ベルカの天帝の末裔   作:龍神悠飛

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遂に公開陳述会の日がやってきた。
この日のために悠飛達は準備をしてきたがスカリエッティ側もそれは同じであった・・・


運命の日

遂にこの時が来たか。

 

公開陳述会

この日は本局と地上の幹部が集まっていて先生方もいらしていた。

 

俺達は影でその時が来るのをじっと待っていた。

 

そしてその時は来た。

 

 

「少し待ってもらおうか。」

 

「!総大将殿、どうかなされたか?」

 

「騒がせてすまない。今日は皆に伝えなければならぬことがある。」

 

「我々はかねてより管理局を根底から揺るがしかねない事態が発生していることを掴み、行動していた。」

 

「それは一体・・・」

 

「地上本部に蔓延する不正だ!」

 

パッ

 

そうして俺達の後ろに不正の証拠写真が写し出されていく。

 

「巧妙に隠されてはいたようだがな、我々にかかれば造作もない。最高評議会による次元犯罪者の資金援助!違法研究の証拠を掴んだ部隊の抹殺!どう言うことか説明してもらおうか・・・レジアス・ゲイズ!」

 

ざわ・・・ざわ・・・

 

「てめぇが最高評議会に指示されてやってきたことは全て明白!よってここで貴様を弾劾する!」

 

「うぐぐ・・・!」

 

「また、レジアスに荷担していた職員も同様に処分を下す。」

 

「なっ、局長!?」

 

ざわざわ

 

「レジアス。貴様がこの数十年地上本部を支えてきたのもまた事実。せめてもの情けだ。潔く腹を切れ!」

 

その時

 

『やあ、ごきげんよう管理局の諸君!今日は君たちにお祭りのお知らせをするよ。』

 

「ジェイル・スカリエッティ・・・!」

 

『今観て貰っているのは機動六課襲撃の映像さ。ここで我々は聖王の器をいただいたよ。君たちには後日祭りに正式に招待するよ。フ、フハハ、フハハハハハハハハハハハハハハハ!!』

 

「野郎・・・ヴィヴィオを拐いやがったな!」

 

「そんな馬鹿な・・・あの男はまだその時ではないと・・・!」

 

「てめぇが撒いた種だ。最高評議会と貴様がどれ程愚かなことをしていたのかようやく理解出来ただろう・・・こやつを引っ立てい!」

 

「はっ!」

 

「「悠君(飛)!!」」

 

「はやて、カリム。」

 

「遂に預言が・・・」

 

「まだだ。まだ、これで終わりじゃない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、俺は今後の対策を地上本部上層部と協議したり、マスコミの応対をしたりで忙しく駆け回っていた。

 

「総大将!今後の対応については!?」

 

「現在地上と本局で対応を協議しています。今回の事件については管理局内の不祥事が原因ですので、関わったものには厳しい処罰をするつもりです。」

 

「レジアス中将についてはどのようなお考えで!?」

 

「レジアス中将につきましては反逆罪の適応も考えられますが、罪状についてはまだ確定しておりません。ですが事が事ですので極刑もあり得ます。」

 

「巷では厳しすぎる処分と出ておりますが、それについてはどうお考えですか?」

 

「今回の事件は管理局を根底から覆しかねない大きなものとなっておりますので、それ相応の処罰を以て責任を取らせる所存です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソッ!余計な仕事を増やしおって・・・!」

 

ppp

 

『悠飛さん!こっちでも聞きました。今地球からバスターズと戦線がミッドに向けて発進しています!』

 

「ナイスだ理樹!それとアレの用意も出来ているか?」

 

『一緒に積んでます。恐らくこれは全面戦争になると踏んでます。』

 

「恭介が言うといよいよだな。あとどれくらいで着きそうだ?」

 

『2日ほどかと。』

 

「良し、到着次第司令部をエターナルに移す。準備をしておけ!」

 

『了解!』

 

プツン

 

「後はあいつらか・・・一番心配だな。」

 

フッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フッ

 

「待たせたな。」

 

「お帰りなさいませ、主悠飛。申し訳ございません。留守中を守れずにこのようなことに・・・」

 

「気にするな・・・とは言わないが、取り返せばいい。」

 

「はい。」

 

 

 

 

 

 

 

「なのは。」

 

「っ、悠君。」

 

「少し休め、ひどい顔をしてるぞ。」

 

「悠君、私っ・・・ヴィヴィオを・・・!」

 

「わかってる。必ず助けるぞ、俺達の娘を。」

 

すっ

 

そう言って俺はなのはを抱き寄せて落ち着かせた。

あの日からなのはを落ち着かせるときはこうしてる。

 

 

 

 

「なのは、これから病院に行ってみんなの様子を診てくる。もう少しだけ頼めるか?」

 

「うん。」

 

「じゃあ、行ってくる。」

 

フッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖王病院

 

 

フッ

 

「失礼する。」

 

「あ、悠飛君。」

 

「大丈夫か、シャマル。」

 

「はい。ザフィーラが護ってくれたから。」

 

「・・・良くやったな、ザフィーラ。今はゆっくり休んでくれ。」

 

すっ

 

ポウ

 

「治療ですか?」

 

「ああ。俺の本来の力だ。この火は傷を癒す力が有って、短期で傷を治す。」

 

後はザフィーラの気力次第。

 

「他の皆は?」

 

「皆別々の部屋に搬送されているわ。」

 

「・・・今回の事で地球に居るバスターズと戦線メンバー、それから英霊達が今こっちに向かって来ている。補充戦力としては十分だ。」

 

「英霊達も?」

 

「ああ。」

 

本当に、困ったときには直ぐに駆けつけてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、今回の事件は戦闘機人事件の延長線上でもあると言うことで108も今後の作戦に参加すると言うことだ。他にも本局からミッドに艦隊を送るために準備をしているとの事だ。なら・・・

 

 

 

 

 

「ゲンヤ。それなら俺もカードを切るぜ。なのはとフェイト、はやてとクロノには前の会談で話していたが、戦闘機人のNo.2 ドゥーエに別天神(ことあまつかみ)をかけて二重スパイをしていた。今朝呼び出して動いてもらっている。」

 

「そいつは・・・!」

 

 

「悠飛さん、別天神って万華鏡の・・・」

 

「万華鏡写輪眼、最強幻術・・・別天神。万華鏡に宿る最強の瞳術のひとつで対象に悟られることなく幻術をかけるまさに最強幻術だ。この幻術はどんな幻術使いでも決して防ぐことが出来ない。」

 

「あらゆる幻術の頂点に立つ、万華鏡にしか出来ない幻術だ。」

 

「そして今、こっちに向かって俺が持つ固有戦力・・・天帝一家(プロヴィデンス・ファミリー)が移動してきている。

機動六課総員に告ぐ。俺のファミリーが到着次第、戦艦エターナルを司令部とし艦隊運用によるスカリエッティ逮捕に向けた作戦行動に順次移行する。動けるようになったものから順にエターナル、アークエンジェルに別れて乗船せよ。これから起こるのは、機械兵との全面戦争だ!心してかかれ!」

 

『了解!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後

 

 

 

「・・・」

 

「・・・悠君。」

 

 

「・・・ヴィヴィオはな、俺の事を父親としてみてくれていた。なぜかわかるか?」

 

「・・・それは懐かれたからじゃ?」

 

「違う、違うんだ・・・!あの子は、ヴィヴィオは!かつて初代が死別した聖王オリヴィエ・ゼーレブレヒトのクローンなんだ!だから俺から離れようとしなかった!本能なんだ!なのに俺は気付かぬフリをして、お前に任せきりだった!俺と居ると、初代と同じようになると思ったから・・・」

 

ガバッ

 

「・・・もういいよ。悠飛がそこまで思っていたことも知ってるから。君は昔から自分に関わることは全部ひとりで抱え込もうとするから。」

 

「今度は私達も一緒に背負うよ。悠君の業も、運命も。」

 

「・・・ありがとう。」

 

 

 

必ず助けてやるからな。待ってろよ、ヴィヴィオ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       続く

 

 

 




動き出す聖者の船

溢れ出る死者たち

かつて悠飛を苦しませたあの男の悪意が再び襲いかかる


次回

ゆりかごと穢土転生

死を弄ぶと録な目にあわんぞ!
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