真剣で君達が主で最強執事が俺で純愛ロード!S 作:のとに館長
真夜中、僕はヒュームさんと九鬼極東本部の屋上で戦っていた。若干ヒュームさんが有利である。
そんなとき、クラウディオさん、あずみさん、ステイシーさん、李さんが駆け付けてきて僕を攻撃してきた。
何でかは分からない。僕はその場から逃げた。
そんな夢を見た。
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今日、僕は仕事ではない。ベニスさんとお出掛けである。
まぁデートっと言ったらそうかもしれない。少し照れる。
バッティングセンターに行ったり、稲村屋で昼食をとったりした。とても幸せではあるが僕はなんだか心此所に有らずという感じだった。
「リュウ、アンタ今日変よ」
「変ですか?」
麻婆春雨を食べかけた時にベニスさんに言われた。
「何か心此所に有らずね」
見すかれていた。
「実はですね」
僕は今日見た夢をベニスさんに話した。
「何かリアルな話ね」
「えぇ、もしかしたら正夢になったりして……」
「………昔の記憶だったりして」
僕とベニスさんは黙ってしまった。
「まさかね……」
「ですよね……」
気まずい雰囲気になった。
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「で昨日はどうだった?」
レンが僕に訊いてきた。
「まぁ楽しかったよ」
「そうじゃなくてベニ公と発展はあったのかって訊いたんだよ」
「んー、んん?」
「その様子だと何もなかったんだな」
よく理解出来なかった。
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「ベニよ、リュウとはどこまでいってるんだ?」
「森羅様!?……いえ特に何も」
「リュウはああ見えて鈍感だからな……」
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レンと話終わった後、庭の掃除をする。そんなとき、強い気が近づいてくるのがわかった。この気はヒュームさんと揚羽さんかな。後、クラウディオさんもいる。
こっちに向かってきているのかな?
そして、三台のリムジンが久遠寺家の門の前で止まった。
そして、続々と降りてきた。
「フハハハハ!我降臨である」
揚羽さんだ。それにヒュームさん、クラウディオさん、あずみさん、ステイシーさん、李さん、小十郎である。
「揚羽さんこんにちは」
僕はふと疑問に思った。今日は夢お嬢様は学校が休みと言っていたが揚羽さんを呼ぶとは言っていなかった。
「あのご用件は?」
僕は揚羽さんに訊いた。
揚羽さんではなくヒュームさんが答えた。
「辻堂流星、お前を確保する」
へ?
「あのどういう事ですか?」
笑いながら訊く。しかし、どう考えても何か雰囲気がいつもと違う。
「あの……本当に?」
本当だった。雰囲気といいこの緊張感といい。事実なのであろう。
「あのどうして僕は確保されなければ?」
僕はヒュームさんに訊いた。
「覚えていないなら教えてやろう。お前は5月の暮れに九鬼帝様を襲撃した」
「!?」
僕は信じられなかった。
「そんな……」
「これは事実だ流星」
揚羽さんが僕を睨み付ける。
「僕はどうすれば」
訊いた。誰にではなく九鬼家の者に訊いた。
「帝様を襲撃した罪は重い。故にお前には永遠に九鬼で働いてもらう」
「そんな!?……それは困ります!」
「お前に決定権など無い!」
ヒュームさんは僕を睨み付けた。その気迫は凄かった。呑み込まれそうだった。
その気迫に気が付いた南斗星さんと大佐が気が付きやって来た。
「これはこれは揚羽様。一体どの様な用件で」
大佐が揚羽さんに訊く。そして、揚羽さんは全てを話した。
南斗星さんも大佐は少しだけ驚いたがその後は平然だった。
「成る程確かに主を襲撃した罪は重い。しかし、いくらなんでもこのやり方は横暴ですな」
「田尻殿、理不尽とは思いますがこれは九鬼のルールです」
大佐とヒュームさんが睨みあう。
「ならばあれで決めてみたら?」
不意に未有様の声が聞こえた。未有様の隣にはレンが二つの旗を持って立っていた。
「あれってもしかして、クオンジ・フラッグ!?」
「その通りだリュウ」
森羅様が僕に言う。
「前にレンにも言ったが私達は家族だ。理不尽にお前を何処かに連れていかせる訳にはいかない」
「森羅様……」
何だか僕は涙が出てきた。
「フハハハハ!いいだろう今度は我が勝ってみせよう!」
そして、再び僕らは九鬼揚羽さんとクオンジ・フラッグをすることになった。
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「顕現の参・毘沙門天!」
「ジェノサイドチェーンソー!」
果たしてこの戦いの結末は………。