シンク達の合宿と圭吾の刀の打ち直しと再修行が終わり、シンク達と共にガレットに向かっていったが
そこでは何やら問題が起きていたようだ
「追い剥ぎ騒動?」
「アヤセでか」
「はい。なんでもここ最近多発しているようで、先遣隊としてナナミ・ベル・ジョーヌと引率としてビオレに向かわせております」
「追い剥ぎ・・・アヤセ・・・」
「悠飛様、何かご懸念がおありですか?」
「いや、確かあのあたりの近くには追い剥ぎウサギという魔物が生息していたと思ってな」
「魔物ですか?」
「魔物と言っても、野生動物みたいなものだがな」
「だが新米勇者とあの二人だと流石にビオレ嬢が付いてても危ないな」
「レオ、ミルヒ、シンク、ガウル。四人とも急いで支度せい」
『わかりました!』
そうしてすぐに支度させ、セルクルでとばして夜にアヤセの街に到着した
「奴らは仲間意識が強いからどんどん湧いてくるぞ。各個撃破しつつ、戦闘不能にさせろ」
「「はい!」」
さて、俺は門のところで様子見と行くか
ドドッ ドドッ
「来たか」
群れの大半がやられて勝てないと悟ったのか親玉ウサギが街の正門まで突っ込んできた
「そこの方、危険です!逃げてください!」
「逃げる必要などない」
ザリッ
スゥ──────────
「飛天御剣流──────」
キィン!
捌 壱 弐
漆 玖 参
陸 伍 肆
龍 九
閃 頭
ドシャァアアアアアア!!!!
「他愛なし」ヒュンッ!
パチン
「お見事です悠飛様!」
「これはカメラでも捉えられたかもわからないでありますなぁ」
「完全に持ってかれた・・・」
「悠飛さんずるいです〜!」
「それじゃあ俺はこれで」
「おい、久しぶりに会った旧友に挨拶もなしかイスカ」
「悠飛!久しぶりだな!」
「イスカ様〜やっぱりイスカ様でござる!」
「ユキ坊!」
「はい!イスカ様、ご無沙汰にございます!」
「ああ」
「魔物騒ぎの気配を感じて駆けつけたでござるが、ナナミ殿とジョーとベルも無事でござったか?」
「あ、うん」
「ユキやんその方は?」
「まったく、騒ぎになっていると思えばまた兄者の仕業か」
「・・・兄」
「者?」
「ヒナ!なんだお前も来てたのか」
「その名で呼ぶなと言っているだろうに!」
「あ、ご紹介するでござる。こちらはイスカ様」
「どーも」
「お館様の実の兄上でござる」
「不肖の兄にござる」
そんなこんなでアヤセの魔物騒動は落着し、皆で宴会をしてアヤセでの一件は終わった
そんなこんながあったある日
「何!?お前結婚していたのか!?」
「ああ。20年くらい前に転生して、そこから許嫁やら何やらの縁で妻は十三人、子供は現在10歳の養女と4歳になる子供が六人で計七人だ」
「私も聞いた時は驚いたでござるよ」
「俺はヒナがビスコッティで名前を貰って改名していたことに驚いたな。
後はユキカゼの存在か」
「懐かしいな、150年前が」
「あの時あいつと喧嘩別れして以来だからな。今はあの時にできなかったことがたくさんできるようになったし、守るべき家族も増えたよ」
「やはり昔と比べて丸くなったか?」
「ま、過去のことを色々清算できたってことさ」
「あいつらか・・・」
「そういえば以前お主あの子の墓前に花を手向けていたらしいな」
「ああ。俺が一番助けたくても助けてやれなかった、転生前で最も後悔したのがあの子の死だったからな」
「気付いた時にはもう・・・」
「あの時ほど仙術の修行をしていなかったことを後悔したな。使えていれば、陰陽遁が開花して治してやれたのにって。
この眼も、転生前になってようやく開眼したからな」
「お前・・・」
キュイイイイイン・・・・
「・・・この気配は」
「どうした?」
「ちょいとパスティヤージュまで行ってくるわ」
「なんで・・・なるほど、そういうことか」
「そう言うこった。
喰い殺せ『双頭龍』」
ズアッ!
「翔べ」
双頭龍飛翔形態・『天翼』
「はぁっ!」
バサァ!!
俺は一路パスティヤージュへ向かった
「性懲りも無くまたバカやってんのかお前は」
「そ、その声は・・・!」
「150年振りよな、ヴァレリー・・・否、魔王ヴァレリア・カルバトス」
「げぇっ悠飛!?」
「こちらにはうちの嫁達と子供達が来ていたはずだが?」
「こっちは無事やで〜
プツン
「ほう、貴様俺の嫁達の裸をのぞいたと申すか?」
「え、お前結婚してたのかっていうか嫁達!?」
「最早問答無用」
パァアアアアア
「ん?この霊圧は・・・」
「勇気の心、フル充填。
皆の思いが私の力!
正義と希望を呼ぶ声に私はいつでも応えます!
『英雄王』アデライド・グランマニエ、ここに見参!なのです!」
「あ、アデル!」
「ヴァレリー・・・もとい『魔王』カルバトス。あなたの悪行もここまでなのですよ」
「お前も起きたのか、アデル」
「まぁ!あなたも居たんですね悠飛!」
「150年振りか。
それよりも、こいつへの制裁は俺がやる」
ゴウ!!!!!
「これって、この間の戦より凄いよね?」
「うん・・・」
「多分これが・・・・」
「卍 解 !!!!!』
ギュオオオオオオオオオオ!!!!!!
「なんじゃ!?」
「これって、あの魔王さんやばいよね?」
「ええ。少なくとも、
「卍解────────
双頭龍真打・『爆烈龍』
爆烈龍拳打の型・『爆烈手甲』」
「ちょっと待て悠飛、マジで死ぬ!それはマジで死ぬから!」
「問答無用!!!!!!!」
豪!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!!!!!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
制 鉄
裁 拳
ドゴォ!!!
「相変わらずのパワーですね」
「阿呆、これでもまだ50%だ」
「そ、そうなんですの?!
あの頃と同じパワーを感じましたが、これでまだ実力の半分とは・・・」
「俺の嫁達の風呂を覗いたんだ。これくらいやって問題ないだろ」
「は?貴方、結婚しておりますの?!」
「違う世界で十三人と結婚した。子供も七人居る」
そんなこんなで英雄王の眠る丘に戻っって来た一行
「あら?この花・・・」
「あの子が好きだった花だ。こうしてフロニャルドに来たからには、墓前に供えてやらんとな。
あと、あの子は酒も飲めないまま逝ってしまったから、せめてもと思って俺が作った酒も供える」
「あの子は、貴方のことを慕ってましたからね。きっと喜んでますよ」
「さて、本当にいいのか?このまままた眠りについちまって」
「ええ」
「ジジイとババアは退散するわ」
「・・・しみじみした雰囲気で悪いが」
「はい?」
「これ、壊れてるぞ?」
『は?』
「あ〜らら〜」
「ど、どうしましょう・・・」
「・・・どうにもこうにも直すしかあるまいて。
だが、100年間誰もメンテしていないからバグだらけで長い年月が必要だがな」
「あの、貴方ならなんとか〜」
「できるわきゃねぇだろ。第一、晶術回路なんて専門外なもん手に負えねぇよ」
そんなこんなでアデルとヴァレリーの夫婦が現代に残ることになった
続く
はい、名前から見た通りバトルビーダマンの機体名でございます
次回は封印洞窟です