ベルカの天帝の末裔   作:龍神悠飛

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遂に動き出した悠飛

そして彼の実力の一端が見えることとなる


悠飛の実力

クロノ達との再会、そしてなのは達に正体を明かしてから数日が経った。

 

今彼はある調べものをするために屋敷の書庫に居た。

 

カタカタカタカタ…………

 

(ふむ・・・フェイト・テスタロッサについて気になったことがあったが、ここまでとはな・・・)

 

そう、俺の調べものとはテスタロッサについてのことでここから導かれたものはかの"プレシア・テスタロッサ〟であり、その娘は数年前に亡くなっていると出ていたからなのだ。

そして特筆すべき点は、彼女の娘・・・"アリシア・テスタロッサ〟と"フェイト・テスタロッサ〟が瓜二つだったことだ。

ここから導かれる答えは一つしかない。

 

 

 

────────クローニング技術

 

(まさか禁忌にまで手を出す程にか・・・愛情の喪失とはかくも残酷なものよな。)

 

会社の独断によって引き起こされた事故とは言え、ここまで堕ちるとは皆思わなかったろうな。

 

「尤も、俺も人の事を言えんがな・・・」

 

俺も奴も同じ穴の狢だ。もしあやつが一族の者であったなら、万華鏡の開眼でもっと深い闇に堕ちていただろう。

 

粗方調べ終わったとき、リンディから緊急通信が飛んできた。

 

「緊急通信?

俺だ。一体何があった?」

 

『なのはさんとユーノ君が我々の命令を無視して現場に行ってしまいました!申し訳ありませんが援護をお願いします!』

 

「ッ!何だと!今のレベルで複数の暴走体を相手取るのは不可能だぞ!?

致し方無い、出るぞ!」

 

『お願いします!』

 

「あのバカ共め!後で説教だ!」

 

そんなことを言いつつも俺は縮地で現場に急行した。

 

ドドドドドドドドド!!!!!!

 

走り続けること5分後、現場に到着した。

 

「こんのバカ共があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

「「「!!!」」」ビクゥッ!!

 

「なのは!ユーノ!お前ら後で説教だ!!それからフェイト!!お前も一人で処理しきれねぇ数相手してんじゃねぇぞ!!」

 

「「「ヒィッ!!」」」

 

「しゃあねぇから相手してやるよ・・・本気でな・・・」

ゴオォォォォォ!!!!!!

 

そう言った俺は全身から封じていた魔力を解放する。周りが一気に俺の魔力光である青紫色に支配されていき、そして俺の目にも変化が表れた。

 

「この眼になるのは久しぶりだな・・・」

 

写輪眼──────

俺達一族の一部にだけ開眼できる特殊な瞳術を宿す特殊な眼である。俺はさらに上のほんの一握りしか開眼した者がいない上位形態に変化させる。

 

「万華鏡写輪眼──────

須佐能乎!!」

 

俺は須佐能乎を発動させて、戦闘モードに入った。

 

「あれを封印するには魔力ダメージで停止させねばならん。加減はせんぞ!」

 

そして俺は印を結び始めた

 

丑 申 卯 亥 酉 丑 午 酉 子 寅 戌 寅 巳 丑 未 巳 

 

亥 未 子 壬 申 酉 辰 酉 丑 午 未 寅 巳 子 申 卯 

 

亥 辰 未 子 丑 申 酉 壬 子 亥 酉!!

 

ザッバァ!!!!!!!

 

「《水遁・水龍弾の術》!!」

 

印を結んでから結び終わるまで僅か2秒で俺は水龍弾を発動させた。

 

ゴォオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!

 

そして水龍弾はあくまで下準備である。俺はそのままもう一つの術の印を結んだ。

 

丑   卯   申!!!

 

バチチチチチチチチチチッ!!!!!!!!!!

 

水遁と雷遁を掛け合わせることで攻撃力をさらに強化したこの戦法は人前では初めて出す。

 

「《千鳥》!!」

 

 

俺は左手で千鳥を出し、水龍弾に合わせる。

 

「《水雷龍弾の術》!!!」

 

ドドドドドドドドド!!!!!!

 

「凄い、複数の魔力変換が出きるなんて・・・信じられない・・・」

 

「お前ら!ボサッとしてねぇで封印の準備しろ!!」

 

「・・・はっ!うん!」

 

そうしてようやく暴走体を封印することが出来た直後──────

 

ズガァァァァァァァァァァァン!!!!!

 

「グッ──────────!!!!!」

 

突然次元跳躍攻撃を受けて身動きが取れなくなった隙にフェイト達が逃げていった。

 

「クソ!捕縛出来なかったか!」

 

『構いません。おそらく近い内にまた機会がありましょう。』

 

「深追いする必要はなしか」

 

『ええ、とにかく全員無事で良かったです。』

 

「ま、この後説教が残っているがな・・・」ギロッ!

 

「「ひぃっ!」」

 

「とりあえず、先ずはアースラに戻ってからだ。」

 

 

 

一抹の不安を残しながらも、俺達はアースラに戻ることにした。

もちろん、なのはとユーノはリンディと俺からこってり絞られるのだったが、これは別の話だ────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                           続く




遂に力の一端を解放した悠飛により封印をすることが出来たが、直後にプレシアによる次元跳躍攻撃を受けたことによりフェイト達を逃がしたなのは達。お説教から解放されたなのはは久しぶりの日常に安堵する。

次回
束の間の休息
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