人の心の闇は知らず知らず深くなる・・・
カタカタカタカタ…………
「事後処理が多いな・・・」
「すまん、少しやりすぎた。」
今俺は溜まっている事後処理を学校を休んで進めている。
これは前回出撃した半島での武力介入の事後処理で、重要施設だけでなく、国の重要機関までも破壊してしまった為、事後処理がとんでもないことになっていたのだ。
尤も、こんなことになったのは俊介が間違って破壊してしまったことに原因があるのだが──────
「お前、今回で何件目やねん!いい加減にしろや!」
「これは擁護出来んわ、俊介・・・」
「2徹してようやく終わりが見えてきたほどやからな。」
圭吾と辰徳も目に隈が出来ている。
2人も俊介に何か言いたいことが有るようだ。
4時間後────────
「やっと終わった・・・」
ようやく事後処理を終えるかとが出来た俺達はそのまま寝てしまった。
それを見た英霊達に心配されて、ギルにしばらく仕事を休むように言われた。
翌日
3日ぶりに学校に来たと思ったら
「いい加減にしなさいよ!」
アリサの怒号が聞こえてきたので何かと思ったらアリサとなのはがケンカをしていた。
その様子を見ているとアリサとすずかが教室から出て行ったので俺は2人の方に向かった。
「珍しいな、あんなアリサを見るのは。」
「何も言ってくれないあの子にムカつくし、何よりそんなあの子の力になれない自分にムカつくの!」
涙目でそんなことを言われたので
「確かにそうだよな。
でもな、そんな君たちだからこそあの子の居場所になってあげなくちゃいけないんだ。でないとあの手の性格の持ち主はふと遠くに行ってしまうものだからね。」
「・・・アンタに真顔でそんなこと言われたら何も言えなくなっちゃうじゃない。」グスッ
「だからよ、そんな顔してないでいつものアリサに戻れよ。そうすればなのはもいつも通りでいれるんだからな」
「うっさい・・・」
「ふふっ。アリサちゃんってばゆう君の前だと素直になるよね?」
「そんなこと無いわよ」
「意地っ張り」
「ふんだ!」
いつもの2人に戻ったようで良かった。
そんな2人を見て俺は教室に戻っていった────────
放課後
鍛練の走り込みをしているとなのはとあの金髪の女の子────フェイトが戦っているのを見かけた為、影から見守っていた
「不味いな、今のなのはだとまだフェイトには勝てんぞ?」
そう思っていると突然光が出てきて
「ストップだ!ここでの戦闘は危険すぎる!」
「あの服・・・まさか!」
「時空管理局、クロノ・ハラオウンだ。詳しい事情を聞かせて貰おう。」
「フェイト!」
クロノが2人を地上に下ろさせたとき、狼────アルフが出てきた為、俺も出ることにして印を結んだ
巳・辰・卯・寅
「《火遁・龍火の術》!」
ゴウッ!!
「くっ!」
「フェイト!」
「なに!?何なのこれ!?」
「さすがにこれ以上見逃すワケにはいかないのでな、邪魔させて貰ったぞ。」
「え!?悠君!?なんでここに!?それに今のって!?」
「それについては後で話す。やれ、クロノ!」
「ハァッ!」
「!ダメ、射たないで!」
「!」
「バカ!何やってんだ!」
「フェイト、逃げるよ!」
アルフがそう言うと2人は転移して逃亡した
「逃がしたか・・・」
「しょうがありませんよ。それよりも、何故あなたがここに?」
「そうだよ!なんで悠君がここにいるの!?」
「それは後々話す。ってかクロノがここに来たってことは────」
『そういうこと。お久しぶりですね、悠飛さん。』
「やはりな。久しぶりだな、リンディ。では話しは艦でするとしよう。」
『ではクロノ、皆さんをアースラに連れてきてちょうだい。』
「はい、艦長。」
そんなこんなでアースラに呼ばれた俺達。
そして、運命が交差する─────────────────
続く
遂に動き出した管理局
そして何故悠飛はリンディとクロノと知り合いなのか、答えは次回判明する・・・。