放課後になり俺は学校を出る
スマホを弄って守谷神社の場所を調べる
守矢神社は京都と茨城後長野にあるがここは京都だ
守矢とは実際洩矢神社のことで遥か昔縄文時代に洩矢の土着神のミシャグジと大和の神建御名方尊が戦い洩矢神社が建御名方尊神社となり現在は京都で守矢となっている
世にこれを諏訪大戦と言うとか何とか
さて、そうこう話している間に守矢神社の階段前まで来た
ここを登れば俺はあのスタンドが見えると言う事を証明してしまう訳だが
零「・・・・バックレようか」
そう言って俺はそのまま何処か知らない家に帰ろうとする
???「ちょっとちょっと、何処に行こうって言うのさ!」
その声に振り向くとそこに居たのは俺をここに来るように仕向けた幼女だった
???「ほら、久しぶりに戻ったんだから早く来て!」
俺は幼女に引っ張られて階段を登る
零「ちょいちょいちょい!あんた誰だよ!」
???「何言ってるの!私だよ!洩矢諏訪子だよ!」
零「知りませんね。そんな子」
諏訪子「子供扱いするな~私は零より歳上だよ!」
零「嘘付け!自分の見た目をみろ!幼女だろうが!」
諏訪子「こう見えても子持ちの人妻だよ!そしてその相手は・・・零何だ!」
一瞬で辺りが静まり返る
俺が・・・この幼女の、旦那ァ?
零「・・・・・マジか・・・。お前みたいな見た目幼女と結婚するくらいだからどんなロリコンかとも思ったら、俺かよ!」
俺は地面にへばる
零「ん?待て。じゃあこどもって・・・・」
???「諏訪子様?」
そこに居たのは早苗だった
諏訪子「早苗のご先祖様だよ」
零「はァァァァァァァァ!!!!!!」
三人称視点
これをまた別の所から見ている人物が居た
紫「・・・・・・・・・・・」
八雲紫である
しかしこの紫は零の知っている紫ではない
それ以前の紫である
紫「どう言う事?零の記憶は封印したはず・・・。なのに今はまるで昔の記憶があるような・・・」
???「違いますわ」
紫の後ろにスキマが現れる
紫のスキマから出てきたのは紫だった
この紫こそが零の知っている紫である
現紫「今の零は紛れもなく記憶がありませんわ。過去の私」
旧紫「・・・・・・・どう言う事かしら?」
現紫「今の彼は今から半年後のかれ、私が意識を移しました」
旧紫「一体何のために?」
現紫「彼たっての希望ですわ。彼こちらに戻ってくる際に記憶を無くしましたの。今彼が思い出しているのは幽々子が西行妖を封印した時の記憶くらいですわ」
現紫がそう言うと旧紫がまた零を見る
旧紫「貴女は、彼をどこまで知っているの?」
現紫「あら、貴女は私なのだから分かっているでしょ?
私も貴女も知っている範囲は同じ。まさか零が諏訪の神と知り合いなど思っても見ませんでしたわ」
現紫はそのままスキマに戻ろうとする
現紫「そうそう、近々月とまた衝突するのだけれども良かったら見に来なさい。今の零を見せて上げる」
それだけ言うと紫はスキマを閉じた