再会と驚愕の真実
アインスと共にフロニャルドに来てから3日が経過した
その間に俺達は魔物の気配がないか探りながら旅を続けていた
「すまん、まさかこうなるとは・・・」
「お気になさらず。主は気配を探ることに専念してください。」
未だに気配は見つかっていない
150年前はこうはならなかったのだが・・・鈍ったか?
「しかし、主の感知にかからないとなると何処かに封印されているか、討伐された可能性がありますね。」
「前者はあり得るが、後者はないな。でなきゃ
アレとは、俺が100年程前に造った聖剣だ
アレはフロニャルドに何かあったときの為に知らせる意味で造ったものだか・・・
そんなことを思っていると、懐かしい気配を拾った
「ん?この気配は・・・」
「おや、誰かと思ったら悠飛でござったか。」
「お久しぶりでございます、悠飛様!」
「ヒナ!ユキ!久しぶりだな。」
「ちょ、その名で呼ぶなと言っただろうに!」
「バカ言うな。俺にとっちゃあお前はいつまでたってもヒナだ。」
「あの、主。この方々は?」
「ごめん、アインス。こいつは俺の100年前のパーティーメンバーの・・・」
「ブリオッシュ・ダルキアンでござる。こちらは拙者の仲間のユキカゼでござる。」
「ユキカゼ・パネトーネでございます。」
「龍神リインフォース・アインスだ。よろしく。」
「ん?龍神と言えば・・・」
「俺の家族だよ。」
「10年程前は違う者を連れていたが・・・?」
「あの時はユーリが居たな。ちなみに、向こうでは夫婦の関係だ。」
「お主、結婚していたでござるか!?」
「5年前にな。ちなみにアインスは第九婦人な?」
「!?お主、一体何人と結婚したでござるか!?」
「え~っと・・・13人だな。」
「そして主には養女が1人と実子が6人の7人の子供達が居る。」
「お主が父親か・・・」
「色々あってな。」
「今では立派な子煩悩になりましたね。」
「当たり前だ。我が子が可愛いのは世の常だ。」
「すっかり父親やってるでござるなぁ。」
「何だかんだで子供達も4歳だからな。父親が駄目な姿さらしちゃカッコ悪いだろ?」
そんなこんな話ながら焚火に当たっていると隠密の一匹が駆け寄ってきた
「何があった?」
手紙を読んでいるヒナに聞くと
「どうやら戦が始まっているらしい。」
「成程、その手助けか。」
「相変わらず話が速いな。」
「なら行くか。こちとら仕事で来てるのに一向に反応がねぇから退屈してたところだ。」
「主、無理は禁物ですよ?」
「安心しろ。本気は出さん。」
そして俺達は移動を開始した
そしてそれをきっかけに地球人の勇者と知り合うことになる
続く
今回は短めです
次回は悠飛と勇者シンクの対面となります