ベルカの天帝の末裔   作:龍神悠飛

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すずかに誘われてやってきた月村家の屋敷。
そこで起きた出来事とは・・・?


月村家での出来事

 

 

龍神家屋敷地下7階第1鍛練場────

そこでは今悠飛が鍛練をしていた

 

「ハァァァァァァァァァッ!!!」

 

「甘いわ!」ガギンッ!

 

渾身の振り下ろしを槍で止められながらもなお引くことはなく、むしろ拮抗していた。

 

「まだまだ行くぞ!」

 

「そうだ!その意気だマスター!」

 

スカサハ────

彼女はケルト神話における影の国の女王ではある。

本来彼女は死ぬことはなく、サーヴァントとして召喚されることはあり得ないのだが・・・

ある日突然召喚陣がひとりでに作動し、そこから現れたのが彼女だった。

あまりのことで彼も頭が痛くなったのだが、せっかく来たのだしもてなさなくてはと屋敷を案内したところ気に入ったらしく

既に召喚していたクー・フーリン達を鍛えなおしてやると言い出し、そのまま居ついた。

 

鍛練終了後

 

「やはりまだ神域には届かんか・・・」

 

俺はシャワーを浴びて髪を乾かしながらボヤいていると

 

「やあマスター!そろそろ時間なのではないかな?」

 

とこれまたいつの間にか居ついていたグランドロクデナシ・・・

もとい、冠位の英霊たるマーリンが出かける時間が迫っていることを知らせに来た。

 

「きみ、今失礼なことを考えなかったかい?」

 

「・・・気のせいだ。」

 

「フォーウ!(そりゃお前の日頃の行いだよバカナイトメア!)」

 

フォウ君──────

この猫のような動物は『災厄の獣 キャスパリーグ』又の名を『第四の獣 プライミッツ・マーダー』といい、災害の獣『ビーストⅣ』

であるが幼体であるためただ魔力の高い小動物である。

なぜフォウ君がここにいるのかは謎だが、この家に居ついているので最早何も言わない・・・

いわばうちのマスコットである

 

「それじゃあ、行ってくる。」

 

そんなこんなで俺は屋敷を出て月村家に向かった。

 

 

 

 

走って──────────

 

 

数分後・・・

 

「いらっしゃいませ、悠飛様。」

 

「様は要らないんだがなぁ・・・」

 

「そうはいきません。すずかお嬢様の大事なご友人なのですから。

 

「そうは言われても、如何せん慣れない・・・」

 

「ゆう君、いらっしゃい!」

 

「またいつもの問答?」

 

「様付けされるのは慣れてないんだよ・・・」

 

「そんなのいちいち気にしてたらキリがないわよ?」

 

「そういうもんか・・・善処する。

ところでなのはは?」

 

「もうすぐ来るって。」

 

「そうか・・・それで、なのはが来る前に聞きたいことって?」

 

「最近なのはの元気がなくってね?いろいろ知ってそうなアンタなら何か知ってるんじゃないの?」

 

「・・・いや、思い当たる節はないが、確かに少し様子がおかしいな。」

 

「いろいろ心配してるんだけど、なかなか言い出せなくて・・・」

 

確かに────

俺達が武力介入した翌日くらいから様子が変だった・・・

それに、それまで感じることがなかった魔力も感じるようになったのもそのあたりからか。

 

と考えてるうちになのはと恭也さんが月村家に到着したようだ

 

「悠飛様、忍お嬢様と恭也様がお呼びです。」

 

「・・・わかった。

すまん3人共、ここで席を外すからそっちだけで楽しんでくれ。」

 

そう言い残し、俺は恭也さんと忍さんのもとに向かった

 

 

「・・・それで、話とは?」

 

「この間のガンダム5機、あなたたちだったんでしょ?」

 

「ッ!気付いてたんですか?」

 

「あんなの造れるのは君たちしかいないからね。

それで、一体君たちは何者なんだい?」

 

そう問われて、俺は盛大にため息を漏らしてこう言った

 

「話してもいいですが、このことは他言無用でお願いします。でなければ後始末が大変なので・・・」

 

「分かった。君が良いというまで黙っているよ。」

 

「・・・では、まず、──────」

そうして俺は3人に今話せる全てを話し、どういう存在であるかを話した。俺が今までしてきたことに驚きはすれ、憐れむことはなかった。

それどころか親身になって聞いてくれたことで、俺の心は少しばかり軽くなった。

 

「──────これが今話せることです。」

 

「話してくれてありがとう。俺達も出来るだけ相談に乗るよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

と言ったところで外から不穏な気配を感じたので庭に出ることにした

 

「少し散歩をしてきます。昔の事を話したので少し気が滅入ったみたいで。」

 

「気を付けてね。」

 

そうして気配を感じた所に向かうと、なのはが金髪の女の子に襲われているのを見かけ、様子を伺っていたら金髪の子が魔力弾を射とうとしていたので少しだけ手助けをすることにした

 

 

《水遁・水陣壁》!!

ドバァッ!

 

「ッ!誰!?」

 

そう問われたのでなのはが気絶した隙に姿を見せる

 

ザッ、ザッ、ザッ

「こんな人様の屋敷の中でドンパチやっていたもんだから注意しに来たまで・・・」

 

「その子の仲間?」

 

「有り体に言えば友達だな。

・・・龍神悠飛だ。お前は何者だ?」

 

「・・・フェイト、フェイト・テスタロッサ。

私たちの邪魔をしないで。」

 

「それは聞けん話だ。この国に災厄をもたらすものを排除せねばならんからな。」チャキッ

そう言いながら腰に差していた刀を構えると

 

「・・・次は倒す。その子も、君も。」

 

「やれるものならな?」

 

それを最後にフェイトといっていた子は去っていった。

俺は後を追わずに気絶したなのはを背負って屋敷の方に向けて歩きだした。

途中目覚めたなのはが慌てはしたがって落ち着かせて皆の所に着くと、何があったのかなのはに聞いたが木から落ちて気絶していたと言っていたので俺はそれに合わせていた。

 

 

 

──────────フェイト・テスタロッサ・・・

君は俺と同じ哀しい目をしていた。どうやら放っては置けないようだな。

 

 

 

 

                        続く




と言うわけで忍さんと恭也さんとノエルさんに自身の過去を明かして、その後にフェイトと邂逅した主人公。
この先に起こることは基本原作に沿っていきますが、フォウ君が居ることで救われる存在が・・・一体誰なんでしょう?
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