東方鬼神録   作:ヘタレ寝癖人間

6 / 192
吸血姉妹と凸凹コンビ

四人を下ろして俺は上の戦いを見ていた

 

零「綺麗だな・・・」

 

妹紅「そうだな・・・でもこれ全然決着が付かないぞ?」

 

確かにそうなのだがかといってあれに混じって生きれる自信は無い

 

妹紅「・・・・・お前終わらせてこいよ」

 

零「は!?無理に決まってんだろ!彼に混じったら俺死ぬぞ!」

 

俺がそう言うと妹紅は木刀を俺に握らせて頭を掴んだ

 

零「あ、あの・・・妹紅さん・・・?」

 

妹紅「じゃあ行って来い!」

 

妹紅に投げられて空を飛んだ

 

零「アァァァァァァァァァァ!!!!」

 

???「なんだ!?」

 

???「魔理沙!気をつけなさい!そいつ霊力、魔力、妖力、神力を感じるわ!」

 

巫女服の言葉に魔女っ子もとい魔理沙が驚いている

 

???「フラン!先にあっちを片付けるわよ!」

 

フラン「うん!御姉様!」

 

紫の方が赤い方にフランと読んだ

 

つまりは紫はレミリアだろう

 

四人が俺に段幕を放つ

 

妹紅はあとでしばくとして今はどうこの状況を打開するかだ

 

???『貴方には剣が似合いますね』

 

誰だ?

 

俺に名前をくれた奴とは違う声

 

???『その技、カッコいいと思いますよ』

 

その技?

 

いったいどの技だよ

 

いや、分かってる

 

忘れていても体が覚えている

 

俺は木刀を右手で左脇まで持ってきた

 

そして体の中にある炎を木刀に移す感じで木刀に力を込めた

 

???『その技の名前、私が決めて良いですか?』

 

勝手にしやがれ

 

???『じゃあ次からこの技をする時はこう叫んでくださいね』

 

俺は息を目一杯吸い叫んだ

 

零「幻想符『幻想斬(イマジナリースラッシュ)!!!」

 

木刀を振ると

 

零???魔理沙レミリアフラン「「「「「なんか出た!?」」」」」

 

???魔理沙レミリアフラン「「「「きギャァァァァァァァァァ!!!!!」」」」

 

ピチューンと言う音と共に俺は落ちた

 

零「やっぱこうなると思ったよ!くそったれェェェェェェェェ!!!」

 

ピチューン

 

 

 

目が覚めた

 

天井が紅い

 

零「・・・・・ここは・・・」

 

咲夜「ここは紅魔館よ。貴方は二日間寝っぱなしだったわ」

 

・・・・・今聞き捨てならない言葉が聞こえて来たぞ?

 

零「も、もう一度言って貰ってもよろしいでせうか?」

 

咲夜が頭に?を浮かべているが溜め息をついたあとにこう言った

 

咲夜「だから、ここは紅魔館よ。貴方は二日間寝っぱなしだったわ」

 

見事に複製してくれた事に驚いて来たがそれより驚くのは二日寝ていた事である

 

どこのバトルアニメだよ・・・

 

しかし俺の言葉は

 

零「はぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

 

でありその叫びは幻想郷中に響き渡りそれは後に歴史の教科書に載るのだが今の俺には知る由はなかった


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。