ルーミアに俺の腕のリボンを付けて封印する
それを見た周りの百鬼夜行が逃げていく
俺は再びルーミアを見る
既に小さくなっていた
これで命を狙われずに済むし幻想郷が滅ぶ心配もない
零「あ、安心したら何か眠く・・・」
俺はそのまま眠ってしまった
さて、そんな事があったのが次の日
零「まさか皆仲良く入院とは・・・・」
この部屋には俺、ルーミアが寝ていて紫が見舞に来ている
零「つか、何で紫までいんだよ?」
紫「あら、誰も来させるなって言って霊夢達を止めさせていたのは貴方よ?」
零「の、わりにはお前もドンパチしてたじゃねぇ
か・・・」
紫は少し笑い天井を見る
紫「本当に・・・これでよかったのよ・・・」
零「・・・・・・そう言えばよ鬼神正邪って奴は捕まったのか?」
俺は空気を変えようと話題を変える
紫「・・・霊夢の話によると逃がしたそうよ」
零「・・・・・・そうか・・・」
余計空気が重くなる
ルーミア「ZZZ・・・・」
零「コイツ・・・こんな時にグースカ寝やがって・・・」
俺はルーミアの頬をつつく
紫「襲うの?」
零「んな訳あるか!PTAに訴えられんぞ!?」
紫「PTAの前に色々別の所から訴えられるわよ・・・」
永琳「その前に他の患者から苦情が来るんだけど?」
部屋に入ってきた永琳がカルテを見ながらそう言う
永琳「零は頭蓋骨にヒビが入ってるし肋も十数本折れてる、でそっちは基本的に擦り傷が多いわね」
零「ルーミアはどうだ?」
永琳「零が付けた刺し傷と打撲傷以外は健康体よ」
俺は一安心しながらもルーミアには悪いことをしたと思う
紫「じゃあ私はこれで」
零「おう」
そのまま紫はスキマに消えていった
俺は側に置いてあった新聞を見る
かなり古いが無いよりはましだ
内容はアメリカが初の月面着陸を
零「・・・・って、いくらなんでも古すぎだろ!何年前の話だよ!」
永琳「・・・・・・・・」
永琳がこちらをじっと睨む
零「?どうかしたのか?」
永琳「・・・・・!何でもないわ・・・」
俺は寝転がり竹林を見る
こんな平和な一室の外では妹紅と輝夜が殺しあっている
零「にしても月か~・・・」
永琳「行ってみたいの?」
零「いや、なんっか昔に行った事があるような気がするんだよな~・・・」
永琳「・・・・・気のせいじゃないかしら?」
零「?」
何故だろう
さっきから永琳のようすが可笑しい
零「はぁ、永琳・・・いや、思兼」
永琳「!?貴方・・・どうしてその名前を!?」
零「外の歴史書でな。で、月が心配か?」
永琳「・・・・・・えぇ。あそこには私の教え子も居るわ。月にいる狂った月人に情は無いけれど、教え子は違う!」
そろそろ羊の刻にさしかかる
俺はうっすらとみえる月を見た
零「変わんねぇさ。月の狂気も・・・俺達の狂気も・・・」
俺は永琳に聞こえないように呟くのだった