世界の行く末を賭けた戦いが再び始まろうとしていた
「南の心臓、北の瞳、西の指先、東の踵、風持ちて集い、雨払いて散れ。縛道の五十八・摑趾追雀!」
(ユーリは一体何処にいる?それにイリスは何故俺とユーリを戦わせようとする?)
ヴヴン
「捕捉完了。場所は・・・レインボーブリッジか。機動鎧殻が更に増えているから分散させなきゃいけねぇな。なら・・・多重影分身の術!」
ボボボボボボボボボボボボボン!
多重影分身で200人に分身して戦力を各方面に配置するしか乗りきれんだろう。
「俺はイリスを探しながら機動鎧殻を潰していくか。」
そう言って俺は天高く飛び上がり、楔を打ち込んでいく。
「忍法・六赤陽陣!」
結界内に更に赤い結界を出現させる。
「管理局員全員に通達!結界の内側に赤い結界を作った。それに触れないように気を付けろ!」
『了解!』
「さて、後は・・・」スゥ…
俺は輪廻眼を輪廻写輪眼に更に変化させて、イリスを探し始めた。
「チッ、機動鎧殻と群体が邪魔だな。これがイリス計画によるものなのか・・・だが、まとめて焼き払う!」
キュイイイイイイイイイイイイイン
「バーニング・マグナム!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
ガシャン!
「マグナムを少し使いすぎたか。マグナム残弾7か・・・」
少し温存しなければ・・・
ゴウ!
「レインボーブリッジの方か・・・ッ!」
突然また頭痛が襲ってきたと思ったら、俺は40年前のあの時の記憶を取り戻した。
・・・そうだ。あいつはなにも知らない委員会の皆を皆殺しにしたんだ・・・!
だから俺とユーリは、あいつを・・・
ビリリ!
「ッ!分身が消された・・・それにこの反応は・・・!」
(近くに居るのはアミタか・・・確かあいつにも渡していたな。なら!)
「今度こそ決着を付けるぜ、マクスウェル!」シュン!
シュン!
ドガガガガガガッ!!
「・・・マクスウェル!貴様だけは赦さんぞ!」
「久しぶりだね、悠飛。」
「エルトリアの惑星再生委員会の皆を皆殺しにして、自身はイリスを利用して復活する機会を伺って、今度はこの星に仇なすか!」
「この星は良い星だ。良質な資源がたくさんある。ここを拠点として、イリス計画を実行するとしよう!」
「縛道の九十九・禁!」
バシュルルルル!
ドスドスドス!
「ナイスだ圭吾。九十番台を詠唱破棄でここまで出来るのはお前くらいだ。」
「どうも。」
「さて、マクスウェル。このメンツから逃れられるとでも思うなよ?」
「私が手を下すまでもないさ。」
「何!?」
ドガッ
「ぐっ!」
「ユーリ!」
「後は任せたよ?ユーリ。」
「くそ、こうなったら・・・お前ら!限定解除許可する!この結界内ならどう暴れたって結界を解いたらもとに戻る!画竜点睛を使うぞ!」
「「「「了解!」」」」
「十二門封印完全解放!」
『限定解除、画竜点睛!!』ドゥッ!
「フルドライブ!アインス、ユニゾンするぞ!」
「はい、主悠飛!」
『ユニゾン・イン!』キュイイイン!
「ユーリを泣かせた罪、償って貰うぞ!」
「悠飛!お前はマクスウェルを追え!」
「ここは俺らに任せろ!」
「分かった。油断するなよ!なのはとアミタは俺に付いてこい!」
「うん!」
「はい!」
シュバッ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ
「御二人とも、申し訳ありません。関係のないこの星で、このようなことになってしまって。」
「気にするな、これは俺が40年前にやり残したことだ。」
「それに、困ったときはお互い様です!」
「なのは、作戦はCプランで行くぞ。」
「了解!」
「3・・・2・・・1・・・今だ!」
ガギン!
「ぐっ!」
シャン、シャン、シャン!
「縛道の三十・嘴突三閃!」
ドドドン!!
ガシン!
「ッ!アクセラレイター・オルター!!」
バギン!
ドゴォ!
「がっ!」
「アミタ!」
「さようなら、アミティエ!」
させるかよ・・・
「アクセラレイター・オーバードライブ!!」ドゥッ!
「アクセラレイター!!」ゴオッ!
「オラァ!」
「はぁ!」
ドゴオオオオオオオン!
「・・・悠飛さん・・・なのはさん・・・」
「何のためにお前からナノマシンを貰ったと思っている?全てこのためよ!」バチッ!
「何度も見てたから出来るかなと思ったんですが、ッ!少し無茶しましたね。」バチッ!
「・・・エルトリア式フォーミュラーと、魔導の融合・・・イリスとユーリを使って研究していたものをあんな子供に・・・素晴らしい!君も私の子供にしてあげよう!」
プツン
「・・・馬鹿なこと言ってんじゃねえぞ、このド変態野郎が!てめぇなんかになのはは渡さねぇ!てめえのふざけた幻想は俺がここでぶっ潰す!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!
「悠君!(なんてすごい密度の魔力・・・これが悠君の全力・・・!)」
マクスウェルの一言で遂に俺は怒りが限界を越えた。
限界を越えて俺の力は一気に全盛期に立ち戻った。
いよいよ決着が付こうとしていた──────────
続く
遂にキレた悠飛によってマクスウェルは追い込まれる。
しかし彼の秘策は軌道上にあったのだった。
関東一円が焼き払われると分かり、悠飛は・・・
次回
全て遠きーーー
俺はまだ・・・死ぬわけにはいかない!