そんな日に高町家と月村家のお誘いで海鳴温泉にやってきた悠飛達。
今日は羽を伸ばしてゆっくりしようとすると決めた悠飛だが・・・?
世間ではゴールデンウィーク
この大型連休に俺は高町家と月村家のお誘いで海鳴温泉に向かっていた。
士郎さんの運転する車の最後尾でアリサとすずかに挟まれて座っているが、ここで問題が起きていた──────
「・・・・・・気持ち悪い・・・」
そう。普段車での移動をしないため、俺は今盛大に車酔いしていた・・・
「意外よね、アンタが乗り物に弱いなんて。」
「・・・普段乗らねぇから・・・」
「あまり喋らないほうがいいと思うよ?」
「まだ時間かかるから少し寝ていると良いよ。」
「・・・そうします・・・」
士郎さんにそう言われた為、俺は寝ることにした──────
しばらく後
「地獄を見た・・・」
目的地である海鳴温泉に着いた俺達は宿の部屋に荷物を置いて、少し休んでいた。
「そろそろ温泉入らない?」
「そだねー。」
「ゆう君はどうする?」
「俺は一人でゆっくり入る。」
「行こう、ユーノ君。」
とユーノを連れていこうとしているなのは達だったが
「いや、ユーノは俺が面倒見よう。今まで機会が無かったからな。」
『ユーノ、少し話をしよう。
これでなのは達の裸を見なくて済むぞ。』
『うん。ありがとう・・・』
俺はこの前の月村家での一件で少し話をしているため、特に気まずさは無かった。
そして俺達は温泉に入って話を始めた。
『実際、なのははどうなんだ?』
『やっぱり、あの子の事が気になっているみたいで色々考えてるみたい。』
『やはりか・・・。あれは昔から周りに弱音を言ったりしないから、余計にアリサ達に心配させてるんだよなぁ。』
『君はこれからどうするの?』
『どうもこうも、俺はあの子がどうしても危なくなった場合だけ手を貸すだけだ。今は、な・・・』
『今は?』
『俺は基本この国の守護者として動いてるからな。
誰か特定の人間に手を貸すってこと自体まず無いんだよ。』
『と言うことは、僕達が本当に困った時は姿を見せて戦うってこと?』
『そうなるな。』
『そっか。』
『ところでユーノ、キツかったら出てて良いぞ?』
『そうするよ。これ以上はのぼせそうだ。』
「恭也さん。俺はもう少し浸かっているので先にユーノを連れていって貰えませんか?」
「わかった
・・・にしても随分長湯だな?」
「俺の数少ない娯楽なものでね、こればかりはしょうがありませんよ。」
「そうなのか・・・」
そんな会話をしてから俺が温泉から上がったのは30分後だった──────
その夜、士郎さん達と話しているとなのはとユーノが外に出た気配を感じたが、士郎さん達に心配させないために黙っていることにした。
「ところで士郎さん、からだの方は大丈夫ですか?」
「ああ。君が治してくれたおかげですこぶる調子が良いよ。」
「それは何よりです。仙術まで使った甲斐がありました。」
「ちょっと待て、君は仙術まで使えるのかい!?」
「ええ、尤も、転生直前にやっと習得したものではありますが。」
「改めて君の規格外に驚くよ。」
こんな会話を普通にしているが、士郎さんも桃子さんも俺の正体を明かしてあるので何も問題ない。
「俺も全盛期だったとしても君には勝てる自信が無いよ。」
「そうそう負けるわけにはいきませんからね、陛下を護る立場でもありますし。」
「それもそうだね。」
そんな話をしているとなのはとユーノが戻ってきた気配がした。
そしてそれを確認したら俺は寝ることにした。
久しぶりの温泉でよく眠れそうな予感がした────────
続く
実はこの主人公、車に乗り慣れていないので車に滅法弱いのである。
まあ、慣れれば普通なんですけどね?
会話に関してですが、今までの分含めて台本形式を止めました。
自分でやってて分かったんですが、やっぱ台本形式はセンス無いわ・・・