悠飛達は謳歌出来なかった青春を取り戻すべく、日本に戻ってきた。
川神学園
あの全面戦争から1年が経過した。
俺達は今産休と育休で海鳴に戻ってきていた。
つい先日はやて達が出産して大分落ち着いてきたので各家族を呼んでの盛大なパーティーが行われていた。
「まさか6人同時に産気付くとはね、驚いたよ。」
「何かあるんでしょうね。この子達にしかわからないものが。」
「名前はどうするの?」
「はやてとの子は
「うん!皆いい名前だね。」
「隼斗と鈴菜とアリスと海飛はそれぞれ親から字を貰ったんだね。」
「最初、ヴィヴィオもおっかなびっくりだったんですけど、初等科に通いだしたのもあるのかだんだんとお姉ちゃんになってきましてね。」
「しかし、いきなり孫が出来たと思ったら皆妊娠したなんて聞いたからたまげたよ。」
「ヴィヴィオは初代様との関係で引き取る決意をしましたからね。まあ、初めてあったときから懐かれてましたからね。」
「そっちの因縁もあったのかい?なら、しっかり育てないとだね。」
「今じゃあ娘が可愛くてしょうがないですよ。」
「分かる!分かるよ、その気持ち!娘ができるとそうなるよね!」
「まあ、久しぶりにこうして集まれたんですし、我々も酒を飲める歳になりましたからね。存分に呑み交わしましょう!」
「「「賛成!」」」
「あ、そういえば仕事はどうするんだい?君は世界から引っ張りだこだろう?」
「それに関してはしばらく育休を貰えることになりましてね、昨日陛下にご報告に行きました。そろそろ・・・」
「悠飛、陛下がおみえになられたぞ。」
「おう。お通ししろ。」
『うぇ!?陛下が!?』
「皆様、どうぞそのままで。」
「私達はお祝いに参っただけですので。」
「わざわざ御越しいただき、ありがとうございます。両陛下、皇太子殿下、秋篠宮様。」
「この度はおめでとうございます。私達も7年程前に長兄が産まれました。その時には悠飛さん達には大変お世話になりましたからね。」
「いえ、秋篠宮様。我等にとっても大変おめでたいことでしたからね。何せ、最期にお仕えするかも知れない方がお産まれになられたのですから。」
「さあ、この度の主役は貴殿方なのですからどうぞお構い無くお過ごしください。これは御祝いの品です。」
「これは陛下、ありがとうございます。陛下方も我が子達をご覧になられますか?」
こうして子供達は我等の主方に祝って貰い、はやて達にも陛下方は労いの言葉をかけていただいた。
皆産後の肥立ちも良く、子供達もすくすくと育っていった。
5ヶ月後
「ホホ、邪魔するぞい。」
「悪いな、わざわざ来てもらって。」
「よいよい。うちのモモにもお主の子を見せてやろうとな。」
「お久しぶりです。悠飛さん。」
「うむ。成長したな、百代。かつての生意気なクソガキとは大違いだ。」
「その節は、申し訳ございませんでした///」
「今では良い思い出だ。そういえば、ユキはどうしてる?」
「葵冬馬と井上準と一緒ですよ。良く私達風間ファミリーと遊んでいます。」
「そうか。っと、ここだ。」
スーッ
「あ、百代。久しぶりだね。」
「お久しぶりです、フェイトさん。」
「今はフェイトだけか?」
「うん。皆元の体型に戻すんだって言って鍛練場に行ってるよ。」
「そうか。お前も行ってきて良いぞ?」
「ううん。私はこの子達を見ていたいから、皆が戻ってきてから行くね。」
「いいか、百代。この子達は次の世代に繋がっていく大切な命だ。俺やお前の様に、力を持つものがこの小さな命を守っていくんだ。お前もいつか自分の子供を産んだら分かるはずだ。」
「はい。そのためにも日々精進していきます。」
「ところでお前さん達、学校はどうするんじゃ?」
「来年から行かせて貰う。ただまあ、成績に関してはうちの嫁さん達は皆優秀でな。高校一年位なら問題ない。」
「なら、二年から編入と言う形でも良さそうじゃの。」
「二年からならちょうど大和達と同学年ですね。」
「これがパンフレットじゃぞい。しかしお主、随分丸くなったのう。」
「子供ができたからな。いつもしかめっ面じゃあ怖がられる。」
「すっかり父親しとるのう。ん?」
「お?帰ってきたか。」
トテトテトテ
「パパ、ママ、ただいま!」
「おかえり、ヴィヴィオ。手を洗ってきなさい。冷たい羊羮を用意してるよ。」
「はーい!」
「・・・なあ、お主。産まれたのは5ヶ月前と言っておらなんだか?」
「あの子は養子だ。でもとてもいい子に育っているよ。」
トテトテトテ
「どうぞ、羊羮です。」
「ホホ、どうも。」
「ヴィヴィオ、ご挨拶。」
「はい。龍神悠飛の娘、龍神ヴィヴィオです。」
「ワシは川神鉄心じゃ、よろしくの。」
「川神百代だ、よろしく。」
「よろしくお願いします!」
「いい子ですね、ヴィヴィオちゃん。」
「元が素直だからな。」
「・・・何か格闘技をしているのかの?」
「向こうのをな。今度見てやってくれないか?」
「ええ。以前お世話になりましたからね、私も少しずつお手伝いしますよ。」
「その時が来たらよろしく頼む。」
そして翌年の4月
「今日からこのクラスに編入生が来る。入れ!」
ガラッ
「今日からこのクラスに入った龍神悠飛だ。よろしく頼む。」
ざわざわ
「はい!質問です!」
「いいか?」
「構いません。」
「あなたはあの《天帝》さんですか?」
「間違いない。」
「では次!」
「龍神はやてです。」
「龍神なのはです。」
「アリサ・B・龍神です。」
「龍神すずかです。」
「アリシア・T・龍神です。」
「フェイト・T・龍神です。」
「ちょっといいっすか!?さっきから皆龍神って言ってますけど、まさか・・・」
「全員俺の嫁だ。俺達天帝一家は特例で治外法権が与えられている。故に俺達は重婚が認められている。去年に子供も産まれている。」
「私達は旦那様以外には興味ないから。それに、私達に手を出そうとしたら死ぬわよ?」
「まあ、人妻に手を出すのは人として駄目だがな。次!」
「出河圭吾や、よろしくな。」
「松尾辰徳、よろしく。」
「入間俊介、よろしゅう。」
「宮崎隆一、よろしく頼む。」
「以上だ。皆天帝の仕事で高校に行けなかったためこの学園に編入することになった。皆仲良くしてやってくれ。」
「久しぶりだな、お前ら。」
「お久しぶりです、悠飛さん。」
「久しぶりっす!10年ぶり位ですか?」
「あ!本当に居た!悠飛~!」
「おう、ユキ!久しぶりだな。元気にしてたか?」
「うん!」
「お久しぶりです、悠飛さん。」
「冬馬・・・そのハゲは誰ぞ?」
「準ですよ!」
「皆変わらないようだな。」
「ユキ、久しぶりだね。」
「うん!フェイトも久しぶりなのだ~!」
こうして10年ぶりに大和達と再会したが、まさかあんなことになろうとは・・・
続く
ようやくまじこいメンバー出せた。