ベルカの天帝の末裔   作:龍神悠飛

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ユニオンフェスタが終わり、いよいよ帰る日が近づいていく中、ある事件が起こる


100%

ユニオンフェスタのメイン興行が終わり、いよいよ残すはミルヒの終幕ライブのみとなった。

 

・・・・・・その間にアデルがやらかした問題もあったらしいがこちらには何も実害がなかった。

 

そしてライブが始まるまであと少しとなった頃

 

 

「何?クーベルが居ない?」

 

『そうなんです。宝物庫にあるものを取りに行くって言ったきり戻らなくて・・・』

 

「宝物庫って、ヴァレリー、お前が管理してたあの宝物庫か?」

 

「ああ。俺が魔王やってた頃の地下ダンジョンのとこだろうな。」

 

「不味いな・・・あそこは俺も仕掛けを考えたがタチの悪い古典的なトラップが満載だったはずだぞ?」

 

「といっても、その罠はロックをかけているんですがね。」

 

「馬鹿たれが。

150年も持つロックがあるわけねぇだろ!

どうにも嫌な予感がする・・・シンク、レベッカ、直ぐに合流しろ!」

 

『『はい!』』

 

そう言った俺はアデルとヴァレリーと共に地下に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地下

 

 

 

目的の場所で感知をかけ、アデルとヴァレリーも捜索に力を注ぐ

 

 

 

「・・・見つけた。天井が落ちてくるホールだ!既にトラップが作動している!!」

 

俺がそう叫ぶとすかさずヴァレリーがトラップを抑えに入る

 

 

「ヴァレリーのそれも長くは持たんだろ。

アデル!二人を転送してやれ!」

 

「はいなのです!」

 

「シンク、これを持って行け!それにはマーキングをしてある!」

 

「はい!」

 

「小娘はこれを持って行け!」

 

「これは?」

 

「魔神結晶。平たく言やぁ英雄結晶の魔王版だ!」

 

「やれ、アデル!」

 

「勇者、転送!!」

 

そして10秒ほど置いて

 

「飛雷神の術!!」

 

二人はアデルの転送で、俺はシンクに持たせたマーキング済みのクナイに飛雷神で飛んだ

 

 

飛んだ時には既にシンクとレベッカが結晶を発動させていたが、レベッカ一人に無茶させるわけにもいかず、俺はある決心をした。

 

「二人とも、気張れよ?

────卍解、1()0()0()()。」

 

本当は使いたくなかったが使わざるを得ない状況だ。

 

 

一方その頃

 

「「ッ!!!!!」」

 

「どうした?」

 

「なんか、悠飛のやつが終式を使ったような気がする・・・」

 

「お前も気付いたか圭吾。まともに体感してないお前でも感じるものはあったか。」

 

「これはもう本能やと思う。あいつは今100%の力を出しとる・・・」

 

「俺らは何も分からんけどな?」

 

「これは直接あいつの力と対峙せんと分からん。」

 

 

そして戻って 

 

「ここで見たことは黙っとけよ?

 

()()、爆龍波!!!!!

 

レベッカの砲撃を後押しするように瞬間的に魔力を臨界にさせて高出力の砲撃を放つ。

 

 

仕掛けの天井はその出力に負けて空の彼方に消えていった。

 

それを見届けた俺は

 

「再封印、出力制限99%。」

 

力の封印を施していると、レベッカがクーベルを嗜めて落ち着かせていたが、ほっとしたのかクーベルは泣いていた。

余程怖い思いをしたのだろうなと少し罪悪感が湧いた。

 

「悠飛さん、さっきのって・・・」

 

「今は答えてやれん、が、いずれは教えてやる。

さて、上に戻ってファイナルステージを観に行くぞ。」

 

『はい!』

 

 

そして上に戻り、ファイナルステージを見た数日後

 

この日は領主3人と勇者たちがお出かけで完全にオフモードで思い出作り中らしい

 

そんな中俺は

 

「イスカ、そりゃあなんだ?」

 

「勇者たちへのお土産さ。」

 

「ほう、キャンプ用のナイフと料理包丁か。

前者はシンクと七海で後者はレベッカか」

 

「御名答。そっちは何持ってんだ?」

 

「あいつらに渡す護身用のクナイの特殊なレプリカさ。

モノは切れても人は斬れない特注のな。

俺の紋章マーキング付き。」

 

「それ向こうで大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だ、問題ない。」

 

これは本来大丈夫じゃないやつが言うセリフなんだが・・・

 

当人たちと合流したあと、馬車の様な何かの中で

 

 

「シンクと七海とレベッカにこいつを渡したくてな。

これには俺の連絡先ともしもの為のマーキングがついた特殊レプリカのクナイだ。」

 

「いいんですか、こんな高そうなものを・・・」

 

「向こうでの免罪符にもなるし、それにシンクとレベッカには口止め料だ。貰っとけ。

何か緊急事態で助けが欲しい時に連絡してこい。」

 

 

「あれ?って言うことは悠飛さんたちは私たちの式典を見ないで帰るんですか?」

 

「ああ。そろそろヴィヴィオたちの夏季休暇での課題を本格的にさせるためにひと足先に戻ることになった。

 

「もっとお話し聞きたかったんですけど・・・」

 

「また機会があれば話してやる。」

 

そしてその後勇者たちの送迎会が行われ、俺たち一家も招待されたので参加することにしたのだった。

 

 

 

                                       続く




お久しぶりでございます。
車に轢かれた影響か思うように手につかず、さらにニコニコがサイバー攻撃された影響で随分かかってしまいました。
今回はリハビリがてらで執筆したので拙い文章になっているかもしれませんし、中途半端なところで区切ったのでキリが悪いですが、どうかご容赦ください。
次回でDOG DAYS”編は終わりとなりまたVivid本編に戻ります。
どうか長い目で見てください。
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