しかし日常を取り戻すためにどうしてもやらなければならないことが残っていた・・・
日本は神奈川県にある川神市
悠飛達は日常に戻る前の最後の一仕事を行っていた──────────────
そう、裏切り者の始末を。
「ハァッ、ハァッ、お、おまえら、どうしてい、生きていた!?」
「てめぇが知る必要ないわボケ。」
「お前は俺らの怒りを買い過ぎた。」
「人の大切な領域に土足で踏み込み過ぎや戯け。」
「知っとるか?今のお前の立場は、因果応報って言うんやぞ。」
「ま、待て!お、俺がいなくなったら、お、俺の部下がけ、消しに来るんやぞ?」
「もうその手には乗らねぇよ。それに、政府にいた内通者は全員始末してる。」
龍の逆鱗に触れることなかれ──────────────
触れたものの末路は皆悲惨なものである。
「いつまでも逃げられるとおもうなよ?この・・・」
「「「「「(ド)阿呆が。」」」」」
≪縛道の七十九・九曜縛り≫
「うぐぅ!」
「できれば使いたくなかったが、お前に瞳術を使わせる訳にいかんからな。
真の長としてお前の瞳術を奪わせて貰う・・・!」スゥー・・・
《万華鏡写輪眼・
「がっ、目がぁ・・・目がぁあああ・・・・
畜生、な、何をしたんだぁ・・・!」
「俺の万華鏡に宿った真の能力、掠奪・・・
その能力は同族殺しに特化したもので簡単に言えば視力ごと瞳術を奪う。
まぁこれに関しては調節できようがお前には関係ねぇ。」
「て、テメェ、人の心とかねぇのか!」
「「「「テメェにだけは言われたくねぇよボケ!」」」」
俺以外からの総ツッコミが入った後、俺は口を開くーーーー
「さあ、あの鐘の音が聞こえるか──────────?」
こいつは知らない。
ガシャン
彼という“死”を知らない────────
ガシャン!
『神託は下った──────』
この英霊は俺たちの天敵。
出会った以上、彼からは逃れることはできない────────
『聞くが良い。晩鐘は汝の名を指示した────────
告死の鐘────────
首を断つか!』
カッ!
それはその暗殺者が生涯ふるい続けた何の変哲もない大剣
しかし幽谷の淵にあり続けた彼の剣には
その大剣の一刀のもとに繰り出される一撃こそ、彼・・・“《
“山の翁”の宝具
『
ズバァッ!!
その一撃の下に、龍の一族の裏切り者は絶命した。
彼の前では俺たち一族であっても必ず死ぬ。
『これでよいか?契約者よ。』
「・・・自分で止めをさせれなかったのは残念だが、これは初代山の翁にしかできないからな。
いくら何でも今の体で
『ではまた斯様なものがあれば頼るが良い。不肖ながら歴代の翁を使わせよう。』
「ああ。苦労をかけた。」
『では休むが良い、今の汝に必要なのは休息である。』フッ
「・・・・・・終わったな。」
「ああ。」
「多くの犠牲は出したがな。」
「あとはこの始末だけだな。」
「ここで燃やすのは不味い。神威の空間内でやるぞ。」
「ああ。これでみんなも浮かばれる。」
≪神威≫
数ヶ月後
近畿某所
ここははやての両親、そして悠飛達の亡くなった家族のいる墓地である。
悠飛達は高町・バニングス・月村・テスタロッサ・ハラオウンの5家総出でこの場所に来ていた。
「ようやくすべてが終わったからな、やっと墓参りにこれた。」
「みんな、悪いけど掃除を手伝ってもらえへんかな?」
「いいよ。それではみなさん、一気にやっちゃいましょう!」
『おおー!!!』
そうしてみんなに手伝ってもらうこと1時間
「こんなもんか。」
「みなさん、ありがとうございました。」
そうして俺たちは線香をあげて合掌した。
(義父さん、義母さん、兄貴・・・終わったよ・・・)
「さて、せっかくだから里を出て観光地に行こうか。」
『賛成!!』
この後俺たちは3日間地元の観光地を巡り、海鳴に戻った
続く
漸く仇を討った悠飛達
その数ヶ月後に墓参りに行き、すべてが終わったことを伝え、日常に戻るのであった
2024/10/13:主人公の能力についての加筆をしました。