零「鳥料理撲滅の署名ィ?」
俺は目の前に居るミスチーに先ほど言われた単語をもう一度言う
ミスチー「そう!私が八ツ目鰻を広めても鳥料理が減る事が無いから直接な手段に出るわ!」
零「はぁ・・・・・」
ミスチー「既に射命丸さんと久侘歌さんも協力して貰ってるわ」
零「そりゃあ鳥だからだろ・・・」
ミスチー「とにかく!ここに署名を!さぁ!さぁ!」
今日のミスチーはえらく積極的だ
そこまで鳥料理を無くしたいのか?
???「ちょっと待ったー!」
そこにまた知らない女の子が入ってきた
零「えっと・・・どちら様?」
???「私は奥田野美宵!鯨呑亭の看板娘よ!」
零「あぁ!あんたが俺が誘拐された時慧音に伝えてくれた娘か!ありがとな!」
俺は美宵の頭を撫でる
美宵「う~/////」
零「で、何か用か?」
美宵「そうだ!私、零さんにお願いがあったんですけど鳥料理撲滅の話が聞こえて・・・・。」
零「それは後でいいや。「え!?」で、お願いって?」
美宵「その・・・小鈴ちゃんが妖怪と政略結婚させられそうなんです!」
三人称視点
てか既に結婚式は始まっていた
見合いして即行である
司会「皆様、お待たせ致しました。新郎新婦入場です!」
入り口の扉が開く
そこから入ってきたのは小鈴と・・・・ゴリラ型の妖怪だった
蛮奇「ねぇ姫。人間一体どう転ぶとあんな事になるの?」
ワカサギ姫「お見合いで脱糞してワントラップ入れるとああなるのよ」
阿求「女の子がそんなはしたない言葉を言う物じゃないですよ!それに笑い事じゃないですよ」
ワカサギ姫の言葉に阿求が注意する
ワカサギ姫「別に笑ってないわよ?」
影狼「て言うか笑えないわよ。他人の結婚式で哀れみが込み上げたのは初めてよ」
阿求「何とかならないんですか?一様霊夢さんと魔理沙さんにも来て貰ったけど二人ともあの調子だし・・・」
阿求の目の先には酒を呑みながらバナナを貪る霊夢と魔理沙と萃香の姿がある
阿求「とにかく!貴女達に暴れて貰ってこの結婚式を壊して欲しいのよ」
蛮奇「壊すって最初から壊れてるでしょこれ?ゴリラだらけじゃない。最初から壊れてるもの壊すなんて神様でも無理よ」
その時阿求の懐から電子音が響く
香霖堂で売っていたトランシーバーだ
小鈴『こちら小鈴!応答願いますどうぞー!貴女達なにやってるのよ!?早く結婚式を壊してどうぞー!何のために呼んだと思ってるの!?ご飯食べさせる為じゃないわよ!どうぞー!』
影狼「ご飯って・・・バナナしかないじゃない」
小鈴『私だって逃げたいなら逃げるわよ!でも今回はお父さんの意向なの!どうぞー!』
霊夢「何処産よ?どうぞー!」
そこに来たのは霊夢だった
小鈴『え!?』
霊夢「このバナナは何処産かって聞いてるのよどうぞ
ー!」
小鈴「バナナの事はどうでも良いのよ!ちょっと気に入ってるじゃないバナナどうぞー!』
霊夢「果物の王様はやっぱバナナよ。どうぞー!」
小鈴『どうぞじゃないわよ!そんなこといちいち報告しなくて良いのよ!どうぞー!』
小傘「あちきちょっと眠くなってきちゃった・・・」
小鈴『勝手に寝てくださいどうぞー!』
そんなこんなしているうちにとうとう新郎新婦の共同作業となった
そこに出てきたのは大きなベッド
小鈴「・・・・・・・・・(え、ちょ、ま、えぇ!?)」
そこにゴリラが寝転がる
小鈴(嘘!嘘だよね?私のアワビにバナナ入刀?ムリムリムリムリ!私のお腹が破けちゃうって!確かに共同作業だけど!てかゴリラども!さっきから何ガン見してんのよ!机のバナナと思ったら今度は私のアワビ!?助けて皆!)
小鈴に皆を見るが話をしていたりバナナを持ち帰ろうとしていたり酒を呑んで騒いでいる
小鈴はとうとう持ち上げられて投げられる
下ではゴリラが待ち受けている
小鈴(あぁ、零さんと一緒に・・・甘味処に行きたかったな・・・)
次の瞬間小鈴に向かって木刀が飛んでくる
そのまま小鈴が壁に貼り付けられ木刀を投げた張本人を見る
そこに立っていたのは零だった
小鈴「零さん!」
零はその手に持っているトランシーバーを口に近付ける
零「メデーメデー。こちら零さんどうぞー!今からここは結婚式場ではなく宴会場です。暴れたい奴は暴れてどうぞー!」
次の瞬間ゴリラ達が暴れだし一般人が逃げ出す
零「さて、ゴリラども今ここに居るのは宴会を生き抜いた猛者中の猛者。・・・・んでボスゴリラ!俺の・・・・・」
周りのゴリラと蛮奇達が争い始める
そして零はボスゴリラに向かって歩き出す
小鈴(お、俺の!?女!?嫁!?)
零「俺のダチに何汚いもん晒そうとしとんのじゃァァァァァァァァ!!!!!!」
小鈴「・・・・・・・・・・」
零はボスゴリラを殴り飛ばす
倒れたボスゴリラを見た他ゴリラが一斉に逃げていく
零は木刀を壁から抜いて小鈴を下ろしそのまま外に出ようとする
零「何してんだよ?」
小鈴「え?」
零「帰るんだろ?」
零がそう言うと小鈴が泣き出す
小鈴「うん!皆、大好き!」