ベルカの天帝の末裔   作:龍神悠飛

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続きです
今回は奴が少し関わります


資源の有効活用

 地球での武力介入からいく日が過ぎた

 

 あれから俺はヴィヴィオ達の修行を見ながら局の仕事と前回の出撃の分のレポートをまとめていた

 

 そんな中局内からある問題が突きつけられていた────────

 

『悠ちゃんや、地上本部で接収していたガジェットドローンの処遇についていい加減何とかならないかい?』

 

「それについてはこちらでも確認しております。

 事実地上本部の方からもいくらか嘆願書が来ておりまして・・・」

 

『こればかりは数が多いからねぇ・・・』

 

「それに、4年前の事件で懲戒処分した分の局員の補充も済んでおりませんし、

 頭を抱える問題です」

 

『そのあたりも問題だねぇ・・・

 何かいい案があるといいんだけど』

 

「その辺も含めて現在我々で案を出し合っております。

 ミゼット師匠(せんせい)方もご心配をおかけしますが、今後とも地上のフォローをお願いします」

 

『任されたよ』

 

 

 そう言って通信を切った

 

「ミゼット提督はなんつってた?」

 

「基本は俺達に一任だってよ」

 

「やれやれ。大将ってのも楽じゃねぇなぁ」

 

「仕方ねぇんじゃねぇの?」

 

「やれやれ。地上における人材不足と大量のガジェットの処遇、どうしたもんかねぇ・・・」

 

 その時外部からのアラートが鳴り始めた

 

「こんな時に誰だ?」

 

「心当たりは1人しかねえな・・・」

 

 そう言って通信回線を開く

 

『やあやあごきげんよう天帝殿!』

 

「こんな忙しい時に何の用だよ、ジェイル・スカリエッティ」

 

『いやはや疲れた顔をしているねぇ!

 そんな君にはこのスカリエッティ印の疲労回復薬はいかがかな?

 飲めば三日完徹はできるほどの効き目は実証済みだよ!

 味と副作用は保証できないがね!』

 

『そんなもん飲めるか!!』

 

『残念だねぇ、せっかくいいデータが取れると思ったのだがねぇ』

 

「それよりこっちはお前に構ってる暇がねぇんだよ」

 

『おや、現在管理局は人材不足なのかね?

 であれば私に回してる人員をそちらに回せばいいだけではないのかね?』

 

「お前みたいな奴をほっといたら何するかわかんねぇだろ。できるか!」

 

「では現在君たちが扱いに困っているであろうガジェットドローンを使えばどうかね?

 あれは魔導士犯罪者には効果的面だろう?

 おまけに人材の安全も確保できるし一石二鳥ではないのかね?』

 

『・・・・・・』

 

『・・・なぜそんな鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしてるのかね?』

 

「いや、お前からそんなまともな案が出てくるとは思わなかったから・・・」

 

『君たちは私の事をなんだと思っているのかね?』

 

狂科学者(マッド・サイエンティスト)に決まってるだろ』

 

『これは痛いところを突かれたね!

 確かにかつての私ならこんな事を口にすることも無かっただろう!

 だがしかし!今は君たちによってかけられたイザナミの効果で私は正しき道を模索しているのさ!!』

 

「思わぬ所から最良の案が出たところで通信を切るぞ。

 今はお前に割く時間が惜しいんだ」

 

『うむ!ではまた会おう!』

 

 こうして通信は切れた

 

「で、簡単なマニュアルなんかはどうすんだ?」

 

「そこは一番詳しいやつに聞くのが一番だろ」

 

 そんなこんなで俺は再び通信を開く

 

 

『はい!なんの御用でしょうか天帝様!』

 

「クアットロ、お前にちと頼みがあるんだが」

 

『頼み・・・でしょうか?』

 

「ガジェットドローンについてのマニュアルを作成してほしい」

 

 俺は先ほどあった経緯を話した

 

「・・・ということだ」

 

『成程、ドクターからそのようなことが・・・

 かしこまりました。全局員がわかりやすいようにマニュアルを作成いたしますわ』

 

「親父の監視・・・もとい、秘書業務の中すまんな」

 

『いえ、このくらいお安い御用です』

 

「では頼んだ」

 

 そうして通信を切る

 

「というわけでこの案でいくぞ」

 

「わかった」

 

 

 

 そんなこんなで1週間後には地上局員全員に通達し、整備班は一斉にガジェットの整備を始めた

 

 この後地上での犯罪の検挙率はガジェットのAMFのおかげで激増することになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というのがこの数日に起きたことや」

 

「なんかスカリエッティからそんな案が出てくるなんて思わなかったよね」

 

「意外だわ」

 

「な」

 

「・・・その辺については俺らも思った。

 イザナミの影響下にあるとはいえスカリエッティからあんな言葉が出るとは思わんかった」

 

「それより地球はどうなの?」

 

「いつも通りや。

 Nジャマー大量に作動させて脅して終わり。

 向こうには賠償金支払い命じた」

 

「ま、いつも通りよね」

 

「危うく第三次大戦が起きるところやったんやぞ?

 今回は疲れたわ」

 

「ほんまいつもお疲れ様やな」

 

「そういえばヴィヴィオの修行はどうなの?」

 

「まだ第二段階のゴムボール割り。

 正直ここからは自分の限界を越えんと突破できんからな」

 

「あまり無理はさせないでね」

 

「悠飛も無理しないでね」

 

「むしろ我らはお主が無理せぬかが心配だがな」

 

「そこはまぁ・・・なんとかなってる・・・のか?」

 

 

「怪しいですね」

 

「怪しいね」

 

「まっすぐ否定できねぇ自分が辛い・・・」

 

 そんな家族の一幕もありながらも初秋の夜は更けていく──────────

 

 

 

 

 

 続く




というわけであの男が出て来ました。
やっぱやばいもの作ってらぁ
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