さて、人里を出て無縁塚まで飛ぶ
無縁塚まで来て見慣れない場所に疑問が浮かぶ
そこら辺に石の塔が立っている
飛ぶのも疲れたしそこに降りる事にする
零「にしてもスゲェ量だな・・・・」
しかも全て綺麗に並んでいる
???「あら?貴方誰?」
零「あ?」
声が聞こえそちらに目を向ける
福耳が特徴的な女性だった
零「俺はコンガラに頼まれて一日コンガラの代わりをするもの何だけど・・・」
???「あぁ!話はコンガラちゃんと閻魔様から聞いてるよ!私は戎攖花、水子の霊よ。着いてきて三途の河まで案内してあげる!」
こうして俺は攖花の後を着いていく
零「ここには積み石が一杯あるみたいだけど・・・全部お前が作ったのか?」
攖花「ここら辺はね。手前の方は他の子供達が作ってるの」
零「ふ~ん・・・・」
俺は攖花の頭を見る
零「125位か・・・」
攖花「え?」
零「あ、いや、何でも・・・」
俺は自分の頭を見る
論外それが俺の頭に浮かぶ文字
いや、まぁ俺オリ主だからそうなのは当たり前何だけどせめて何も書かないでほしいわ
攖花「着いた!」
零「え?」
そこにあったのは何時もの河
零「おぉ、ありがとな」
俺は攖花を撫でる
攖花「えへへ~//♪」
俺は攖花と別れて船に乗り漕ぎ始める
零「ビンクスの酒を届けに行くよ♪」
俺は鼻歌を歌いながら船を漕ぐ
???「こんな所に人間とは・・・今日はどうしたんだい?」
また知らぬ声が聞こえた
見ると牛の角が生えた赤ちゃんの地蔵を抱いた女性が浮いている
零「只の依頼さね。ところであんたは?」
???「私は牛崎潤美。牛鬼だよ」
潤美は船に降りてくる
潤美「で、依頼って?」
零「サボり癖のある死神の後始末にあり出された鬼の代理ってとこだよ」
俺の説明に潤美が溜め息を付く
潤美「あんたも大変だねぇ」
零「まぁそう言う面倒事を受け持つのが仕事なもんでね」
潤美「ハハハ!つくづく可笑しな奴だねぇ」
笑う潤美に俺は苦笑いを浮かべまた潤美の頭を見る
121位だ
11の2乗
零「ハイハイ、どーせ俺はおかしゅーござんすよ」
俺はまたオールをもち船を漕ぐ
零「ヨホホホ~♪ヨ~ホ、ホ~ホ~♪」
俺は鼻歌を歌う
潤美はエサを巻き周りに巨大魚が群れてくる
潤美「可笑しいは可笑しいでもお前の場合は面白可笑しいだな」
零「あ?どう言うことだよそれ?」
俺は潤美の言葉に違和感を覚える
潤美「気付いて無いのかい?お前さん、半人半妖で妖力、霊力共に申し分無いが、その実神力がある。つまりあんたは神でもあるってことさ」
潤美が言い終わると一匹の古代魚が跳ねた