの。どうせこの編何て東方風神録編までの繋ぎだから」

 

蛮奇「メタい!」

 

零「大体何だよ万事屋零ちゃん危機一髪編って・・・。

完全に俺が命の危機に瀕してるじゃん。てか既に瀕したし、頭と身体で瀕したし!」

 

俺はザビエルハゲと幽香を思い浮かべる

 

小傘「そもそもこの編を秋まで続けようとしてる時点で作者の行き当たりばったり感が滲み出てるよね」

 

蛮奇「小傘もそう言う事言わない!」

 

俺と小傘の爆弾発言に驚く蛮奇

 

蛮奇「・・・・・てか、え?この編秋まで続くの?」

 

零「あ?あぁ、作者が言うには「秋姉妹は秋に出したい!」らしい」

 

小傘「たぶん今までで一番長い章になると思う」

 

零「て言うか原作がそもそも秋だし、オマケに作者は原作未プレイ、戦闘描写下手そもそも書くのが下手とか言う負の三拍子だからね」

 

蛮奇「もういい加減にしてよ。突っ込むのもめんどくさいよ・・・」

 

二人にため息を付く蛮奇

 

てか正直言うとこの小説ってソードゲンソウオンラインの次回作までの繋ぎだしね

 

蛮奇「おい腐れ作者!」

 

おっと失礼

 

零「まぁメタい話はこれくらいにしてさっそく登るか」

 

俺は歩き始める

 

後ろから小傘と蛮奇も来ている

 

流石幻想郷と言うべきか、自然も豊かだ

 

空気が美味しい

 

そう思った時

 

目の前に誰かが降りてきた

 

姿を見ると狗耳に尻尾の少女

 

頭に変な帽子?が着いている

 

零「天狗か?」

 

???「その通りです」

 

少女は太刀を俺に向ける

 

???「私は哨戒の白狼天狗、犬走椛。ここは妖怪の山です。即刻出ていってもらいます!」

 

零「アブな!」

 

椛が太刀で斬り掛かってきた

 

俺はそれを後ろに飛んで避ける

 

小傘蛮奇「零ちゃん(零)!」

 

零「ここは戦略的撤退!」

 

俺は小傘と蛮奇を担いで山を走った

 

椛「待ちなさい!」

 

 

 

何とか椛を巻いて来たのは滝壺だった

 

零「はぁはぁ、何なんだよ?」

 

蛮奇「妖怪の山は昔鬼が支配してたみたいだけど今は天狗が支配してるの。天狗って結構排他的で余所者は追い出される」

 

零「なるほど・・・」

 

俺は川に近付いてきて水を救おうする

 

すると

 

???「ひゅい!?////」

 

声が聞こえた

 

何故か柔らかい感触もある

 

どんどん何かが浮かび上がってきた

 

???「な、なんだい君!いきなり人の胸もみしだいて!」

 

零「え?あ、悪い」

 

俺は手を離す

 

零「えっと・・・誰?」

 

俺は目の前の青服の少女に聞く

 

???「私かい?私は河童の超妖怪弾頭、河城にとりさ。よろしく盟友!」

 

零「河童ぁ?嘘着け!頭に皿がねぇじゃん」

 

にとり「君は私の胸を揉みしだいた上に恥部を晒せって言うのかい?」

 

小傘「零ちゃん・・・・・」

 

蛮奇「最低・・・・」

 

後ろで二人が冷たい目を向けてくる

 

零「何か・・・・ゴメン」

 

にとり「ハハハ、良いさ」

 

・・・・・・そう言えば西行妖と戦っていた時に思い出した記憶の中ににとりと椛と文が居た

 

零「本当・・・俺って何なんだろな・・・」

 

にとり「そんなことは誰にも分からないよ。神のみぞ知るって奴さ」

 

零「・・・・それもそうだな。ありがとよ」

 

俺はにとりを撫でる

 

撫でた瞬間数ヶ所で雷が落ちた

 

小傘「何!?」

 

雷が落ちた場所が燃えている

 

零「にとり、二人を頼む・・・」

 

にとり「・・・・・・・気を付けて」

 

零「あぁ」

 

俺は火の元に飛んで行くのだった


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