はやてを抱いた翌日
「なあ、悠君?」
「なんや?」
「私だけこんなにしてもらうのは嬉しいんやけど、アリサちゃん達もちゃんとしたってな?」
「それに関しては追々やな。」
さすがに中学で何人も手を付けてるのは不味いからな。
「でも、最近構ってあげられんかったから、デートに誘おうとは思ってるよ///」
「そうしたって。」
コンコン
「悠飛、入るわよ?」
「!?待てアリサ!」
ガチャ
「早く起きな・・・」
「あ・・・」
「遅かったか・・・」
「な、何で裸なのよ!それにはやてまで・・・はっ!まさかあんたたち・・・////」
「出来れば部屋の外で待っていてくれんか?」
「・・・そうするわ////」
バタン
「・・・とりあえず、服着よか。」
「そやな。」
3分後
「と言うわけで、昨夜はやてを抱いた///」
「と言うわけで、昨夜抱かれました////」
「・・・さすがに中学でそれは早すぎるわよ///」
「なんか生々しいね////」
「「あわわ////」」
「まあ、その、なんだ。これからはお前たちも愛するからその覚悟の現れとでも。」
結局アリサとすずかとフェイトとアリシアに話しているが、なんかこっぱずかしいな
「てなわけで、ここにいるメンバーから今日から今まで構ってあげられなかったお詫びにデートにつれていってやる。」
「「「「デート!?」」」」
「最初はアリサからな。朝飯食べたら行くぞ?」
「え!?あ、うん////」
と言うわけで朝食を食べたあと、俺はアリサをバイクの後ろに乗せて走っていた。
キュイイイイイイイイン
「このバイク凄い静かね。」
「モーター式だからな。エンジンの音は一切無い。それに大容量バッテリー積んでるから中距離を走っても1日持つ。」
「相変わらず凄いもの造ったわね。」
「ま、発電ブレーキも搭載してるから余計になんだけどな。」
「随分時代を先取りしてるわね。こういうのって10年先の技術じゃない?」
「まあな。でも、これはお前たちにも楽しんで欲しいから造ったんだよ。」
「私達に?」
「このバイクは俺達が造った超高性能多機能バイクを造る過程で生まれたもので、オートバランサー付きでよっぽどの事が無い限り倒れない安全設計なんだ。」
「そりゃまた世界を先取りし過ぎじゃない?」
そんなことを話ながらも俺達は川神に向かってツーリングを楽しんだ。
川神市
その中でも最も人通りが多い場所
川神院前
「修行中はこういうところ余り来れなかったから、今日は色んな所をまわろうか。」
「そうね。ちゃんとエスコートしなさいよ?」
「もちろん。」
それから俺達は川神市を観光し、様々な場所を巡った。
お昼
「午前中だけでも凄く回ったわね。」
「ま、ここは観光には事欠かねぇからな。」
「にしても良い場所よね。」
「ここの景色は好きでな。海鳥の鳴き声に潮騒、心が落ち着くわ。」
「言われてみればそうね。」
「ま、後ろから殺気を当てられてるんやが、な!」
バシィ!
「人のデート中に蹴りかかるとは無粋な輩だな。」
「フン。貴様なら余裕で受けるだろうが。」
「随分偉くなったものだな、ヒューム・ヘルシング!」スッ
「で?どうする「どうするもこうするもないでしょ。」ムゥッ・・・」ベシッ
「・・・いつ現れたの?」
「相変わらず万能執事だな、クラウディオ・ネエロ。」
「簡単なことです。」
「で、九鬼の従者部隊のツートップがここで何やってんだ?」
「貴様の気配がしたのでな。試してやろうかと思ってな。」
「そんなことでデートの邪魔すんじゃねえよ。暇なのか?」
「ほう、あなた様が女性とデートとは。ということはそちらは正妻候補ですかな?」
「この子は第二夫人候補だ。正妻は他の子だ。」
「これはこれは。あなたもようやくその気になったのですね・・・帰りますよヒューム。人の恋路の邪魔をするものは馬に蹴られますよ?」
「フン。貴様と本気でやり合えばこちらも尋常ではないダメージを負うからな。またの機会にしておくか。」
「二度とすんじゃねぇ!」
そうして2人は去っていった。
「さ、気を取り直してデートの続きと行くか。」
「そうね。」
それからは特にトラブルもなく、夕方には屋敷に戻れた。
「なあ、アリサ。」
「なに?」
「今日はちょっと予定が狂ったけど、今度デートに行くときは、指輪を買ってやるよ///」
「・・・・・・・・・うん!」バッ
「嬉しいからって急に抱きつくなよ、びっくりするだろ?」
「えへへ////」
こんなに嬉しそうな顔されたら断れねぇじゃねえか・・・
ま、普段甘えられない分甘やかしてやるか。
おまけ
「ねえ、私はいつ抱いてくれるの?」
「・・・欲しいか?」
「うん////」
「なら今から抱いてやるよ。」
「優しくしてね?////////」
続く
次はすずかかな?