さて、玄武の沢まで来た
にとり「やぁ、盟友。今日は何のようだい
?」
水からにとりが出てくる
零「頂上にできた神社に行こうと思ってな」
にとり「盟友もかい?さっき巫女が私をぼこぼこにして上に行ってしまったよ」
零「そ、そりゃまた・・・」
俺は崖を見る
登れそうなとこはありそうだ
え?飛べば良いって?いや、紅葉狩り楽しみたいじゃん?
俺が登ろうとするとリボンが俺を縛り付けた
零「え?何これ?離せー!俺は無実だー!」
雛「えぇ、分かってるわ。でも上には行かせられない」
俺は身体を捻って雛を見る
零「なんでぇ?」
雛「今上でとても濃い厄があるわ。危ないの」
零「・・・・・・・・・・」
俺は上を見る
確かに何だか騒がしい
にとり「・・・そう言えば椛が今日は天摩様の護衛とか言ってたね」
零「・・・・・・・はぁ」
俺は溜め息を付く
零「・・・・雛、例え俺が無事だったとしてもそれじゃぁ椛が危ない目にあっちまう。もう、十分何だ・・・。大切な奴がいなくなんのは・・・」
雛「・・・・・それで、貴方が死んだとしても?」
俺は笑う
零「死なねぇよ。お前ら捨てて死ぬもんか。俺が死ぬ時はここが無くなってお前らが死ぬときさ」
俺はリボンをほどいて崖を登り出す
にとり「・・・・・・・・良いのかい?」
俺が登り終えるのを見届けるとにとりが声を出した
雛「・・・・・良いのよ。何言ったってあの人は行くもの。なら、私の役目は笑顔で彼を見送ることじゃない?」
にとり「・・・・・・・そうだね」
にとりがまた見る
その頃スキマでは
紫「・・・・・藍、百鬼夜行について何か分かったかしら?」
紫がスキマから守矢神社を見ながら話す
藍「はい、一つ分かったことがあります。最近幻想郷を騒がせる影ですが・・・」
藍が紫の隣まで来る
藍「百鬼夜行の仕業である、と断定しました」
紫「・・・・・・そう。で、その妖怪の名は?」
藍「おそらく影法師でほぼ間違いないかと・・・」
紫「・・・・・・・・・そう」
二人が守矢神社を見る
そこには大量に倒れる白狼天狗と諏訪子の影と対峙する
霊夢と神奈子と早苗が居た
またまたその頃全く関係ない月では・・・・
???「そろそろですね・・・・・」
???「えぇ、そろそろよ・・・」
???「地球の連中は月の表側に我が物顔で旗を立てました。しかしそれは我々の手で投げ返した・・・」
???「これが何を意味するのかあの方達なら分からない訳がないわ」
場所がまたまたまた変わって永遠亭
ウサギ達が騒いでいた
永琳「・・・・・・・・始まってしまうのね」
??????永琳「「「月の民の穢れ無き戦い、月面戦争・・・・」」」