今日はとあるリア充の特別な日
年に一回会える特別な日なのだ
そう、七夕だ
零「よぉし、願い事を書こう!」
蛮奇「またあんたはいきなりだね・・・・」
零「竹なら妹紅と輝夜が一本送ってきてくれたからか」
俺はそう言って竹を床に立てて固定する
そして願い事を書く紙を蛮奇に渡す
蛮奇「願い事ね・・・・」
零「まぁ、何か書いたら良いから」
俺は立ち上がって玄関に行く
零「じゃあ小傘にも渡してくるわ」
こうして俺は下に降りた
蛮奇視点
零が降りて私は紙とにらみ会う
願い事・・・姫と影狼と小傘と・・・・アイツと・・・
蛮奇「ッ!何でアイツの事考えてんだろ・・・・」
出会いも罪を押し付けられたとか最悪な出会いの筈なのに・・・・
零「あ、後で妖怪の山に行くからな~」
蛮奇「~ッ!」
私は零の声に驚いて近くにあった時計を投げる
零「ポリエステルッ!」
変な叫び声を出して零は気絶してしまった
蛮奇「・・・・あ、ヤバッ!」
私は数秒経ってから全て理解して零に駆け寄った
零視点
小傘に紙を渡した後連絡事項は伝えに戻ったら蛮奇に時計を投げつけられて倒れた
目を覚ます
蛮奇「起きた?」
上に蛮奇の顔が見える
零「ちょっと待て」
俺はそれに違和感を感じて蛮奇に待ったをかける
零「頭の下にある妙に柔らかい感触、腰掛けの掛る部分から見える蛮奇の体制、そして蛮奇が座って俺が寝ていると言うことは・・・・」
蛮奇「そんなに確認しなくてもちゃんと膝枕よ」
零「マジですか!?」
俺は起き上がろうとする
蛮奇「駄目。しばらくはこうしてなさい」
零「え、でも・・・・」
蛮奇「良いから」
俺はしばらく黙ってもう一度蛮奇の膝に頭を付けた
蛮奇視点
な、なにしてんだろ私・・・
別にコイツの事なんてどうでも良い筈なのに・・・
コイツを見ていると何故か胸が苦しい
蛮奇「ねぇ・・・・」
零「ん?」
蛮奇「私、たまに可笑しいの・・・・」
零「可笑しい?」
蛮奇「うん。胸がドキドキして苦しくなったりする。これって何かの病気かな?」
零「あ~、そりゃ病気だな。それも飛びっきりの」
蛮奇「っ!それはどんな病気?」
零「そうだな・・・恋の病」
零が笑いながらそう言う
まただ。また胸が苦しい・・・
あぁ、そうか・・・
私はコイツの事が・・・
蛮奇「ねぇ」
零「ん?」
蛮奇「好き」
零「そうか・・・・ん?まぁ良いや・・・」
私はコイツの事が好きなんだ
だからこんな事をしたいと思った
コイツの事だからちゃんと伝わって無いだろうけどそれでも良い
今日は七夕で特別な日
今日くらいは彦星も織姫も許してくれるよね?
零視点
あれから皆で妖怪の山を登っている
何故か蛮奇が俺の右腕を組んで放さない
そして左には雛が腕を組んでいる
と言うか蛮奇は小傘が好きなのではなかったか?
零「あのさ、歩き辛いから離れてくんない?」
蛮奇「ヤダ」
雛「えぇ、久しぶりに会ったんですもの」
小傘「零ちゃんモテモテだね」
にとり「本人は分かってないみたいだけどね」
後ろで小傘と雛と一緒にいたにとりが何か話しているが距離が離れていて聞こえない
そんなこんなで妖怪の山に着くとそこには既に何人かが空を眺めていた
文「あ、零さん!」
零「よぉ文」
俺は二人から腕を離して文に近付くと俺は横から蹴りを入れられた
穣子「来たらぶっ殺すって言わなかったっけ?」
零「おめぇに会いに来たんじゃねぇよ。星見に来たんだよ!」
稔子「ほぉ、じゃああんたは私達より星を選んだわけね?」
零「ほんっとうにめんどくせぇなお前・・・」
穣子「フフン!さぁ、私を崇めなさい!」
文「あの~お二人はどういう関係で?」
俺と穣子が言い合っていると文が話しかけてきた
零穣子「「敵!」」
俺達がそう言うともう一度にらみ会う
その時上から誰かが降ってきた
見るとそれは椛で剣をもっている
零穣子「ギ(キ)ャャャャャャャャ!!!」
椛「零さん大丈夫ですか!?」
零「大丈夫っつうかお前今俺ごと斬ろうとしたよな?ついでに言うから殺気全開だったよな?」
静葉「穣子、大丈夫!?」
そこに来たのは静葉だった
静葉「妹がお騒がせしました」
椛「いえいえ、家のバカこそお騒がせを・・・」
零穣子「「お母さん!?」」
俺はそこに寝転がって空を見る
皆そんな風に空を見る
そこにあったのは満天で満点の星空だった
その頃
俺の家の竹には三つの願い事がたなびいていた
零小傘蛮奇『『『何時までも皆で一緒にいられますように』』』
次から多分あの戦争だ・・・