俺は目を覚ます
いつもの部屋だ
小傘が横で椅子に座って寝ている
看病してくれたのだろうか・・・
俺は起き上がって自分の被っていた毛布を小傘にかけて俺は台所に向かう
そこに居たのは蛮奇が料理を作っていた
零「おはよう」
蛮奇「おはよう」
そのまま蛮奇に肩を捕まれる
蛮奇「で、済むと思った?」
零「デスヨネー」
俺は蛮奇に正座させられる
蛮奇「あんたってやつは何で何時も倒れて帰って来て!その度に心配して看病してる小傘の気持ちも考えて!」
蛮奇の言うことは最もなので何も言い返せない
蛮奇「それに・・・わたしだって心配したんだから・・・・」
俺は目を丸くして蛮奇を見る
零「そっか・・・・」
俺は蛮奇を抱き締める
蛮奇「ちょっ!?//////」
零「ごめんな。心配ばっかかけちまって」
俺は抱き締めなからそう言う
蛮奇は俺を突き放してまた台所に戻る
零「何で怒ってんだ?」
俺はそう呟きながらソファに座る
???「たのもー!」
その時外から声が聞こえてきた
家を出て階段を降り小傘の工房から外に出るとそこに居たのは鬼だった
???「これは・・・。頼みごとをしに遥々着たがまさか珍しい顔触れに会うとは・・・」
どうやら向こうは俺を知っている用だ
零「えっと・・・どちら様?」
俺はその鬼を見る
頭に大きな角があり服はまるで武士しかし・・・
零(あ、足がない!?スタンド!?え?マジ?)
スタンド特有のふにゃふにゃしたらやつがある
???「そうか、お前は今記憶が無いのだった
な。・・・私はコンガラ。鬼として今は地獄の鬼どもの長をしている」
零「は、はぁ・・・・。それで頼み事って何さ?」
コンガラ「その事何だが・・・・。お前に私が帰って来るまで地獄の鬼の長を任せたい」
・・・・・・・・・・うん?
零「いや。いやいや。いやいやいや。いやいやいやいや!無理だろ俺にゃ!」
コンガラ「いや、出来るさ。お前は例の一件で鬼にも罪人にも恐れられているからな」
例の一件とはあれか?俺が罪人ぼこぼこにした奴か・・・・
・・・・・・てかそろそろ聞いても良い?
俺はコンガラの頭を見る
零「その頭に輝く136位って何?」
そう、実は蛮奇の頭には69位、小傘には20位と出ていた
コンガラ「これか?これは今年の人気投票の結果さ」
零「人気投票?」
コンガラ「あぁ、この時期は大体こうさ。だが今年は少し違う。毎年一位は霊夢だったが今年は白玉楼の庭師らしい」
妖夢が一位なのか・・・
零「で、何で俺が1日地獄の管理をしねぇといけねぇんだ?」
コンガラ「それは・・・まぁ、またあれだ」
零「・・・・・・あぁ・・・」
あれ・・・・おそらく異変の事だろう
コンガラ「サボり間の死神がこの忙しい時期にサボってな、こちらに死者の魂が溢れ帰って四季折々の花が咲く始末さ」
何となくその死神が分かるような気がする
零「分かったよ・・・」
コンガラ「感謝する」
俺は一旦部屋に戻る
零「蛮奇!仕事だ!」
蛮奇「あっ!今日は小傘の工房の方の手伝いが・・・」
零「んじゃあ小傘の方を頼む」
俺は薄い上着を来て地獄に向かうのだった
今年・・・歴史が動いた!
妖夢マジでおめでとう!