「九種九牌・・・」
「なあ、おかしないか?」
「みんなもそう思うか?」
「いつも打点の高いお前が5回連続で九種九牌・・・嫌な予感がするな。」
ピシッ
「・・・湯飲みが独りでに割れた・・・」
ブツッ
「鼻緒が切れた・・・」
「さっきから縁起が悪いな・・・」
ビーッビーッビーッビーッ!
「ッ!アースラから緊急通信!?」
「こちら龍神家。どうした?」
『悠飛!なのはが・・・・・・』
「ヴィータ!なのはがどうした!?」
『なのはが墜ちたんだ!!』
「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」ポロッ
ガシャン
ダダダダダダダダダダダダダ!!!!
「みんな!」
「悠飛!なのはが、なのはがぁ!」
「大丈夫だ!絶対に死なせはしない!
お前ら、準備しろ!」
「「「「おう!」」」」
それから俺達は治療用術式を使って不眠不休で治療した。
翌朝
プシュー
「ッ!悠飛!なのはは!?」
「安心しろ、もう大丈夫だ。だが・・・」
「何かあるの?」
「ダメージは脊髄付近に来ていたから、歩けるようになるまで時間がかかるし、傷痕も残る。」
「そんな・・・」
「それに、なのは自身も随分疲労がたまっていたみたいだからな。いつ倒れてもおかしくない状態だったぞ?」
「それに関して、お前らは心当たり有るか?」
「そういえばここ最近はボーッとしてる事が増えてたような?」
「明らかに過労の兆候やないか!何で俺らに相談せんかった!」
「悠飛!落ち着け!」、
「ッ!すまん。」
何で俺はこんなに取り乱しているんだ・・・
3日後
「う、ううん・・・あれ、ここは?」
「なのは!目が覚めたか!?」
「あれ?悠君?痛っ!」
「なのは、無理すんな。傷は塞いだが、お前は今動ける状態じゃないんだ。」
「ヴィータちゃんは?」
「ヴィータは無事だ。それよりお前だ!何でこうなるまで無理していた!」
「だって、私が皆を守らないといけないから・・・」
「自惚れるな!お前一人の力で何か出きると思うな!今回俺達がどれだけ心配したと思ってるんだ!」
「ご、ごめんなさい・・・」
「もう二度とこんな無茶はしないでくれ・・・お前まで失ったら俺は・・・」
「悠君?」
「今回の事で分かったんだ。俺はお前たちの事も好きなんだって。」
「悠君///」
「だからこそ、君達に怪我をしてほしくないし、死んでほしくないんだ。」
「話は聞かせてもろたで。」
「はやて、そういうことや。悪いけど俺は皆を好きになってしもうた。やから誰かを振るのはできひん。」
「ええんよ。悠君はこれまでたくさん失ってたんやから、幸せになる権利あるんや。」
「みんなも聞いてるやろ?明日みんなの両親に挨拶に行くから。」
「うん////」
翌日
俺は各家へ覚悟を決めて挨拶をしに行った。
テスタロッサ家
「プレシア。アリシアとフェイトを、俺にくれ!」
「いいわよ。2人を宜しくね?」
バニングス家
「デビットさん、ジョディさん、あの時の返事をしに来ました。
アリサを俺にください。」
「・・・ようやく決心してくれたのか。」
「あの意地張りな娘を宜しくお願いします。」
月村家
「俊さん、春菜さん、あの時の返事をしに来ました。俺にすずかをください。」
「・・・では、末永くお願いしますね。」
「君にすずかを任せるよ。」
高町家
「そうか、なのはが大怪我を・・・」
「何とか俺達が回復させませたが、歩けるようになるまで少し時間がかかりますし、傷痕も残ってしまいました。」
「そうなのね・・・」
「まあ、命が有るだけでもよしとしなければね。」
「それで、お二人にお話があります。」
「なにかな?」
「なのはの傷を残してしまった責任を取ります。なのはを、俺にください!」
「・・・悠飛君。」
「はい。」
「なのはを、宜しく頼む。」
「はい!」
「じゃあ、なのはが早く治ることを祈りましょう。」
「そうだね、桃子。」
「って感じだったな。」
「そうなんや。」
「なあ、はやて。」
「なに?」
「君が最後になってしまったけど、将来俺と結婚してくれるか?」
「当たり前やん!悠君以外に結婚するなんて考えられへんよ///」
「なら良かった。」
「・・・悠君?」
「なあ、はやて・・・今夜は一緒に居たい・・・」
「・・・うん////」
その日、俺は自分の気持ちに気づいた。俺は皆が好きだったんだ。だからこそ皆を必ず守らなきゃならない。
そのためには強くならなきゃいけない。何者にも負けないように・・・
この世の理不尽な暴力を打ち砕ける力を・・・
そしてその夜
俺ははやての処女をもらった。
はやてとの初夜は情熱的に求め合い、2人の絆を更に深めることができた。
続く
この日を境に悠飛ははやてだけでなく、なのは達も愛するようになります。
次回からはデート回を書こうと思います。
この回のR-18版を投稿しました。