それが終わった時、真実を知る者は・・・
2人の戦いが始まってから少し経った。
俺はユーノとアルフと共に見守っていた──────
「それで悠飛さん、なのはは勝てるんですか?」
「それは切り札の使い処でしかない。あの子の成長速度は途轍もなく早いからな。多分今フェイトはそれを感じて危機感を持ってるんじゃないか?」
「切り札の使い処?」
「ああ。切り札は先に見せるな、使うなら奥の手を持て。
こういうのは先に切り札を見せた方の敗けなのさ。」
にしてもなのはめ、あんなレアスキルをもっていたとは・・・
「やはり・・・・・・天才か。」
俺がそう呟いたのでユーノとアルフは首を傾げていた。おそらくまだなのはの才能を理解しきれていないのだろう。
そうこうしていると、遂にフェイトが切り札を出した。
「ファランクスシフト!?ヤバイよ、フェイトのアレはマジでやばい!」
「ユーノ、アルフ手を出すなよ?これは2人のタイマンだ。外野が手を出すな。」
「でも!」
「フォトンランサー・ファランクスシフト!」
ズドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!
「なのはー!!!」
なのはの周りに煙幕が出来て2人は中の様子が分からないようだが、俺は写輪眼で全て見えていた。
「いった~。射ち終わると、バインドってのも解けちゃうんだね?今度はこっちの」
《Divine》
「番だよ!」
《Buster》
ドゴォ!!
「くっ!」
(直撃!でも耐えて見せる・・・あの子だって、耐えたんだから!)
「無駄だ、その砲撃の意味を分かっていないのならな。
先に切り札を出した時点でお前の敗北は決まっていたのだ────」
次第に空がなのはの魔力光・・・桜色に染まった。
「受けてみて、ディバイン・バスターのバリエーション!」
《Starlight Breaker!!》
「っ!バインド!?」
「これが私の全力全開!
スターライト・ブレイカー!!!!!!」
そして辺りは桜色に支配された────────────
「・・・・・・これ程とはな、教えてやった俺でも想定してなかったな。」
そう言うと俺はフェイトを海中から助け出すために海に飛び込んだ。
ザッバァ!!
「・・・派手に負けたな。」
「・・・うん。」
「フェイトちゃん!」
「後はなのはと話をしろ・・・ッ!」
とその時、フェイトに次元跳躍攻撃が当たりフェイトは気を失った。
「あやつめ!何度も逃げ仰せると思うなよ!」
そして俺は最強瞳術の一つを発動させる。
「《神威》!!!!」
術を発動させると俺は時空間に跳び、本拠地へ向かった。
シュウウウウウウウウウ!!!!
ザッ!
「ここが時の庭園か。とにかく急がなければ・・・」
タッタッタッタッタッ
ゲシッ!!
バタン!!!!
「見つけたぞ、プレシア・テスタロッサ。」
「ッ!?あなたどうやって此処へ!?此処へは転移しなければ来れないはず・・・!」
「そんなもの、天帝の力を使えば済むだけの話だ。」
「!! 伝説のベルカ最強の天帝の力・・・道理であの子が手も足も出ないワケね。」
「プレシア・テスタロッサ。かつて名を馳せた研究者が、
「あんなのはどうだって良い!アリシアの代わりの人形何ていらない!何処へなりとも行けばいい!!」
「貴様、言ってはならんことを言ったな!それは最早命の冒涜だ!この俺が叩き直してくれる!」
「黙れ!!!終わりじゃないわ!失われた都アルハザード、次元の狭間に有るという場所に行けばアリシアを蘇らせられる!!」
「アルハザードなぞ500年以上前に滅んでおるわ、戯けめ!」チャキッ!
俺が刀を抜こうとしたとき、大量のゴーレムが召喚された。
「ゴーレムか。木偶人形ごときが、天帝の力を舐めるな!!」
ゴオオオオオッ!!!!!!!!!!
「第一封印、解!」
俺は自身にかけている封印の一番最初の一つを外すと更に力を解放する。
「転生してから始めて解放するんだ、精々足掻けよ雑兵──────────────喰い殺せ・・・『双頭龍』!!!!」
続く
ステータスが更新されました。
スキル
反鬼相殺A++
相反する力をぶつけることで相手の術や魔法を打ち消す。悠飛の場合、ほぼ全ての術や魔法を無効化できる。
反鬼融合EX
相反する力を掛け合わせることでより強大な力を出すことが出来る。
悠飛の場合リミッターをかけているが、このスキルだけはランクダウンしない。水雷龍弾はその反鬼融合によるもので凄まじい威力を発揮できた。
次回
奇跡