校長室
「では、僕らも始めましょう!」
「コラコラ待て!
お前はいつから俺たちの仲間になった!」
「ハン、今更何を。
無能なお前の代わりにだ。忘れたかクズ、トイレットペーパーのように惨めに消えろ!」
「んだとぉ!」
「この戯けどもが・・・」
「あのなお前ら、奏が頑張ってくれてんだぞ?
この隙に全戦線メンバーに会ってまわるぞ!」
そう言って扉を開けて出ると殆どのメンバーが待っていた
「何だよお前ら?
揃いも揃って・・・」
「アタシらは別だけど、他のメンバーがね。」
「何つーか、踏ん切りついたってか・・・」
「昨日お前に言われて、ようやく分かったんだよ。
俺らはただビビって前に進めなかっただけでいたんだって。」
「確かに理不尽なことがあるかもしてない。でもやってみなくちゃわからないって。
この世界で散々やってきたことなのにな?」
「だから俺達はここまでだったんだ。
俺達はお前みたいに、何かを背負いながらとか、先を読んだりしながら戦うっていうのは無理だから。」
「だからお願い。ゆりっぺさんを守って?」
「ああ、任せろ。
俺は最後の一人を見送るまで護り抜いてみせる。」
「それを聞いて安心したよ。」
「あと、お前らの魂に少し細工をした。
この世界の、戦線メンバーの誰かと再会するとこの世界での記憶が流れ込むようにな。」
「そうか・・・それって、なんか・・・いいな。」
「後のことは任せてもう行け。
お前らには、自分の力で歩める足があるんだからよ。」
「ああ。じゃあな!」
そしてガルデモのメンバー以外消えていった
「で、なんでお前らは残ったんだ?」
「え?アタシらのことは守ってくれるんじゃないの?」
「一体いつから俺はお前ら専属のボディーガードになったんだよ・・・
しょうがねぇ、こいつら持って着いて来い。」
「サンキュ。」
「岩沢お前、事後承諾だったのかよ・・・」
「だって、龍神と居たら安全じゃん?」
「「そうでもないと思いますよ・・・」」
バゴン!!
「どわぁああああああ!!!」
「全員走れ!」
校庭に出るともうそこには影しか残っていなかった
「何だこの数は・・・!」
「どうなってんだよ・・・」
「NPCは!?」
「もうこの辺じゃ、こいつらしか居ないんじゃ・・・!」
「俺達のやろうとしてる事、分かってんじゃないだろうな!?」
「木遁・木分身の術!!」にゅっ
「岩沢達も銃構えろ!」
そして一斉に影が跳びついてきた時
ズバン!
「フン、下衆が。」
「野田!?」バン!
「さすがだぜ野田!」パン!パン!
「俺達の為に戦ってくれるのか!」 バン!
「バカなことを言うな!
俺が動くのは、ゆりっぺの助けになる時だけだ!」
「へぇ〜、なる!
お前もとことん一途なやつだな!」
ズドン!
「大山!」
「何の取り柄もないボクだけど、
ここで活躍できたら神様もビックリ仰天かなって!」
ズドン!
「ああ!見返してやれ!」
ズバッ! ドンドン!
「俺も忘れて貰っちゃあ困るぜ、
このまま居なくなっても誰も気付かなそうだからなぁ!最後に・・・」
「Hooooooooohooooooo!!!!!」
「何だ?」
「Came on! Came on! Came on! Came on! Came on! Came on!
Knockin’on heaven’s door.」ズドン!
「それオブディガンだぜ?」
「だが、今まさに相応しい。」
「なんて意味だ?」
「さぁ?」
「こいつは役者が揃ってきたな。」
「そおりゃあ!」
「ん!?」
「何だこの世界は?
何が起きたって言うんだ!」
「っていうかお前に何が起きたんだよ・・・」
「誰だお前?」
「ふむ。山籠りしてたんだが、食い物が少なくてな。」
「おまっ、松下五段かよ!?」
「激痩せしたな。」
「体大丈夫か?」バァン!!
「おう!むしろキレがいい・・・
もしかしたら今なら、百人組手もいけるかも知れねぇぜ!!」
「それ空手じゃねぇか・・・
まあ何にしても助かるぜ。
何せこれだけの手勢だ。」
「無事に去っていこうぜ、メンバー全員でよ!」
「ああ!」
「Goodbye world heaven.」
「テメェら覚悟はいいか?
俺はできてる。」
「よし、突破するぞ!!!」
「分身達はガルデモを頼む!」
「分かった。」
ダン!
「うおりゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ガルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!
ガルルルルルルル・・・・・・
「くそ、もう弾切れか!」
「キリがない!」
「音無さん!龍神さん!下を見てください!」
「なっ!」
「こいつは!」
「どんどん増えていきやがる・・・!」
「後ろだ!」
「あっ・・・!」
ズババン!
「100人だ!」
「椎名?」
「何が?」
「100人、戦力が増えたと思え。」
「え?」
「分からないか?
お前の意思を引継ぐ・・・行け!」
「あとは任せたぞ。
着いて来い、日向!」
「おう!」
「どこに行くんですか、音無さん!」
「岩沢!ひさ子!関根!入江!お前らも来い!」
「「おう!」」
「「はい!」」
「入り口にびっしりかよ・・・
ならこいつを食らいな!」
次に俺が使ったのは9連装ロケットランチャー
名をフリーガーハマー
バシュシュ!!!
ドゴォオオオオオオ!!!!
「これで入れるが、地下通路内じゃもう使えんな。」ガシャン!!
「お前一体いくつ銃火器用意してたんだよ。」
「ありったけ用意したがガトリングは弾切れ、フリーガーハマーも適正外の空間だから残された武装はあと10〜15ってところか。」
「ガルデモも守ってるってなるとどうしてもそうなるよな。」
「ですがここからはもっと危険になるかと。」
「分身四体出しといてよかったぜ。
この空間じゃ刀でやった方が速いしな。」
するとそこへ
「結弦!」
「奏!どうしたんだ?」
「ゆりの思いが爆発してる。」
「全員捕まれ。ゆりの所に一気に跳ぶ!」
全員が捕まるとゆりのところへ飛雷神で跳んだ
バシュン!!
「まずい、ゆり!手を伸ばせ!!!」
「はっ!」
「間に合ったか・・・」
「音無君と日向君と龍神君・・・?」
「僕もいるんだが?」
「アタシらもね。」
「戻ってきたのね・・・」
「お前の声が・・いや、お前の思いが爆発してるって奏が言って、
龍神がここまで飛ばしてくれたんだ。」
「奏ちゃん?」
「うん。」
「そっか・・・あの時のナイフ。」
「渡しといてよかったぜ。
おかげで助けることができた。」
「そう、みんなのおかげね。
助けられちゃった。
でも、あんた達なんでここにいるの?」
「任せてきた。俺たちの思いは、皆が引継いでくれたんだ。」
「それで私を助けにきてくれたの?」
「一緒に戦いにきたんだ。」
「ふふ、同じじゃない。」
「まあ、そうだけど?
ゆりっぺは心配だからなぁ。」
「とりあえず服整えたら?」
「あと、俺の上着も返してくれ。」
「?・・・うわぁあああああああ!!!!!
・・・さぁ!行くわよ!
あと・・・ありがとう、龍神君。」すっ
「ああ。」バサァ!
「たく・・・相変わらずのペースだな。」
ギルド連絡通路 B20
「なぁ、なんかあそこを守ってる気がしないか?」
「まあ奇遇ね!あたしもそう思うわ。」
「しかし、あんなの絨毯爆撃しないことには・・・」
「任せろ。
それから・・・絶対に俺の前に出るな。」
ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
「なっ!?」
「何だよこれ?!」
「なんか今のアイツは・・・怖い・・・」
俺は刀の解号と名を叫ぶ
「喰い殺せ、『双頭龍』!!!!」
刀は姿を変えていき、ロングライフルのような形になっていく
「双頭龍十二式・双龍砲・・・
焼き尽くせ、双頭黒龍波!!!!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
「次弾装填・・・双頭水龍弾!!!!」
ドバァアアアアアアアア!!!!!!!!!!
「よし、行けゆり!!」
「うん、お願い!」
「さぁ影共、デスマッチと行こうか・・・
人斬り抜刀斎、舐めんなよ!!」
「アタシらだって、守られるだけじゃないよ!」ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!
「龍神ばっかに負担はかけさせねぇよ!」
「ひれ伏せ!」
そしてその時が来た
サァアアアアアア・・・・・
「何だ?」
「影が消えていく・・・」
「やったんだな、ゆり・・・・
こうしちゃ居られん、ゆりの所に行くぞ!」
そうして進んだ先・・・
第二コンピュータ室なる部屋にたどり着くとそこには倒れたゆりがいた
「おい!・・・・・眠ってるだけか。」
「ここで影の操作が行われていたのか。」
「そう見たいですね。
龍神さん、これを。」
そこには銃痕がついた『Angel Prayer』があった
「さて、早く地上に行ってちゃんとしたところでゆりを休ませよう。」
「ああ・・・終わったんだな。」
「戦線メンバーに告ぐ。戦いは終わった。
繰り返す。戦いは終わった。」
地上に戻り、ゆりを医務室で寝かせたあとは各自残るメンバーと旅立つメンバーに分かれていった
高松もあれから無事に個を取り戻し、旅立つことができた
そしてガルデモは
「アンタには世話になったね。」
「別に、俺がしたいからしてただけだ。」
「アタシからも礼を言うよ。」
「龍神さん、ありがとうございました。」
「一緒に居てて楽しかったです!」
「前にも言ったが、もしお前らがどこかで会ったらこの世界での記憶が蘇るはずだ。
正直に言うが、俺はお前らの音楽・・・好きだったぜ。」
「アタシはアンタに助けられてから、アンタのことが好きになったよ。」
「「「岩沢(さん)が告白した!?」」」
「まぁ、その、何だ?また理不尽なことがあるかも知れねぇけどよ?
音楽はやめるんじゃねぇぞ?」
「「ああ!」」
「「はい!」」
「じゃ、先に行ってんよ。」
「ああ。もしユイに会ったらよろしくな。」
そしてガルデモメンバーも旅立っていった
そして・・・
続く
どんな絶望の中にも希望はある
死んだ世界編最終回
Graduation