ベルカの天帝の末裔   作:龍神悠飛

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お待たせいたしました。
祖父を看取ってから百箇日が終わるまでバタバタし、さらに仕事でも精神が安定せず執筆ができませんでした。
これからは書ける頻度は精神に応じて変えていこうと思います。
間隔が短い時は安定してる時だと把握していただければ幸いです。


Day Game

あの岩沢が消えかけた日からしばらくが経った

 

 

 

あれからもガルデモメンバーのカウンセリングを続けながらも自分の武装の手入れをして招集を待っていた。

 

そんな折、岩沢が

 

「ちょっと気になるやつが居るからバンドメンバーに加えたい」

 

と言い出したので幹部で集まって素養をみてたのだが・・・・・

 

 

「ユイって言います⭐︎」

 

「・・・誰こいつ?」

 

「お前、聞いてなかったのか?」

 

「岩沢がこいつをスカウトしたいって言い出したから連れてきたんだが・・・」

 

早速一抹の不安が・・・

 

「とにかく聴いてください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、歌唱力は悪くない・・・

 

悪くないのだが・・・

 

 

バゴッ

 

ぶらん・・・・

 

蹴り上げたマイクスタンドが天井に突き刺さり、コードが首に巻きついて窒息していた・・・

 

 

「何かのパフォーマンスですか」

 

「デスメタルだったのか」

 

「Crazy Baby」

 

「ちがっ・・・」

 

「いや、事故のようだぞ?」

 

「こんな狭い所でマイクスタンドを蹴り上げるからそうなるんだろうが」

 

スボッ

 

バタン

 

「とんでもないお転婆娘ね。クールビューティーだった岩沢さんとは正反対」

 

「マジで大丈夫なんか?岩沢の頼みだから連れてきたけど、不安しかあらへんで・・・」

 

「ああ、あまりの不安に龍神くんの喋り方が関西弁になっちゃってるよ・・・」

 

「とりあえず岩沢たちに丸投げしかあらへんな・・・アイツらも心配やけど唄ってたら少しは気分も落ち着くやろ」

 

「はぁ、バンドがこんなんじゃ球技大会で大々的な作戦は行えないわね」

 

「球技大会?そんなものがあるのか」

 

「そりゃああるわよ。普通の学校なんだから」

 

「だが普通に参加なんて、お前の性格上やらんだろ?」

 

「勿論ゲリラ参加よ。いい?貴方達。それぞれメンバーを集めてチームを作りなさい。一般生徒より劣る成績を収めたチームには・・・死より恐ろしい罰ゲームよ?

あっ、勿論龍神君は対象外ね?貴方、普通に自分で死んでしまうもの。なんの臆面もなくね。今ならその場で切腹しかねないもの」

 

「まぁ、初対面の時のアレを見せてる訳だしなぁ」

 

「むしろ貴方には自分の命を大事にして欲しいもの。ガルデモメンバーと一緒に見学するもよし、ギルドに籠って刀を打つもよし、好きにして頂戴」

 

「わかった。好きにさせてもらおう」

 

「他のメンバーはさっきのこと、肝に銘じて行動しなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

 

 

 

 

 

 

「んで、なんで俺はガルデモメンバーのチームに参加することになってんだ?」

 

「悪いねぇ。たまにはこうやって体動かしたいじゃん」

 

「お前らなぁ・・・そうでなくてもあれからまだ本調子になれてねぇんだろ?だったら無理せずに・・・」

 

「音楽室に篭りっぱなしの方が気が滅入るよ」

 

「そんなもんかねぇ?」

 

「ほら、そんなことよりアンタの打順だよ?」

 

「わかったから押すなよひさ子・・・」

 

そうして俺は即興で錬成した木製バットを持った

 

「あれ?龍神さん金属バットは使わないんですか?」

 

「俺が金属バット使ったら普通に場外行くぞ?それに、木製でも真芯で捉えたらしっかり飛ぶ。まぁ見てろ」

 

ザッ

 

(さぁて、どこに飛ばしてやろうかな?)

 

ビュンッ

 

「フン!」

 

カァン!!!!!!!!!!!!!

 

乾いた音が響き渡る

 

「あっ、ヤベェ・・・飛ばし過ぎた」

 

「ちょ、校長室の方に飛んでったよ!?」

 

ガシャン

 

 

『ちょっとぉ!?私の所にボールが飛んできたんだけど!?』

 

「悪りぃ、それ俺が打ったボールだわ」

 

『どんだけ飛ばしてんのよ!?しかも貴方木製バットだったでしょう!?』

 

「俺も予想外なことで戸惑ってる・・・もしかして俺の錬成した木製バットが原因か?」

 

「さすがに飛ばし過ぎだよアンタ・・・」

 

そんなこんながありつつも球技大会は終わったが・・・

 

 

 

「龍神君、貴方はこの世界で野球はしない方がいいわね」

 

「そうしよう・・・おそらくこの世界では加減ができんようだ・・・」

 

なんとも締まらない1日の終わりになってしまった

 

 

 

 

 

                                                      続く

 




前書きでも言いましたが書ける状態の時に書いていきます。

次回

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