俺達が今の関係になってから随分経った。
今日は久しぶりに1人だけになったので、自身の技の開発をしていた。
マクスウェルとの戦いで痛感したが、今のままでは力不足で皆は愚か自身すらも守れなくなる状況になってしまった。
求めるのは全盛期を越えた自分。
だが、焦るとなのはみたいになってしまう。だから今やるべきことはどんな技にも耐え得る強靭な肉体を作ることだ。
「バーストモード、リリース。」 ドゥ!
「はぁああああああああああああああああ!!!」ゴゥ!!
バチバチッ!
くそ、第一段階を越えるのにこれ程の負荷があるなんて・・・
だが、まだ先がある!限界を越えた先にあるものこそが極みの境地!
「うぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ゴァアア!!
来た!
「バースト2!」ドウ!!!!
ズキィ!!
「うぐぁああッ!」バシュウウウウ
ブシュ!
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
「我が主!お怪我を・・・!」
「ハァ、ハァ、すまない、アインス・・・」
「少し休憩にいたしましょう。」
「やはりバーストモードは体への負担が大きすぎる。膨大な魔力を操作するには少しずつ許容量を増やさねば・・・」
「悠君!」
「主はやて。」
「悠君が怪我したってアインスから聞いてとんできたけど・・・」
「ああ。新技の開発中にな。」
そういって左腕を見せた
「こんなになるまで・・・どんな技なん?」
「まあ、見た目程酷くはないんやが、バーストモードを更に1段階越えようとして魔力が暴発したんだ。」
「魔力が暴発?」
「もともとバーストモードは魔力を使って身体強化をするんだが、そのときに意図的に魔力を暴走させて爆発的な力を出させる諸刃の剣なんだ。」
「何でそんな危険な技術を・・・」
「戦争中に身に付けたからな。是が非でも生き抜かなければならない時にこの力を手にいれた。」
そう、この技は戦時下に偶然身につけた諸刃の剣。その時はまだ画竜点睛を極める前だったからこの技に頼っていた節がある・・・
「でも、魔力だけやと前みたいになってしまわんか?どうしても制御できる力がひとつだけやともしもの時は無防備になってしまうやん。」
あ、そうか。盲点だった。
「ありがとうはやて。おかげで方向性が見えたよ。」
「???どういたしまして?」
そうだ。何で俺はひとつの力だけで強化しようとしてたんだ。俺の十八番は反鬼相殺と反鬼融合だ。なら・・・
「龍紋解放。」ドウ!!!!
「バーストモード!」ドゥ!
「此処から反鬼融合で異なる力を掛け合わせて・・・
バースト2!!!!!」ドウ!!!!!!!!!
できた。出力も安定している!
こうなりゃあ俺の得意分野だ、イメージは燃え盛る炎を氷で包む。そんなイメージだ!
後は・・・
「ハァ!」ゴゥ!!
「すごい・・・」
魔力は臨界点を越えているが、龍の気で包み込んで暴発を抑え込む。
これなら改良ができる。
「これで更に先のバースト3以降も習得できるな。」
「悠君、それはやりすぎなんじゃ・・・」
「もちろん、今日はもう終わりにするさ。以前になのはに言ったばかりだからな。」
そうして俺は新たな可能性を見つけ出してこの日の開発を終えた。
これなら近い内にこれも完成するだろう。
続く
というわけでバーストモードを掘り下げてみました。
結構危険なものですね。