5月某日
「え?フェイトの誕生日?」
「確かそろそろやったやろ?婚約者のお前が何か渡したらさぞ喜ぶやろうな」
「ううむ・・・プレゼントか・・・」
「フェイトが喜びそうなものってわかんのか?」
「何となくな。それを用意するために俺は暫く依頼は受けんからお前らで回してくれや」カタカタッ
「は?ちょっ!ほんまに依頼切りやがった・・・」
そんなこんなで俺が向かったのは・・・
「──────というわけで教えてくれんか?俺は裁縫なぞしたことが無くてな」
「マスターの頼みとあらば引き受けようぞ」
「よろしく頼む。ヴラド公」
串刺し公ことヴラド三世は裁縫が得意と言うことで教えを乞うことにした
俺が作るものは・・・
そして誕生日当日
「これでどうだ?」
「ふむ。実に良い出来であるぞマスター」
「上手くできて良かったわ」
ppppppppp
「なんだよこんなときに・・・俺だ」
『すまん悠飛。どうにも外せん任務が俺ら全員に来てもうたから来てくれ』
「はぁ!?ふざけんな畜生!!お前らでできんのか!?」
『生憎ヤバイ国が動いとるから俺らで対処しかないらしいわ』
「北か!?北の連中か!?なんでこんな大事な時にやらかしてくれるんやあのボケども!!!」
ホントにふざけんな!!!!
ブリッジ
プシュー
「おいお前ら・・・北の国にアレの照準定めろ」
「おまっ正気か!?」
「神の裁きを下してやるまでだ・・・!」
「あ~あ。俺知らねぇぞ?」
「消えるのが早くなるか遅くなるかの違いやろ」
「コードネーム
「レクイエム、ステーション1、発車位置確定。チャージ出力は20%に限定、座標固定完了。チャージ出力、19%」
「航空機等へ暗号通信。退避完了」
「レクイエム出力、20%到達」
「哀れな種族に終止符を。
その日、世界から一つの国が天帝の怒りに触れたことにより消滅した
後に残ったものは廃墟のみである
その夜
コンコンッ
「どうぞ」
ガチャッ
「ただいま、フェイト」
「お帰りなさい。急なお仕事だったんだよね」
「ああ。その後で陛下と殿下に報告してできるだけ今日使った兵器は使うなって言われたわ」
「怒られちゃったの?」
「いや、俺らの心配やったわ」
「良い人たちだよね」
「ッと、忘れるところだった。」
俺は異空間からこの日のために用意していたものを出した
「遅くなったけど、誕生日おめでとう。これは俺からのプレゼントだ」
「ありがとう!すごく嬉しいよ」
「後これは俺の手作りのモンブランだ」
「ケーキまで用意してたんだ」
「せっかくだしな」
「ねぇ、これ開けて良い?」
「良いよ」
パカッ
「わあっこれってリボン?」
「ああ。ヴラド三世に教えてもらって生地から作ったんだ。それには俺のおまじないがついてる」
「手作りのリボン・・・それで最近悠飛の指が傷だらけだったんだ」
「生憎こういうのはやったことがなかったからな。気に入って貰えると嬉しいんだが」
「ねぇ、付けてくれる?」
「もちろん。少し大人っぽくしてみるか」
そうして俺はフェイトの髪を襟足あたりでまとめてリボンで止めた(※Forceのフェイトの髪型)
「うむ。やっぱり似合ってるな」
「ありがとう。大切にするね」
「さて、今夜は何か一つして欲しいことないか?できる範囲で聞いてやるよ」
「じゃあ、いいかな?」
「なんだ?」
「えっと・・・今夜は、一緒に寝て欲しいかな////」
「良いよ。その前に風呂に入ってくるから待ってな」
「一緒じゃ、だめ?」(上目遣い)
(それでお願いされたら断れねぇじゃねぇかよ・・・)
「わかった。どうなっても知らんぞ?」
その日はいろいろあったが、最後はフェイトと熱い夜を過ごす俺だった
end
フェイトの誕生日ということで急遽投稿しました
多分何処かに粗があるかも・・・