アイアンマンのヒーローアカデミア   作:苔猫

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久し振りに書きました!待っていた方申し訳ございません!!


最近はコロナウィルスで外室自粛が続いています、そんな中楽しめるのがゲームやこの小説です。是非こらを読んでくれている皆様は感染しないよう、手洗いうがいをきっちり行い、人と接するのを控えましょう。



まぁ引き篭もりの僕には関係無いんですけどね!(吐血


僕の個性

 個性把握テストが終了し教室でカリキュラム等を受け取った後。何人かのクラスメイトはもう下校していた為、帰ろうかと足を教室の扉に運ぼうとした時、クラスメイトであるチャラ男くんが僕についての話を始めた。

 

 

「そういやさ、戸似伊は最下位だったよな。個性も使ってるように見えなかったし。何の個性なん?」

 

「あ、確かにウチも気になる……」

 

「確かに!ねぇ戸似伊君、戸似伊君って何の個性?」

 

チャラ男くんと話していた、ロックガールな耳郎くんに透明な葉隠くん。彼女らも僕の個性を知りたいようだ、まぁ無いんだけどな。

 

 

「私かい?私は無個性さ」

 

「「「え?」」」

 

 3人とも口を開けて(葉隠くんは透明な為解らないがきっとそうだろう)微動だにしなかった。聞き耳を立てていた他のクラスメイトも僕の返答に驚いているようだ

 

 

「星区ちゃん、質問をいいかしら?」

 

 

他の皆が固まってる中、蛙少女の蛙吹くんが質問をしてきた。

 

 

「何だい?蛙吹くん」

 

「梅雨ちゃんと呼んで」

 

 

蛙吹くんこと梅雨ちゃんは話を続けた。

 

 

「星区ちゃんは無個性なのよね、失礼かも知れないけど無個性で雄英に合格するなんて並大抵の努力がなきゃできないわ。どんな訓練をしてるかヒーローの卵としてとても気になるの」

 

「俺もだ!聞いてたんだけどな、無個性で雄英入れるなんて凄ぇな!どんな鍛錬してんだ?」

 

 

どうやら梅雨ちゃんと切島くんは僕が雄英に合格した秘訣を知りたいようだ、二人共血の滲む様な修行をしたのだと思ってるようだが………二人に尊敬の眼差しを浴びせられるのは罪悪感が凄いので正直に話そう、別に隠してるような事でも無いし。

 

 

「あーー二人共、私が血の滲む様な修行をして雄英に合格したと思ってるようだけど、私はそれといった訓練も修行もしていない。」

 

「?、ならどうやって合格したのかしら?」

 

「私はね、皆が一度は聞いたこともある企業の社長なんだ。まぁ信じられないだろうけど。」

 

「俺達の歳で会社なんか建てれんのか?」

 

「そこは私の頭脳で大臣を黙らせたのさ」

 

 

さりげ無く大臣を黙らせて会社を立ち上げたと言う偉業を言うが、実の所かなり難しかった。日本の大臣は頭が固い年寄りばっかだったからな、説得に苦労した。

 

 

「さりげ無く言ってるけど、あんたやばい事してる自覚あんの?大臣を黙らせたんでしょ」

 

 

耳郎くんが疑いの眼差しを向けて来る、まぁ当然か15歳そこらの若者が国の一翼である大臣を黙らせたのだから

 

 

「それは勿論自覚してるさ、でもそのお陰で今日、日本社会の技術力が向上したのは事実だろ?」

 

「所で星区ちゃん、貴方の会社名は何なのかしら?そこまで自信満々に言うからには有名な会社かしら?」

 

「あぁ、会社名は『スターク・イン・ダストリー』だ。皆も社名ぐらいは聞いたことがあるだろう」

 

 

不自然に皆が固まる、おかしいなそこまで知られない名前だったかな。やはり若者受けに名前を変えるべきだろうかーー

 

 

 

 

「「「えぇぇぇーーー!!!!」」」

 

 

 

 

 

クラスメイト一同が一気に叫びだす。良かった、社名ぐらいは覚えてくれたんだな。

 

 

「スターク・イン・ダストリーって超有名な会社じゃん!?あんたそこの社長なの!?」

 

「ヒーローのサポート用品から日常品まで、全て一級品をお届けするのがモットーのあの会社!?嘘だろ!?」

 

「ケロォ、凄いわね星区ちゃん」

 

「いや凄いで済ませられないですわ梅雨さん!まさかあの会社だったなんて、お父様もご贔屓にしてる数少ない会社の一つですわ!?」

 

「「いやお前の家は金持ちか!?」」

 

 

一気に騒ぎ出して漫才紛いな事までやりだした、ちょっと五月蝿いが面白いな。しかしこの煩さは他のクラスに迷惑だろう、止めよう。

 

 

「騒ぐのは構わないが少し五月蝿いぞ、他のクラスの迷惑だ。まぁ話を戻すが、その会社で私専用のヒーローサポート用品を開発しそれを入試に使ったのさ。持ち込みは自由だったしね」

 

「な、なるほど。じゃあ鍛錬はしてないんか……」

 

 

若干落ち込んでしまった切島くん、少し可哀相なので付けたそう。

 

「勿論鍛錬はしてるさ、サポート用品に頼り切っては不味いからね。一通りの武術は嗜んだつもりさ」

 

 

そう言うと目がキラキラと輝く切島くん、彼は個性把握テストを見るに近接特化の個性なのだろう。無個性の僕が遠距離を持てる筈が無いため、同じ近接戦闘を行う仲間と思っていたようだ。

 

それからクラスメイトの質疑応答に答えていると、教室の扉が開き担任のあの相澤先生が入ってくる。表情から察するに怒ってるようだ。

 

 

「おい五月蝿さいぞ、他のクラスに迷惑だ。何をそんな………あぁ戸似伊か」

 

 

その、"お前なら仕方ない見たいな表情"止めてくれないか、まるで僕が毎日学校に迷惑を掛ける不良少年みたいじゃないか、あのヤンキー少年こと爆豪くんでもあるまいし

 

 

「相澤先生は戸似伊君のこと知ってたの?」

 

「先生には敬語を使え葉隠、まぁ俺の生徒だからな一通り把握してる。」

 

「じゃあ先生、戸似伊の戦い方って知ってますか!サポート用品も気になるんすよ!」

 

 

チャラ男くんが先生に質問する。そりゃあ相澤先生は入試の合格者決めに参加したようだし知ってるのは当たり前だ。

 

 

「………それは明日解る、さっさと下校しろ」

 

 

面倒くさそうにそう言うと教室を出ていった相澤先生、そして先生の言葉を聞き続々と教室を出ていくクラスメイト。僕も帰ろうとすると肩を叩かれる。

 

 

「戸似伊、一緒に帰ろうぜ!」

 

 

どうやら切島くんが下校を誘ってくれたようだ、何とも嬉しい物だ。同級生と仲良く下校等前世では無かったからな。

 

 

「あ!私も〜!切島!戸似伊!一緒に帰ろう!」

 

やたらハイテンションな葉隠くんも加わり、僕は雄英の校門を通り過ぎる。個性把握テストなる物があったが、それでも中々に充実した高校生活をしてる。

 

 

 

 

そう言えば入学式が無かったが、雄英では無いのだろうか?




轟、爆豪、緑谷と仲良し組(飯田&麗日)とその他モブ共は先に帰ってました。緑谷がいれば30分はブツブツと喋っていたでしょう。


久し振りに投稿しましたが、続くとは解らないので気長に待っていて下さい。遅くなってごめんなさいm(_ _;)m

アイアンマンのヒーローアカデミアが息詰った為、休憩兼練習用に"東京喰種✕ヒロアカ"の小説をやります。オリ主人公なんですがどっち陣営がいいですかね?

  • AFOに拾われた敵連合ルート
  • 自分で裏世界を生きる第3陣営ルート

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