事件が終わり、俺たちがエルトリアに通い始めてはや3ヶ月。
こちらにはクー・フーリン、カルナ、ヴラド三世、佐々木小次郎、ディルムッド・オディナの5人の英霊をつれてきている。
害獣の駆除にも使えるがこの男たち、なんと農作業が得意なのだ。(詳しくはYARIOで)
「おう、帰ったかいマスター!」
「ああ。ようやく惑星再生の足掛かりになりそうなものが見つかったからな。」
俺たちがやったのは何てことはない。星そのものに六道の力を使ったのだ。
それが原因で俺たちは3日間寝込んだが・・・
「にしても俺ら無茶しかしてねぇな。」
「「「「そやな。」」」」
「そなたたちは少し休むが良い。それに畑仕事は我々の役目だ。」
「皆さん、お疲れ様です。お昼をお持ちしましたよ!」
「それにしてもこの星も随分再生が進んできましたね。」
「ああ。グランツの病も俺たちでだいぶ良くなったしな。」
「それで悠飛がお前らに聞きたいとがあるんやと。」
「聞きたいことですか?」
「あー、その、なんだ?
この星の再生も大分進んだ。後はこの地に何人か人を下ろして試験をするだけなんやが・・・試験が終わったら、お前らこっちに来んか?」
「え・・・それって・・・?」
「つまり、地球に来ねぇかって言いたいんだよ!」
「ありがたい申し出では有るんだが、これ以上迷惑は・・・」
「迷惑じゃねえよ、むしろお前らみたいな逸材を放っておけるか!
それに・・・」
「それに?」
「お前らには、今のミッドを見せてやりたいしな。」
「悠飛・・・」
「おい、婚約者居んのに口説いてんじゃねえよ!」
「口説いてねぇよ!あくまでも初代様の意向だろうが!!」
「またまたぁ!そんなこと言って本心は違う癖にぃ!」
「・・・よし、エレノア、ディアーチェ。今夜のこいつらの飯は俺が作ってやる。そろそろ蔵で寝かせていた豆板醤が良い具合になった頃だろう。」
「うげ!からかいすぎた!」
「やめてくれ!あんな激辛食いもんじゃねえ!」
「食いもんじゃないとは失礼な。あれは愉悦というものだ。」
「いや、あれは最早拷問や!」
「ディアーチェ、後でメニューを教えてやる。これはうちの連中の仕置用のメニューでな。うちに来るなら覚えておけ。」
「・・・・・・一体何なのだそれは。」
「四川式激辛麻婆豆腐だ。」
「いや、あれはもう激辛の領域じゃねぇよ!」
そんな一幕があったエルトリアのお昼時だった。
更に1ヶ月後
「それじゃあ、忘れ物は無いか?」
「大丈夫です。」
「流石にこの大荷物と人数を一気に運ぶのは無理やからな。神威を使ってお前らを神威の空間に飛ばしてから飛雷神で飛ぶ。」
「最後にこの風景を心に刻んでおくと良い。」
そこには緑豊かな土地が広がる美しい景色が広がっていた。この星はもう大丈夫だ。後は試験に合格した人たちに任せるとしよう。彼らにもノウハウは教えてきたから大丈夫だろう。
「それじゃあ、行くぞ。
《神威》!」
ギュオォォォ!!
スッ
「飛雷神の術!」
バシュン!
バシュン!
「お帰りなさいませ、マスター。」
「ベディ、手はず通りになっているな?」
「はい。万事整っております。」
「なら、《神威》!!」
ギュオォォォオオオオ!!!
「ここは、悠飛の家か。」
「俺の伝手でお前らの戸籍はなんとかなった。それに、アレにも間に合ったしな。」
「アレ?」
「全て明日になればわかる。今は「おかえり!悠君!」ただいま、はやて」
「小鴉!貴様はまた話の途中で!」
「やって私は悠君の正妻やもん!正妻の言うことは絶対☆」
「たわけ!」
「まあ、王さまたちも悠君のお嫁さんになるんは賛成やで?」
「はやて・・・お前また勝手に・・・」
「えっと・・・私は一向に構いませんが///」
「ボクも良いよ!悠飛と一緒にいると嬉しいし☆」
「もちろん、ユーリも一緒や!」
「はやて、いい加減にしろ。話が進まん。」
数分後
「話をもどすぞ?とりあえずお前たちの住まいが見つかるまで我が家に滞在すると良い。部屋は各々別室になってるから広いはずだ。」
「何から何まで申し訳ない。」
「ま、今日はゆっくり休むと良い。俺たちも明日に向けて準備しなきゃいけねぇし。」
こうしてフローリアンと紫天一家の引越し初日は終わりを告げた。
そして、翌日。俺たちはある場所に来ていた。
「こ、これで良いのか///」
「似合っとるよ、悠君!」
「いざ人前に出るとなると、ちょっと恥ずかしいな・・・」
「陛下に謁見するときしか着なかったからな///」
「それでは皆さん、こちらへ。」
そして────────────────
「本日は皆様にお知らせすることがあります。」
そう。今日は世界に俺達の存在を公開する日だ。
「こちらにいる5人は皆様が今まで知りたがっておられた最強の5人です。これから皆様にご紹介致します。
まずは『正義』、出河圭吾。」
「『正義』の称号、出河圭吾、ここに。」
「『自由』、松尾辰徳。」
「『自由』の称号、松尾辰徳、ここに。」
「『再生』、入間俊介。」
「『再生』の称号、入間俊介、ここに。」
「『誓約』、宮崎隆一。」
「『誓約』の称号、宮崎隆一、ここに。」
「そして、『天帝』、龍神悠飛。」
「『天帝』の称号、龍神悠飛、ここに。」
「以上5名が我々皇族の守護者にして従者であります。」
ざわ・・・ざわ・・・
(やはり政治家共は騒ぐか。)
「少し宜しいでしょうか?」
「何でしょうか?」
「そちらに見えるのはどう見ても小学生ではありませんか。陛下はそのような子供の言うことを真に受けていると?」
「陛下の仰ることは本当のことだ。」
「総理・・・!」
「実際そいつらは最強だぜ?何せ川神院の総代を力の片鱗を見せただけで勝っちまったんだからな。」
ざわ!
「総理、それは言っちゃあ不味かったんじゃねぇか?」
「おっと、そうだったな。世界放送でうっかりカミングアウトしちまった。」
「後が怖いぞ?」
この時全員が思った。
{そ、総理とタメ口で話している!?}
「それに世界各国はこいつらを怒らせないようにご機嫌とりに必死だ。お前らもこいつら怒らせると、命が幾つ有っても足らんぞ?」
「それでは代表して『天帝』から皆様にお言葉を。」
さあ、こっからだ。
「まず全世界に向けて言うことは、俺達の存在を明かしたからには如何なる理由が有ろうとも、この国に災厄をもたらす者は俺達が赦さない。その時は、命を捨てる覚悟で来い・・・!」ギン!
その言葉で周りに緊張が生まれる。
「そして、俺達は政府の要人であろうともを私腹を肥やした奴らは・・・切り捨てる!」
「ふざけるな!そんなもの殺人ではないか!我々がそれを許すわけ無いだろう!」
「無駄だぜお前さんたち。こいつらには連合各国が治外法権を与えている。こいつらが悪と断定したら正義の名の下に切り捨てるぜ?」
「・・・なん・・・だと・・・?」
「事実だ。俺達には治外法権が与えられている。貴様らが私利私欲に溺れ道を踏み外したなら、俺達が悪・即・斬の正義の下に斬る。
犬は餌で飼える・・・人は金で飼える・・・だが、龍の一族を飼うことは何人にも出来ん!!」ギン!
「ひっ!」
こうして俺達は全世界に存在を明かし、牽制をした。
俺達の生活を邪魔する奴は誰であろうと滅ぼすと。
そして世界連合は正式に俺達の治外法権を認め、自分達は怒りに触れないように善政を敷くこととなる。
「こういうことだったんですね・・・」
「スッゴいこと言っちゃってるわよ?彼。」
「なんだ、結局昔から変わらないじゃない///」
「ですね///」
そしてそこからなのだが、俺達は地球ではスラブに行っては炊き出しや井戸掘り等のボランティアをし、テロがあればテロ組織を壊滅させるまで叩きのめすのが日常となっていく。
そして管理局では────────
「──────よって我が息子たる龍神悠飛を総大将候補とする。異論は認めん。」
「局長、その言い方は不味いかと。」
「総大将候補となるに当たっててめぇらに言うことがある。」
ざわ
「俺は汚い手を使う奴を赦さねぇ。それをすることで必ずどこかで哀しみが生まれる。そういう奴を見つけたら容赦なく斬る。」
ゾクゥッ!
「俺はベルカ最強と謳われた『
ザッ
そうして管理局の幹部役職たちは頭を垂れた。
「ではここに満場一致とみて我が息子、龍神悠飛を総大将候補に任命する。ただ、まだ修行の身であるため数年はあらゆる任務をこなしていくことになる。皆には色々とフォローをしてやってほしい。」
『はっ!』
こうして俺は総大将候補となり、入局から僅か3年で総大将になることとなる。
to be Next Stage・・・
これにてエルトリア編は終了となります。
今後は空白期をベースに書いていき、Strikersに繋げていきます。