真剣で君達が主で最強執事が俺で純愛ロード!S   作:のとに館長

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前回のあらすじ、幻の川神水をとるために川神市に来た流星とベニス、川神院にて有力な情報を掴む。

そして、川神山に有ることが判明。果たして彼等は無事に幻の川神水を見つけ出すことが出来るのか!?




森羅様のご命令part2

日は沈み、辺りは暗くなった。僕達は川原から少し離れた処でテントをたて野宿する事にした。

ベニスさんは夕食を作り、僕は引き続き川神水を探した。

どうやらその幻の川神水と言うのは一滴一滴が濃し出されているみたいらしい。つまり湧水ではなく、滝のように上から落ちてきているらしい。そして、其れが一滴一滴と微量程度しか落ちてきていないとか。故にその希少価値から幻の川神水と言われているみたいだ。

 

てな訳だか僕はまだ見つけられていない。匂いを辿ればわかるとか言うが…………、ほんのり甘い香りがする。しかし、行ってみると其処は既に酒蔵の様なものが在り、絶対に幻の川神水とは言い切れないものだった。

其れでも僕は探した。

 

 

 

 

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「遅いわねあいつ、もう出来てるのに」

 

ベニスさんが料理を作り終えていた。僕は一旦捜索を諦め夕食にする。

 

「うはー!美味しそういただきまーす!」

 

そして、僕だけ食べ終えた後川神水を探した。

まぁこんな暗い中ベニスさんとは言え女の子、危険過ぎるからである。

 

だが一応夜の23時迄と言われた。

 

懸命に探す。探す。探す………。

とうとう僕は疲れてきた。丁度近くに小さな溜め池があった。僕はその水の匂いをかんだ。腐ってないかの確認。すると妙に甘い香りがする。一口飲んでみた。

 

…………………ナンジャコリャア!!

 

旨い!旨すぎる!ただの水とか言いうが本当か!?僕は二杯目も飲みそうになったが、慌てて我に戻った。そして、テントに戻り予め用意していた一升瓶を取りに行きそして、幻の川神水をすくい入れた。

ポチャッポチャッと上から雫が落ちてきた。其れがまた風情があった。

 

 

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「あんた、よく見つけたわね」

 

ベニスさんが驚いていた。

 

「フフフ!久遠寺家の執事たるものこれくらい出来なくては」

 

僕は少し上から目線で言った。

 

「少し誉めた位で調子にのんな!」

 

あっしばかれた。痛い!殴らないで!てか誉めてたの!?

 

「これぐらいあれば森羅様喜ぶわ!」

 

ベニスさんが嬉しそうに言った。彼女もまた忠誠心があるものだ。

 

「ベニスさんって森羅様の事好きなんですね」

 

とか言ってみた。すると笑って言った。

 

「アタシはいつか森羅様みたいに雅なレディになるのよ。アタシにとって森羅様は目標なの」

 

「目標?」

 

「いつか大金持ちになって森羅様みたいになるのよ」

 

壮大な夢である。

 

「あんたは無いの?」

 

僕?

 

「僕は………、そうですね、森羅様を始めとする久遠寺家の方々に恩返しがしたいです。だからその為に九鬼に行き最強の執事と万能の執事の元で修行していつか最強で最高の執事になりたいです!」

 

そう、今の僕にとっては此れが夢である。僕には過去の記憶がない。だけどそれと未来は関係ない。

 

「じゃあ、アタシが大金持ちになったらあんたを雇ってあげる」

 

「ははっそうですね、是非」

 

そして、僕達は時間も忘れ話していた。

 

 

 

 

僕は九鬼での事を、ベニスさんはお金持ちになった時の事を永遠と。そして、ベニスさんは過去の事も話してくれた。

 

ベニスさんは昔貧しくてあるレストランで働いていた。キングストリートで自分と同じような女の子をみると何故か悔しかったそうだ。そして、いつか自分はお金持ちになって見返してやるそうだ。だから森羅様みたいな雅なレディになりたい。

 

僕はそんな彼女を応援しようと思うと同時に、少しだけほんの少しだけ思う事がある。

 

ベニスさんにとって森羅様はお手本ではあるが、ベニスさんは森羅様をまるでパクっているみたいだと。でも僕の口からはその事が言えなかった。

 

 

でもそれは僕にも言えていないのか?最強で最高の執事って一体何だろう………。

 

 

 

 

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翌日。寝不足になりながらも久遠寺家に到着。そして、幻の川神水を森羅様に渡した。

 

「おぉ、此れが幻の川神水か」

 

ベニスさんはコップを持ってきてその幻の川神水をそそいだ。

一口、森羅様が飲んでみた。

 

「おぉ此れは旨い!」

 

好評だった。そして、気が付けば一升瓶に入っていた川神水が無くなっていた。

 

「リュウ!またとってこい!」

 

「ご心配なく。実はですね」

 

そして、僕は木の樽を持ってきた。

 

「この中にございます」

 

よく正月等で使うあの木樽だ。

 

そして、その日の夜、森羅様とベニスさんは飲み明かしたそうだ。

 

 

 

 

 

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川神院。四人の猛者が集まっていた。

 

「なんじゃ真夜中に」

 

「夜分遅くに失礼するぞ鉄心。お前に頼みたい事がある」

 

「なんじゃヒュームよ」

 

「辻堂流星を川神院で鍛えてほしい。あいつならルーと同じ師範代並みの強さを持っているだろう」

 

「確かニ、辻堂流星は師範代クラスでスが」

 

「お前の目論見はなんじゃ」

 

「簡単な事、奴を九鬼で働かせるためよ」

 

「既に手はうってあります」

 

「ワシに何を教えろと?」

 

「川神院は心を鍛えるのだろう。奴はいずれ絶望に陥る。其れを極限まで無くすために鍛えてもらいたい」

 

「ふむ、良かろう」

 

「総代!?」

 

「では日が決まりましたらご連絡いたします」

 

 

果たして辻堂流星の運命やいかに!?

そして、彼の正体とは!?

 

 

 

 




最近こんな感想が来ました。オリ主いる?っと。

ぶっちゃけ言いますと、僕自身あまりオリ主設定好きじゃないです。
でも今作品はオリ主がいないと話が合わないと言うか。
オリ主が居るからこそ君あるとマジ恋のキャラが繋がるという感じなので。
まぁ必要ですね、はい。

多分。

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