皆、喜べ
つい最近祭りがあったばかりだが次は収穫祭だ
穣子「もちろんあんたは強制参加よ!」
豊作を感謝して静葉と穣子に礼をする祭りらしい
零「分かった。分かったから・・・。たく、タイトルにまでしゃしゃり出やがって・・・」
穣子「良いのよ。見た?今回の東方ロストワードのイベントストーリー!私大活躍だったでしょ?」
零「いや、お前が主に出たのは最初と最後だけだろ・・・」
穣子「とにかく!今日は私とお姉ちゃんが主役なの!」
あまりに五月蝿かったので俺は耳をふさいだ
穣子「塞ぐな塞ぐな!」
零「で、そう口舌垂れるからには、俺に何か依頼でもあんのか?」
俺が聞くと今まで騒いでいた穣子がドッカリと椅子に座る
穣子「そうよ!この収穫祭、お姉ちゃんを目立たせて上げて欲しいの!」
零「・・・・・・・・・」
いや、参ったねこりゃ・・・・
実は静葉にも同じ事いわれてんのよ
本当仲良いっつうか何つうか・・・姉妹なんだな
俺は欠伸をしながら腕を伸ばす
零「・・・・・ま、何とかしてやる」
とは言った物の・・・・
零「どうしよこれ?」
依頼をブッキングさせてしまった・・・
零「しゃあね。こうなりゃ二人とも目立たせるか!」
こうして収穫祭が始まった
まず始まったのが穣子の紹介と収穫の一割の米等を納品している
・・・・・既に穣子は目立ってると思うが・・・
零「・・・・・・てか、静葉は何処だ?」
俺は辺りを見る
静葉は人集りの後ろらへんにいた
俺は頭をかきながら歩いて近づく
零「なにやってんだ?」
静葉「!?」
静葉が驚いて逃げようとする
零「ちょいちょい、何で逃げようとすんだよ・・・・?」
俺は静葉の腕を掴む
静葉「人里の皆は秋の神と言ったら穣子と言うわ。私はそのオマケ。別に皆に必要とされてないもの」
俺は静葉を肩に担ぎ上げる
静葉「ちょ、ちょっと!放して!」
俺から降りようと暴れている
その騒ぎに気付いたのか穣子に注目していた人達がこちらを振り向く
零「ちょっとごめんよ」
俺は人の間を抜けて穣子の元に向かう
零「今回の依頼はお前ら二人を目だたせる事だ。・・・・それにお前が必要とされてない?バカ言ってんじゃねぇ。その証拠にホラ」
俺が辺りに耳を澄ます
「静葉様だ!」
「静葉様が降りてこられたぞぉ!」
「ありがたやぁありがたやぁ・・・」
俺の肩に冷たい物が落ちる
静葉の涙だ
零「・・・・・秋姉妹は二人で秋の神様だろ?」
俺は穣子の元に着くと静葉を下ろした
静葉「穣子・・・・」
稔子「お姉ちゃん・・・・」
二人が抱き合う
それを俺と周りの皆が囲む
『秋姉妹バンザーイ!』
そして二人を抱き上げて胴上げする
こうして静葉を含めた収穫祭は順調に進み今日も平和な一日が過ぎていった