「それでは、綾小路は特に報復は無しと?」
「うむ。事が事じゃからの。天帝に手を出せばどうなるか本家は重々承知しておるでの、それにあんな情けない理由では動くに動けんとの事じゃ。」
「それかラ、君達には綾小路から示談金が来ているヨ。」
「分かりました。それではお預かり致します。」
「これで私達には不干渉と言うことがよく分かったと思いますよ?」
「当主も甘やかしすぎたと言っておったわい。」
「では、我々はもう帰る。手間をかけた。」
「はぁ・・・正直ヒヤヒヤでしたよ。」
「ホントよねぇ。我が旦那様ながら肝が冷えるわよ。」
「悪いな2人とも、無茶言うてもうて。」
「別にいいですよ?それが私達の役割なんですから。」
「王様達とユーリとイリスは局でお仕事中、なのはちゃん達も今育児中なんだから、私達がしっかりフォローしなくっちゃね。」
「ほんま2人には世話になってばっかりやな。」
「で・も、あんな無茶は極力御免よ?あんな怪物相手なんてまっぴら御免だわ。」
「安心しろキリエ。俺は基本手を出されなきゃ何もせんからな。」
「確かに、今回は向こうがはやてさん含めて家族に嫌がらせをしてきたから暴れたんですもんね。」
「暴れたと言えば語弊があるけどな?」
「とはいえ、龍巣閃・咬で顔をボコボコにしたんでしょう?」
「まあな。ギリギリ気絶しないように加減したからしばらくは生地獄やったろな。」
「悠飛君怒らせて命があるだけでもマシなんだけどね。」
「あんな親の七光り、殺す価値すらない。」
「言いきるんですね・・・」
「あと、2人に頼んだのはしばらく一緒に居てあげられなかったからな・・・この後何処かで食事にするか。」
(照れてますね。)
(照れてるわね。)
そうして俺達は昼食を摂りに行った。
「それで、どうなんですか?」
「何が?」
「学校よ。」
「ま、あれからは特にだな。結局あいつらの勉強を見てやってる感じだしな。」
「でも、昔に比べて随分楽しそうな顔をしてますよ?」
「そうか?」
「やっぱり、隼斗達が生まれたから?」
「・・・どやろな?」
そして夕方
カチャカチャ
「ふう、こんなもんか。」
「お疲れ様です、悠飛さん。」
「お茶持ってきたわよ。」
「ありがとな・・・」
「これは・・・」
「もしかして新しいMSの設計図?」
「ああ、いろいろ試行錯誤しては居るけどなかなか纏まらんのや。」
「まあ、今はそこまで焦る必要はありませんよ。」
「それもそうだな。よし!今日は終わりにして、子供達を愛でるぞぅ!」
次の日
「すぅ・・・すぅ・・・」
「ありゃりゃ。悠君ってばこんな所で寝ちゃってるよ?」
「珍しいな。まあ、ゆっくり寝かしといたれ。それだけ疲れてるってことやろ?」
「だね。だけど、ブランケットはかけないとね。」
「この感じは昼まで起きへんやろ。幸い今日は大して重要な仕事も無いから休ませようや。」
昼
「ん・・・んあ?何でここで寝てんだっけ?って今度はアリスか・・・」
目を覚ますと上にアリスが乗って寝ていた。
「しょうがないな・・・」
「んみゅ。ぱぱ?」
「そのまま寝てていいよ。」
「言い訳無いわよ。ほらこっち来なさいアリス。」
「やぁ~。」
「・・・やっぱり普段あなたが傍に居ないから甘えたいのかしら?」
「しょうがないな。今日はアリス背負って行ってくるよ。」
「ごめんね、疲れてるのに任せちゃって。」
「それじゃあアリサも行くか。」
「良いの?」
「別に構いやしねぇよ。あいつらの勉強を見てやるだけだから。」
そして
「ーーーーつまりここで長篠の合戦が起きて信長が伝来した鉄砲を使って行った戦法を三段撃ちだな。ここら辺はお前らも知ってるだろ。」
「・・・あの~、つかぬことをお聞きします。」
「どうした?委員長。」
「ずっと気になってたんですが、その背中の子は?」
「この子はアリス。俺とアリシアの子供でぐずってしまってな、やむ無く連れてきたんだ。許せ。」
「悠飛さん、ハーレムも大変なんですね。」
「子供の世話はな。まあ、我が子が可愛いのは否定できん。」
「悠飛殿は将来親バカになりそうですね。」
「おめえの親父がそれだってこと忘れるなよ?クリス。」
こうしてF組の歴史の補習をしていった。
この後、俺の歴史講座が評判で各学年から人気が出て講習をすることになる。そしてそのときに子供連れで来てるので子連れ講師と呼ばれることになったが特に気にすることはなかった。
続く
日常回でした。
結構難産でした。